三者三様の走りを見せ、好調アピール!

[陸上競技部]第61回兵庫リレーカーニバル(2013年04月22日 21時15分)

 第61回兵庫リレーカーニバルが4月20日と21日、ユニバー記念競技場で行われた。駒大からはアシックスチャレンジ10000mに村山、グランプリ決勝1500mに油布、グランプリ決勝10000mに中村が出場。結果は以下の通り(上位3位までと駒大関係のみ)。

<男子アシックスチャレンジ10000m(全2組)>
【1組】
1位 村山謙太(経3) 28:18:11
2位 エノック・オムワンバ(山学大) 28:20:07
3位 服部翔大(日体大) 28:22:79

【2組】
2位 安西秀幸(07年度卒、現・日清食品グループ) 28:56:55
4位 後藤田健介(12年度卒、現・DeNA) 28:57:45
14位 高瀬泰一(11年度卒、現・JFEスチール) 29:17:35
32位 井上翔太(11年度卒、現・トヨタ自動車) 30:22:14

<男子グランプリ決勝1500m>
1位 デンマ・ダバ(カネボウ) 3:45:56
2位 油布郁人(営4) 3:49:09
3位 三宅 一輝(中央大) 3:49:42

<男子グランプリ決勝10000m>
1位 パトリック・ムトゥンガ(トヨタ紡織) 27:40:44 
2位 ポール・タヌイ(九電工) 27:51:13
3位 マーティン・マサシ(スズキ浜松AC) 27:58:44
13位 中村匠吾(経3) 28:35:28
27位 堺晃一(07年度卒、現・富士通) 29:05:71
30位 高井和治(06年度卒、現・九電工) 29:09:00

 グランプリ決勝1500mに出場した油布はスタートから飛び出し、序盤から攻めの姿勢をみせる。すぐに外国人ランナーのダバに追いつかれるが1200mまで共に先頭を並走。徐々に表情が苦しくなるが、そのまま日本人トップでフィニッシュした。グランプリ決勝10000mに出場した中村は前半、一定のペースを刻み好位置をキープ。中盤で一時、後方の集団に吸収されてしまうが持ち前の粘りですぐに息を吹き返す。終始安定した走りで次に繋がる力走をみせた。また、アシックスチャレンジ10000mに出場した村山は圧巻の走りで優勝を果たし、ユニバーシアード代表濃厚となった。

◆大八木弘明監督
「(今回は)気候条件が悪いなかではあったが選手もある程度描いていた通りに走れたと思う。油布と村山は、記録はもう少しだったが順位に関しては予定通りだったかなと。中村はもっと上の順位で走ってほしかった。スピードの対応がこれからの課題。(その他の試合は)いい試合ができた。かすみがうらはトップで走れたし自信が持てたと思う。(同日に開催されたチャレンジミートゥに関しては)全員が3000mSCで自己ベストを出せてインカレの標準記録も切れたしよかった。(次のゴールデンゲームズinのべおかについて)全員が記録を狙って自己ベストをマークしてほしい」

◆村山謙太(経3)
「(今回は)雨や風もあり悪天候の中でのレースだったが、少し余裕を持ってつけたし最後は課題が残る部分があったけどよかったと思う。(ユニバ内定について)最低限の目標は達成できたけど、世界選手権を狙っているので調整として走った。(点数化すると)80点の走りができた。あとの20点は残り1000mくらいからのロングスパートがまだまだできていない部分がある。次はゴールデンゲームズinのべおかに出場予定だが、ペースも早くなってくるのでその対応をしっかりやって27分台を出せるように頑張っていきたい」

◆油布郁人(営4)
「(今日は)勝負にこだわっていたので日本人トップで走れたのはよかった。3月頭くらいから故障して、今日の1500mまで調整もうまくできていたので今日のレースもスタートから思い切って走ることができたが、走り込みが足りなくて最後はバテてしまった。次は織田記念で5000mを走る予定だがユニバーシアードもかかっているのでトップで走りたい」

◆中村匠吾(経3)
「(今日は)前半の5000mはまずまず走れていたけど後半からは思うように走れなかった。(監督から)自己ベストを狙って、28分30秒は切ってこいと言われていたけど結果的に5秒くらい遅れてしまった。(課題は)ペースの上げ下げで、上がったときの反応が悪いのでそこが自分の弱い部分だと思う。今後はゴールデンゲームズinのべおかに出走予定だがまた監督と相談しながら決めていきたい」

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