流れ切らさず、秋リーグ覇者に勝利！

[卓球部]春季関東学生リーグ１部・早大戦、日体大戦(2013年05月05日 01時28分)

　春季関東学生リーグ１部・早大戦、日体大戦が５月４日、大田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒　大４―２早　大
●大場崇志(経３)１―３大島○
○加藤悠二(商４)３―２高田●
○鈴木大地(営３)３―１板倉●
○加藤、佐藤　究(経４)組３―２大島、山本勝組●
●根本一城(市３)０―３山本勝○
○中村祥吾(法３)３―１藤原●

☆駒　大４―２日体大
●鈴木１―３斎藤○
○加藤３―２定松●
○大場３―１田中●
○加藤、佐藤３―１田中、大西●
●染谷凌平(経１)０―３竹前○
○中村祥３―０大西●

　１試合目の早大戦は、１番手・大場がエース相手に攻めていくも敗戦。だが続く加藤がラリーをものに、３番手・鈴木は鋭いドライブで相手を圧倒し連勝する。ダブルスは２セットを先取したが、その後２セットを落とし最終セットへ。白熱した一進一退のラリー戦を展開し勝利を収める。続く根本は敗れたが、６番手・中村祥が両ハンドを活かした積極的な攻撃で、粘る相手を振り切って勝利。昨秋リーグ優勝校を相手に白星を飾った。２試合目の日体大戦は、鈴木が相手に押され敗れるが、加藤が接戦を制すと、大場、ダブルスも勝利。新入生・染谷は敗れるが、続く中村祥が快勝し早大戦に続き勝負を決め、チームは３勝を手にした。

◆長崎隆志監督
「(早大戦は)大場は負けたけど期待通りの働きをしてくれた。(鈴木)大地は日頃の成果が出た。(ダブルスは)よく頑張った。みんなの声援を受けて、駒澤の良さが出た試合だった。(中村祥は)よかった。祥吾の粘りや両ハンドのボールがよく出た。 (日体大戦は)早稲田に勝ったけど、浮かれてたら足元を救われるということは意識してた。(３勝したが)優勝だと他力本願になってしまうからそこは気にせず、２つ勝って自力で３位をもぎ取る。(次戦は)休んだ上で気持ちを入れ直してほしい。(試合は)受け身ではなく向かっていければ」

◆佐藤　究主将
「(早大戦・ダブルスは)相手は個人戦で実績を残して実力があるので、秋は勝ってるけどこっちが向かっていく気持ちで全力を出し切ろうと。(最後は)思い切って無心で振ったら入った。 (早大に勝利は)自分が大学に入ってから勝ったことがなかったのでうれしい。(日体大戦は)向かってくる感じがして勢いが怖かった。(上位が見えてきたが)中大に負けて優勝争いからは抜けたと思ったけど、今日２試合勝ってまだ２位の可能性もあるので、勝つとこはしっかりと勝ちたい。 (次戦は)１人１人が勝つというつもりでいれば、今日みたいに結果もついてくると思う」

◆加藤悠二
「(早大戦は)大場が流れをしっかり作ってくれて、いい勢いができた。本当はもっと流れに乗れたけど、上手く乗り切れなかった。(ダブルスは)やっぱりダブルスは重要なので、しっかり作戦を練れたのがよかった。(２―２にされたときは)相手がボールに対応してきて、それに対応しきれなかったのと勝ちを意識してしまった。最後は振り切っていった。 (日体大戦は)早稲田に勝って一安心してしまった。相手も思いきりやってきたので、流れを持っていかれそうだった。(次戦まで)疲れをとったり、休みと練習をしっかり区別していこうと思います」

◆中村祥吾
「(今日は)思い切ってプレーをすることを前提にミスをしてもいいと思ってやった。(早大戦は)戦った選手には勝ったことはあるけれど、リーグ戦でやるのはまた違う。早稲田は去年優勝しているので挑戦者の気持ちで臨んだ。後ろに(佐藤)究さんがいたから緊張せず、冷静になれた。自分が勝ったことで試合を決めることができてよかった。(日体大戦は)前の試合と同じような場面で回ってきたので前の試合を忘れないようにして臨んだ。(次戦は)この３日間の試合を忘れないようにしたい。積極的に両ハンドを振っていく練習したい」

◆染谷凌平
「(初出場は)緊張したけど、先輩たちがのびのびやれと言ってくれたので悔いなくできた。(リーグ戦は)たくさんの人が応援してくれたので頑張れた。(日体大戦は)単純に打つだけじゃなくて、自分は球に威力がないの でコースをしっかりついて緩急をつけないとだめだと思った。(課題は)勝てなかったこと。次はいい試合をして勢いをつけられるようにしたい。(次戦まで)いつでも出してもらえるように準備をしたい。(次戦は)一丸となって勝って、次は自分も絶対勝ちたいです」

　なお、次戦は５月13日、筑波大戦が11：00から代々木第二体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・ＪＲ山手線 原宿駅下車 徒歩５分
・東京メトロ千代田線・副都心線 明治神 宮前駅下車 徒歩５分