陸上部新入生特集 Vol.1

[陸上競技部]2014年度陸上部新入生特集(2014年04月29日 11時22分)

 昨年度は「原点と結束」をテーマに活動してきた陸上部。この春、強力な新入生が駒大の門を叩いた。新たなフィールドに立った12人の新入生に、駒澤大学陸上競技部に入部したいきさつや、駅伝に対する思いなどを伺った。

4回に渡ってお届けする『陸上部新入生特集』。第1回目は、板橋賢吾選手、小黒誠那選手、川戸拓海選手をご紹介します。なお、今回は事前に選手の皆さんに答えていただいたアンケート(「質問」―回答 形式の部分)を基に、インタビューしています。(本取材は3月中旬に行いました。)



『1日1日の練習、生活を大切にしたい』
    ―板橋賢吾選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―強いイメージがあり、自分も強い選手になりたいから
「目標とする人は?」―村山選手(経4)、中谷選手(経2)
「大学での意気込みは?」―日々挑戦する気持ちを持っていきたい

―駒大に入ろうと思ったきっかけを教えてください
板橋賢吾(以下、板橋) 自分がまだどこの大学に行くか迷っていた時、駒大の三大駅伝での走りを見て強いなというイメージを持ちました。全部の大学駅伝で上位に入賞しているので、自分も強い選手になりたいと思い選びました。
―チームの印象はどうですか?
板橋 本入寮前に仮入寮として2週間ほどこちらに来させていただいた時に新入生が自分一人でとても不安だったのですが、先輩方が優しく仕事や強くなるための秘訣を教えてくれました。人に教えることが出来るのは自分がしっかりできているということなので、模範になる先輩方が多いチームだと感じました。
―監督の印象はいかがですか?
板橋 練習メニューの立て方などさすが常勝・駒澤大学と呼ばれるところの監督だなと思いますし、厳しいところもあるかもしれませんがそういうところに身を置くことで自分自身が強くなれると思いました。
―目標にしている人はいますか?
板橋 村山さんと中谷さんです。村山さんは1年生から三大駅伝に出ていて、同じ東北地方出身としても憧れです。中谷さんに関しても1年生から三大駅伝をすべて走っていて、練習でも内容や意識の高さなど見習うところがたくさんあるからです。
―ライバルはいますか?
板橋 自分は駒大の中でも弱い選手なので、1年生や駒大の先輩方と切磋琢磨していけたらと思います。
―いつから「大器晩成」が座右の銘なのですか?
板橋 高校の時からです。長距離は日々の積み重ねが大事だと思います。1日1日の積み重ねを大切にし、いつか大きな存在になりたいです。
―現在の目標はなんですか?
板橋 身体作りが必要だと思うので日々の練習や生活を大切にしたいですし、練習でも身を引くことなく挑戦していきたいです。挑戦する気持ちは試合にもつながってくると思います。
―大学での意気込みを教えてください
板橋 駒大の陸上競技部に入れたことに対して誇りとプライドを持ち、走りで貢献したいですし、三大駅伝を全部走れるような選手になりたいです。

◆板橋賢吾(いたばし・けんご)
経済学部市場戦略学科1年
花輪高(秋田)を経て入学
5000mベスト 14:41:90
座右の銘「大器晩成」



『強い大学で自分も強くなりたい』
    ―小黒誠那選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―常に大学駅伝で上位の成績を残していたから
「目標とする人は?」―島村清孝さん(02年度卒、現・東京陸協)
「大学での意気込みは?」―三大駅伝出場

―駒大に入ったきっかけは何ですか?
小黒誠那(以下、小黒)  小学生で初めて箱根をテレビで見た時に駒澤大学が優勝していて、自分もやるならこういう強いところでやりたいと思いました。
―チームの印象はどうですか?
小黒 競技面だけではなく、どの選手も生活面からしっかりしていて、そういうところが競技にも反映されているのだと思いました。練習が多いのはもちろん、個々の選手の意識が常に高いと感じています。
―目標としている人は誰ですか?
小黒 自分と同じ高校出身で駒大のOBの島村清孝さん。4年生の箱根で9区区間賞をとっていて、自分もそうなりたい、と思ったからです。
―ライバルはいますか?
小黒 今年埼玉栄高から國學院大に入った内田健太選手。高校時代常に成績が同じぐらいで、駅伝になると毎回ボロボロに負けていたので、大学では勝ちたいです。
―なぜ座右の銘が「為さねば成らぬ何事も」なのですか?
小黒 何かやらなければ何事も起こらない。その言葉は競技にも同じことが言えると思いました。
―アピールポイントはどこですか?
小黒 ラストスパートがアピールポイントです。
―大学での意気込みを教えてください
小黒 この一年は監督に使ってもらえるような選手になることが目標です。

◆小黒誠那(おぐろ・せな)
法学部法律学科1年
花咲徳栄高(埼玉)を経て入学
5000mベスト 14:22:12
座右の銘「為さねば成らぬ何事も」



『箱根駅伝優勝に貢献したい』
    ―川戸拓海選手

「駒澤大学を選んだきっかけは?」―大八木監督にお話をもらい、縁を感じたから
「目標とする人は?」―西山選手(経2)、坂本龍馬
「大学での意気込みは?」―箱根駅伝優勝に貢献したい

―駒大に入ろうと思ったきっかけを詳しく教えてください
川戸拓海(以下、川戸) 大八木監督が自分の学校に何度か足を運んでくださり、駒澤に来ないか、と声をかけてもらいました。駒澤なら厳しい環境の中で自分が成長できると思い、両親ともじっくり話し合いました。声をかけていただいたのも何かの縁だと感じ、決めました。
―チームの印象はどうですか?
川戸 伊賀白鳳に似ていると。
―特にどのような点が似ていると感じますか?
川戸 練習の構成や常に駅伝のことを考えているところですね。トラックのタイムが駅伝でも生きてくると大八木監督からうかがったのでそういう点も似ていると思いました。
―監督の印象はいかがですか?
川戸 内に厳しさを秘めている人だなと思いました。
―目標にしている人で西山選手を挙げた理由は?
川戸 西山さんは自分と同じ出身校でずっと近くで見てきたのですが、自分の事より常にチームのことを考えていてそのストイックなところを尊敬しています。
―ライバルだと思う選手はいますか?
川戸 1年生全員です。1年生の中でタイムが一番早い高本を追い越さなくてはならない存在だとは思いますが、常に隣にいるやつを追い抜かしていきたいという気持ちでいたいからです。
―なぜ座右の銘が「面白きこともなき世を面白く」なのですか?
川戸 幕末の偉人が好きでその中の高杉晋作の辞世の句です。どんな状況下でもプラス思考のことを見つけ、自分が楽しいと思える方向に持っていこうと思いました。
―高校と大学の練習の違いはありますか?
川戸 高校では朝練がなかったのでそこが大きな違いです。あとは圧倒的に距離が増えてロード練習が多くなりました。
―箱根で走りたい区間はありますか?
川戸 6区の下りに挑戦したいです。
―大学での意気込みを教えてください
川戸 箱根駅伝に選手として、またはどんな状況でも貢献できる人間になりたいと思います。

◆川戸拓海(かわと・たくみ)
文学部国文学科1年
伊賀白鳳高(三重)を経て入学
5000mベスト 14:17:85
座右の銘「面白きこともなき世を面白く」

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