• 初出場で初勝利を挙げた内山=代々木第二体育館で(松本紗季撮影)

  • 中村祥は最終番手として3戦連続チームを勝利に導く

初出場・内山の活躍光り逆転勝ち

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・筑波大戦(2013年05月13日 23時15分)

 春季関東学生リーグ1部・筑波大戦が5月13日、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大4―3筑波大
●大場崇志(経3)0―3谷村○
●加藤悠二(商4)1―3斎藤○
●鈴木大地(営3)1―3平野○
○加藤、佐藤究(経4)組3―1塩入、斎藤組●
○内山健吾(現2)3―2塩入●
○佐藤3―0谷本●
○中村祥吾(法3)3―2鳥井●

 大会4日目は前回から1週間空いて行われた。序盤は本領を発揮できず3番手まで敗れ、後がない状態に。それでもダブルスは落ち着いたプレーを見せ勝利をもぎ取る。5番手はリーグ戦初出場の内山。あと一歩のところで2セットを先取されるが3セット目は持ち直し、その後もドライブなどで攻めていき勝利。続く佐藤はフォアハンドで相手を圧倒しストレート勝ちを収め、3―3に追いつく。最終番手・中村祥は4セット目に8連続ポイントを奪いこのセットを取ると、勢いに乗り最終セットも両ハンドで押し切り接戦を制した。

◆長崎隆志監督
「(今日は)内山と(中村)祥吾に尽きる。(内山は)0ー2スタートで苦しい展開だったけど3セット目から巻き返せた。内山の勝利が勝ちにつながった。力のある選手。(祥吾は)よく気持ちを切らさず台に入れた。台に入れるのが上手くてチームでNo.1。緊張しても入れられるし、大きく崩れることがない選手。(筑波大は)くせ者だね。1人1人個性がある。(明日は)順位は気にしないで5勝する。4勝と5勝は大きく違う。全員卓球でやってほしい」

◆佐藤 究主将
「(試合が1週間空いたが)先週の試合でみんなホッとした部分があり調整が難しかったが最終的にはちゃんとできた。(ダブルスは)(斎藤は)高校で実績をあげていたから警戒していた。(内山は)初出場で1ー3で負けている状態で回ってきたので緊張したと思う。0ー2からの逆転勝ちは内山、チームのとっていい収穫になった。(明日は)苦しい試合になると思うけど最後なので勝って終わりたい」

◆中村祥吾
「(最終番手だったが)まわってくると思っていた。守りに入ってしまい相手に攻められたけど応援してくれる人たちのおかげで頑張れた。(4セット目の最後に8連続ポイントを取ったのは)3セット目取られて攻められていたこともあったので開き直ってやった。(明日は)勝てたら3位なので気を引き締めて、挑戦者という気持ちで挑みたい」

◆内山健吾
「(初出場は)緊張した。(初出場と言われた時は)自分でいいのかと思った。去年は試合に出れず見てきたので、自分が試合に出た時のことを考えて準備してきた。(3ー1で順番がきて)自分は初出場だけど相手は今まで試合に出ていたので、失うものは何もないと気持ちで挑んだ。 (4セット目からは)相手は3セット目を取られて動揺していたから、そのまま勢いにのった。(勝った瞬間は)無でしたね。(明日は)明日は明日なので気持ちを切り替えて頑張る」

 なお、次戦は5月14日、日大戦が代々木第二体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線原宿駅下車徒歩5分
・東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅下車徒歩5分

発行冊子最新号一覧背景(左)

卓球部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)