• リーグ戦初出場で先制点を挙げた伊藤=法政大学城山サッカー場で(森下和貴撮影)

  • 粘り強い堅守を見せた三澤

  • 幾度もの好セーブでゴールを守った大石

粘り見せ勝利!待望の勝ち点3奪取

[サッカー部]関東大学サッカーリーグ戦・第17節拓殖大学戦(2012年10月21日 22時44分)

第86回関東大学サッカーリーグ戦・第17節拓殖大戦が10月21日、法政大学城山グランドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

 ☆駒大2-0拓殖大
  (1-0)
  (1-0)

【得点者】()はアシスト
22分:[駒]伊藤(碓井)
90+1分:[駒]湯澤

【メンバー】
GK大石健太[3]
DF柳川剛輝[1]、三澤祥馬[4]、伊藤槙人[2]、田中雄一[3]
MF若山瞭太[3]、碓井鉄平[3]、奥村 情[4](→89分荒井裕介[4])、湯澤洋介[4]、中村駿[1](→73分小牧成亘[2])
FW宮城雅史[4] (→56分小牟田洋佑[2])
【SUB】
GK檜山昇吾[3]
DF友廣壮希[3]
DF嶋谷昇大[1]
MF立石忠之[1]
※[ ]内数字は学年



 昇格に向け、勝利が絶対条件の中行われた今節は、立ち上がりから流れを支配すると21分、リーグ戦初出場となった伊藤がセットプレーから得点し先制点を奪う。その後も果敢に攻めるが追加点を決められず前半を折り返す。後半に入ると流れは一転し、相手のパス回しに苦しめられる場面が続くが粘りを見せ守備を徹底。すると試合終了間際に小牧のシュートのこぼれ球に湯澤が詰め込みリードを広げ、最後まで相手に得点を許さず試合は終了、勝ち点3を獲得した。


◆秋田浩一監督
「(伊藤のスタメンは)戦えるし技術はないが一生懸命やると言う意味で皆も共感も持っている。それと今日は両サイドと碓井とセンターバックの運動量が少ないと思った。小牧と小牟田の投入のタイミングについては、宮城は頑張ってやっているがちょっとタイミングがずれていた。小牧は予定通り必ず行くからと、相手の体力が切れたタイミングで投入するつもりだった。(前節に対しての課題)自分達のサッカーを一生懸命やろうと。今は強くない、下手だから誰でもやれるまじめにやろう、ボールを追いかけたり競ったり走ったり単純なことをやろうと。それから四年生がバックラインの裏にダメでもいいからボールを入れようと。諦めずねばっこくやれたことは今日に限っては良かった」

◆三澤祥馬(経4)
「(前半がよかった)押し込まれる時間が長くなった。ポストとかに助けてもらったが、それも実力だと思うので、ゼロで押さえられてよかった。(後半の相手に回される時間帯)多少危ないところもあったが、最後のところでは止められていたので怖くはなかった。(攻撃の形はできなかった)攻撃はシンプルに裏ということで、速く前に行くことを意識してやっていたので、点が取れれば100点だし2点取ったので。(次は桐蔭大)やることは変えずに、自分達のサッカーをやれば勝てるということを今日知ったので、どれだけ徹底出来るか、また駒大らしいサッカーで勝てるようにしたい」

◆湯澤洋介(政4)
「(意識したこと)チームとしては裏のスペースに早くボールを放り込みプレスに行こうと言うのが約束事みたいにチーム的に意識していたことで個人的にはマッチアップしている相手のSBがすごく上がってきたから、そこを崩されないように個人的に意識していた。(ゴールは)小牧がいい感じで抜け出して小牧の角度がなかったから、中にこぼれてくるなと思ったから走ってきたらたまたま入ったので、ラッキーゴールだった。(課題は)取れるところで点得っていればこんなに苦しい展開にはならなかった。(次節は)桐蔭が引き分けて勝ち点差が「5」になったので絶対に負けられない、全勝するつもりで行きたいと思う」

◆若山瞭太(政3)
「先週、負けてミーティングをして前に蹴って勝つためにやるしかなかった。前線は走って後ろは粘ってと話した。失点が多いのはボランチとして自分も責任を感じていた。(今までは)CB2枚と自分の所で粘れないのが多かった。今日はシュートブロックに行けていた。(最近よく声が出てるが)点を取られた時に皆リーダーシップとれる奴がいないという話で。点取られて落ちるのが課題だった。皆で攻めて守るのを徹底できたのが良かった。次が後期というか1年間の全て。勝つか負けるかで全然違うので絶対勝つ」

◆伊藤槙人(法2)
「(初リーグ戦) 緊張してたが、監督に自分に出来る事を一生懸命やったり跳ね返すところだとかをやるだけだった。(試合前は) ロングボールを弾いたり相手のフォワードに粘り強く行ったりということを徹底しようと思っていた。(持ち味は出せたか)ヘディングで何回か負けていたのでそこをしっかり弾き返せるようにして行きたい。(得点シーン)蹴る前に鉄平くんがファーサイドで蹴ると言っていたので3人くらいファーサイドに行こうとなっていて、すごい良いボールだったので合わせるだけだった。(後半押される時間)今までも後半に失点していたので、そこは耐えよう耐えようと思って集中切らさずにやっていた。応援してくれている人のために。チームメイトも支えてくれたので頑張れた」


なお、次戦第86回関東大学サッカーリーグ戦・第18節・対桐蔭大戦は10月28日、13:50から駒沢オリンピック公園補助陸上競技場で行われる。

■会場へのアクセス
・田園都市線駒沢大学駅より徒歩10分
・JR渋谷駅から
東急バス[渋11]三宿行き乗車駒沢公園東下車徒歩数分(時間5~6本)

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