• 敗戦するも奮闘した原田=日本武道館で(庭野圭一郎撮影)

  • 鳴島は反則負けで実力を発揮できなかった(池田初撮影)

奮闘するも、無念のベスト32止まり

[空手道部]第57回全日本学生空手道選手権大会並びに東西対抗戦(2013年06月30日 18時46分)

 第57回全日本学生空手道選手権大会並びに東西対抗戦が6月30日(日)、日本武道館で行われた。結果は以下の通り。

【個人戦】
<男子個人組手 ベスト32>
原田 龍(営4)

【東西対抗戦】
東軍○8―7●西軍

 昨年は2人がベスト32だった男子組手。原田は2回戦を危なげなくストレート勝ちで突破する。だが3回戦、序盤から相手にポイントをリードされ、中盤2ポイントを返すが結局追いつく事ができず敗退。昨年の結果を超えることができなかった。
 また、東西対抗戦は接戦を制し東軍が優勝した。

◆杉山俊輔監督
「(今日は)結果がこれなので。基礎から、一から作り直す感じで。(最近調子が良くないが)ひとつひとつ基本的なことから。私生活のことからきちんとやっていく。まだまだ取りこぼしが多いので部全体で意識を共有させていく。(前回からの課題は)出た選手は力を出したと思う。稽古しかない。稽古の中身の質を上げていく。(全日本は)序盤から強い相手だったりもするが、自信もって臨めるかどうか。勝つ奴は勝つし、負ける奴は負ける。(夏場は)体も気持ちもまとめてつくれるいい期間。しっかり鍛えていく。(次に向けて)これからですね。やり方はどうにでもなる。これからどうやっていくか」

◆原田 龍
「(今日は)良くはなかった。試合を重ねていくごとに調子を取り戻していく感じ。高校時代に負けたことのない相手だった。自分の形を早めに出したかった。(今後の課題は)自分の組手を見直し、もう一度作り直したい」

◆鳴島由貴(経2)
「(今日は)調子は良くなかった。(全日本という舞台は)昨年出られなくて、今回が初出場だったので緊張した。動きが悪かった。(結果は)実力差もあったが、上段から中段への切り替えるような冷静さがなかった。冷静な判断力を身につけたい。(今後に向けて)次の大会に向けてしっかり調整したい」

◆橋口龍三(法2)
「(今回は)前半、なかなか前に出れず相手の動きを見すぎてしまい、自分の空手をできなかった。攻める姿勢が足りなかったのが今回の敗因。(2試合目は)相手が積極的に技を仕掛けてきたので、自分の中では出はなを狙っていった。これまで監督には、技の繋ぎが浅いことを指摘されていたので、そこにも注意を払った。(今のチームに足りないのは)技術的なものではなく精神的なもの。気持ちを高く持つことが大切だと思う。(次に向けて)何とかレギュラーに入って、団体戦優勝を目指したい」

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