• 突きを狙う大崎=日本武道館で(山口絵理撮影)

流れに乗りベスト16、いざ全日本へ

[剣道部]第59回関東学生剣道選手権大会(2013年05月12日 20時09分)

第59回関東学生剣道選手権大会【男子】が5月12日、日本武道館で行なわれた。結果は以下の通り。


〈1回戦〉
○大崎龍馬(英4)<小手>1-0黄木隼人(群馬大)●
●小森勇輝(経4)0-1<胴>大野達哉(順天大)○
○國井勇希(文2)<面、面>2―0谷内洸平(大東大)●
●末松峻平(経3)0―1<面>細川竜吾(防衛大)(延長戦)
●平河内健祐(営3)0-1<小手>湯野川仁(玉川大)○(延長戦)
○米澤高志(仏3)<面>1―0前川拓也(山梨大)●
○鶴岡貴大(法3)<面>1-0山田大輝(都留大)●
○高橋俊也(福4)<面>1-0尾関雄哉(横国大)○

〈2回戦〉
○大崎<面>1-0小比木俊光(宇都宮大)●
○國井<面>1―0竹越歳樹(順天大)●(延長戦)
●米澤<面>0―1<胴>西村太稀(法大)○(延長戦)
○鶴岡<面>1-0奥井洋至(神大)●
●高橋0-1<面>吉冨真(日体大)○(延長戦)

〈3回戦〉
○大崎<面>1-0兵藤陽光(東工大)●
●國井0―1<面>五十嵐誉(日大)○
○鶴岡<(面)、面>2-1<面>山崎泰平(淑徳大)●

〈4回戦〉
○大崎<小手、面>2-1<(面)>山下渉(筑波大)●(延長戦)
●鶴岡0-1<面>入江洋平(国学大)○(延長戦)

〈5回戦〉
○大崎<面、小手>2-1<(面)>石川隆二(東洋大)●(延長戦)

〈6回戦〉
●大崎0-2<小手、小手>兵藤裕則(中大)○

〈全日本出場決定戦〉
○鶴岡<小手、面>2-0黒木総(専大)○

※()は一本目
※4回戦で敗戦した選手が全日本出場決定戦に回り、その勝者が全日本選手権大会の出場権を得る。

 駒大からは各ブロック二人ずつ、計8名が出場した。1、2回戦までは順調に進む選手も、3回戦以降になると苦しく、延長戦の攻防の上敗れることとなった。全日本出場をかけた4回戦までに大崎と鶴岡が勝ち残る。4回戦、鶴岡は終始攻め続けたが一本が決まらない展開が続き、延長戦にて胴を狙った場面で面を返され敗退。敗者復活戦では開始の合図とほぼ同時に小手を入れ、全日本出場を決める。大崎は4回戦5回戦と引き面や合い面などの一進一退の攻めで難なく勝利。6回戦では中大兵藤に追い詰めれ、相手に先制を許し駒を進めることは叶わなかった。ベスト8進出には届かなかったが、全日本大会への大きな切符を手に入れる躍進をみせた。

◆大崎龍馬
「調子は自分にしては上出来だった。(4年生になってから)部活全体のまとまりがよくなってきた。しかし、今回の試合は4年生だからとか、副キャプテンだからとかいう気持ちは捨てにいって、勝ちに全力でいくことが出来た。反省点としては、迂闊に出てしまった部分。最初に一本を取られてしまうというところが多かった。良かったところは逆にそこで気を切らずに取り返せたところ。(監督からは)自分らしく粘り強くやれと言われていた。(全日本に向けて)いつも通り先生や後輩、全員から力を借りて稽古を行い、万全の状態で臨みたい」


◆鶴岡貴大
「(今日は)調子そのものは今までの2年、3年間で一番良かった。足というか、体全体が前に出て、うまくいけた。(印象に残っている試合は)やっぱり負けた試合、国学院の入江との試合。世田六という定期戦の中でいつも対戦している相手だけれど、全部(こちらの手を)見切られていた感があったので、そういう中でも一本取りたいなっていう気持ちがあった。(今後の課題は)今と重なる部分があるが、2回、3回と相手にしていくと研究されてしまい、見切られちゃう部分があるので、そこを工夫してやっていきたい。」

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