• 先制点を決めた奥村=駒沢オリンピック公園補助陸上競技場で(藤原菜摘撮影)

  • 碓井は今日も中盤を締めた(猪熊脩登撮影)

  • 失点しうなだれるイレブン

大一番落とし、1部復帰は絶望的に

[サッカー部]関東大学サッカーリーグ戦・第18節桐蔭横浜大学戦(2012年10月29日 00時35分)

 第86回関東大学サッカーリーグ戦・第18節桐蔭横浜大戦が10月28日、駒沢オリンピック公園補助陸上競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

 駒大2-3桐蔭大☆
  (2-1)
  (0-2)

【得点者】()はアシスト
20分:[駒]奥村
36分:[駒]若山(田中)
42分:[桐]古澤(大泉)
54分:[桐]青木
72分:[桐]山根

【メンバー】
GK大石健太[3]
DF柳川剛輝[1](→78分平野篤志[1])、三澤祥馬[4]、伊藤槙人[2]、田中雄一[3]
MF若山瞭太[3]、碓井鉄平[3]、奥村 情[4](→69分宮城雅史[4])、湯澤洋介[4]、山本大貴[3]
FW小牟田洋佑[2] (→66分小牧成亘[2])
【SUB】
GK檜山昇吾[3]
DF友廣壮希[3]
DF嶋谷昇大[1]
MF中村 駿[1]
※[ ]内数字は学年


 2位桐蔭大と、3位駒大の、昇格に向けた直接対決となった試合。立ち上がりから縦へのロングボールが機能し、駒大がペースを握る。20分に先制すると、36分に追加点を挙げ、優位に試合を運ぶ。しかし前半に1点を返されると、立て続けに失点。ここ数試合続いていた悪い癖がここでも出てしまった。選手交代などで打開をはかり、何とか勝ち点3を手にしようと試みるが、後半はビッグチャンスを作るところまでも至らず。痛い黒星を喫し、1年での1部復帰は絶望的となってしまった。


◆秋田浩一監督
「(今日の結果について)残念ですね。今日勝てば可能性もあったと思うが、とにかく残念。(どのように修正するか)やっぱりディフェンスの意識を強く持つこと。(試合後の話し)4年間やってきたことを残していきたいなら、もうちょっとやろうと。三澤キャプテンも湯澤も一生懸命やってた、けれどもチームとしてどうなの、というのを。負けるかもしれないけどやって良かったと思えるようにあと4試合やんなきゃだめだという話をした。(次節に向けて練習で意識していくところ)一つは跳ね返したボール、跳ね返されたボールを拾えるようにということ。それは、準備と予測だと思うが。あと、大事な部分でのセンタリングやシュートの正確性。意識はもってやりたいと思う」

◆三澤祥馬(経4)
「(敗因は)相手の縦パスにしっかり対応できなかったので全部それが失点につながってしまった。(逆転された原因は)対応がしっかりできていなかった。気持ちで負けていた。(課題は)後期始まって以来ずっとそうだったが点を取れているのに守れないのが一番の課題。気持ち面で前の試合では良かったが今日はやっぱり相手の方が上回って、相手よりそこを上回らなければ駒大としても良くないし、サッカーやっている人にとって気持ちで負けてしまうというのは良くないと思うのでそこは集中していきたい。(評価は)個人としてもチームとしてもダメだった。(次節の意気込みは)勝ち点的には可能性はなくはないので、最後までしっかりあきらめずにやっていきたい」

◆湯澤洋介(政4)
「絶対勝たないと昇格出来なくて、皆気合い入っていたけど失点がよくなかった。後半立ち上がりがよくなくて。流れが悪い時にやることを徹底してリズムを掴まないといけなかった。それが敗因。失点が一番リズムを壊す。耐えてリズムが戻ってくれば、また行けると思っていたんですけど。(失点は)声が足りなかった。中盤を使われた訳ではなくて一発でやられたんでディフェンスラインの統率が足りなかった。 (勝ち点差8になったが目標は変わらないのか?)キツイですね。もうイージーですね。次の試合は(自分が出れないので)頑ばって欲しい」

◆奥村 情(G4)
「(振り返って)最初の方はいけていたし試合的にも悪くなかった。 (1点目のシーンは)相手がクリアをしにくいボールだったので、取りに行ったら行けるかなと。 (1点返された)前半で1点返されたのはそこまで、このままいけばいいと思っていた。実際前半は0対0でもいいくらいの感じでやっていた。(リードして負ける展開は)みんな攻めの意識が強いから、ちゃんと守っている人が少ない。守備全体の意識が低いから、スペースに入られて相手にやり易いようにやらしている感じになってしまう (3点目入れられ)全部の失点シーンがあまりいい形でなかった。連携ミスを曖昧にしてしまって点を取られた部分が多かった。自分の責任を果たせていない」

◆碓井鉄平(法3)
「勝てる試合だったが、逆転されてしまった。前半は少ないチャンスでものにできたので、良かったが、後半はチャンスらしいチャンスも数えるほどしかなくて、そこを決めるかどうか。(前半の守備)前半はペースがはまっていた。前半はイメージ通りだった。(後半は)とりあえず、失点はしないようにというのはあった。なぜああなったかわからない。前線の選手は動いていたと思うが、もっとサイドで起点を作って欲しかった。 (ラインが下がった)通されても対応できればよかったが、連携ミスもあるし、それが失点に直接繋がってしまった。(足りないこと)頑張ってはいるが、失点してしまうのは、ずっと課題」


 なお、次戦第86回関東大学サッカーリーグ戦・第19節・対関東学院大戦は11月3日、13:50から古河陸上競技場で行われる。

■会場へのアクセス
・JR「古河」駅より「三高経由栗橋駅」行バス乗車、「赤松町」駅下車、徒歩5分
・JR「古河」駅よりタクシーで15分

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