• 逆転勝利にガッツポーズで喜ぶ大場=大田区総合体育館で(松本紗季撮影)

  • 5番手で出場した佐藤は、ストレート勝ちで流れをさらに引き寄せた

熱戦繰り広げ、上位校倒し初白星!

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・専大戦、明大戦(2013年05月03日 23時37分)

 春季関東学生リーグ1部・専大戦、明大戦が5月3日、大田区総合体育館で行われた。結果は以下の通り。

☆駒 大4―2専 大
●鈴木大地(営3)1―3王○
○加藤悠二(商4)3―1松浦●
●英 稔史(経1)1―3飯野○
○加藤、佐藤 究(経4)組3―1飯野、久住組●
○佐藤3―0厚谷●
○大場崇志(経3)3―2寺光●

駒 大1―4明 大☆
○加藤3―2有延●
●鈴木0―3町○
●大場1―3岡田○
●加藤、佐藤0―3有延、平野○
●英1―3神○

 2日目は専大、明大と対戦。専大戦では1番手・鈴木は接戦の末敗れるも、続く加藤が相手の粘りをものともせずに勝利。3番手には新入生・英が両ハンドを活かしたラリーを展開するも敗れる。だが続くダブルスでは相手を圧倒し勝利すると、5番手・佐藤も相手に付け入る隙を与えずストレート勝ち。6番手の大場は2セットを先取されるが3セット目から調子を取り戻し、ラリーの応酬する激戦の末に逆転勝利を収めた。続いて行われた昨春王者の明大との一戦は、加藤がフルセットに持ち込み勝利したが、2番手以降は持ち味を出せず敗戦。それでもリーグ戦上位の専大相手に今季初白星を挙げた。

◆長崎隆志監督
「(専大戦は)(鈴木)大地は結果負けたけどいい試合をした。そういう前半の流れが大きかった。(佐藤)究と大場はよく頑張った。大場はやっと本来の姿が出た。0―2から心配はあったけど、やってくれるかなって気持ちもあってね。(明大は)強かった。隙がないからうちの良さが出てなかった。(専大に勝てたことは)大きい。1勝してるのと0勝3敗とでは天と地の差。今日はみんなやればできるということが証明できてよかった。 (明日は)勝負の大一番。みんなの持ってるものを台に置いてくれば、しかるべき結果はでる」

◆佐藤 究主将
「(専大戦は)1番目と3番目は負けてしまったけど、1番目の(鈴木)大地がいい流れを作ってくれて、次の(加藤)悠二がエースの自覚を持って勝ってくれて、英も思い切っていってくれたので、勝った人だけでなく負けた人もいい試合をしていた。応援やメンバーのおかげで自分も気持ちのこもったプレーができた。まさに全員卓球ができた。(対厚谷とは)しっかり準備してこれたのでやる前から自信はあった。出だしがうまくいけたのでよかった。(明日は)今日のことは忘れて、順位が関わってくる大事な試合なので絶対2試合とも勝つ気持ちでいく」

◆大場崇志
「(専大戦は)1試合目で緊張したけど前が流れで回してくれた。自分の思うようなプレーはできてなかったけど無理はせず、相手にも思うようにさせないようにした。2セット目終了時は後がなくなったけど変に考えず思い切ってプレーしようと思った。1年生の秋からリーグ戦はいい試合ができてなかったので、仲間からの後押しもあり勝ったときは気持ちがよかった。(明日は)早大は前回いい試合ができたので勝てない相手ではないと思う。日体大は各自が意識して自分のプレーができれば勝てるので、明日も頑張りたい」

◆英 稔史
「(初出場だったが)緊張はしなかった。楽しもうと思ってやっていた。緊張してしまうと自分のプレーができないし、リラックスした状態が自分は1番やりやすい。(今日は)勢いは出せたけどやっぱり勝ちたかった。(明大戦は)年齢も自分が下なのでとにかく向かっていくしかなかった。ラリーは結構互角にできた部分もあったと思う。(自分らしいプレーとは)荒いんですけど打ち抜きたい。フルスイングで全部入れられるように。(明日は)向かっていくしかない。攻めるだけでなく勝てるようにしたい」

 なお、次戦は5月4日、早大戦が10:30から、日体大戦が15:00から大田区総合体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR京浜東北線「蒲田駅」徒歩15分
・京急本線「京急蒲田駅」東口徒歩7分

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