• 今永はエースの意地で1点差を守り切った=神宮球場で(高橋成美撮影)

  • 初回の好機で適時打を放った江越

「0」続く!今永3試合連続完封勝利

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対青学大1回戦(2014年04月15日 18時49分)

 東都大学野球春季1部リーグ対青学大1回戦が4月15日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

青学大 000 000 000 0
駒 大 100 000 00× 1

      打安点
(5)砂 川 300
(4)前 田 310
(6)下 川 300
(8)江 越 311
(7)齋 藤 310
DH米 満 200
(2)木 下 200
(3)巻 木 310
(9)伊藤修 300

     打安責
○今 永 3250

 1回の表、砂川哲平(法4)が四球で出塁すると2死三塁、江越大賀(法4)が中前適時打を放ち1点を先制する。その後打線は好投する相手投手の前に打線が繋がらず、4回から無安打。得点圏まで走者を進められず苦しい試合を強いられたが、先発した今永昇太(経3)は10奪三振の散発5安打に抑え、1点を守る形で3試合連続完封勝利した。

◆西村亮監督
「また勝った気がしない試合。今永が少ないリードを守ってくれた、ただそれだけ。(今永は)拓大戦よりかは安定感が増していた。球が上がっていたが、修正できた。3戦目にもつれ込んだら今永にも疲れが出てくると思うので、力だけでは相手打線を押し切れなくなる。(バッティングは)1回から9回まで、すべて同じ形で打ち取られている。バッティングカウントになったら強く振っているだけ。バッターの頭が弱い。とにかく打線を工夫しなければ、これからも苦しい試合となる」

◆今永昇太
「(完封勝利を振り返って)自分でもできすぎかなと。1点しか取れなくても0で抑えないと勝てないので。その点では責任感がついてきたのかなと。(今日の組み立てについて)3回ぐらいから変化球を交えて、先週よりは大人のピッチングができたかなと思う。(先週からの修正点)まっすぐが高めにいく無駄な球があったので今日は減らそうとした。今日は相手もまっすぐにタイミングが合っていなかったし、普通に腕を振って投げれば打たれないだろうという自信があったので力まずに勝負できたと思う。(初回のピンチは)スライダーで追い込んで、そのあとしっかり腕を振って投げれば外野の頭は越えないだろうと思っていたので自信を持って真ん中高めに投げ込んだ。(マウンドから冷静に見れているか)絶好調というわけでもなかったが、ポイントを抑えて周りがそう思わない投球ができているので、そういう部分は自信にして他の反省点を修正していきたい。(連続完封については)そういう記録は破られるためにあるし、逆に取られたほうが気楽になるかもしれない。逆に楽しみながら投げればいいと思う。(打線が繋がらなかったが)僕がしっかり力を出せれば野手が打てなくても勝てる。去年の秋とは違うということを見せられている。そういった意味で成長できているのかなと感じる」

◆江越大賀
「(先制打は)球種はツーシーム。満足してないが、あまり調子のよくない中で1本打てたことは自信につながる。(チームとしては)バッティングとしてはチームでの意識共有が足りないのでより徹底したい。(前日は)普段していないが昨日は振りこんだ。岡野投手が先発だと予想していたので、ゾーンを上げて徹底して打って行こうと話した。(青学は)岡野投手は難しかった。(明日は)明日も青学は今日と同じような感じだと思うので、どんどん甘い球を打ってピッチャーの負担を楽にしたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

次戦、青学大2回戦は4月16日、10:00より神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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