• チームで1人2得点を挙げた今川=東京大学検見川総合運動場で(服部萌香撮影)

  • 攻守で活躍を見せた宮上

1部昇格ならず、目標は後輩たちへ

[男子ラクロス部]関東学生ラクロスリーグ戦1部・2部入れ替え戦(2012年11月03日 18時41分)

 第24回関東学生ラクロスリーグ戦1部・2部入れ替え戦が11月3日、東京大学検見川総合運動場で行われた。結果は以下の通り。

駒 大5‐16東海大☆
1Q(1‐6)
2Q(1‐6)
3Q(1‐3)
4Q(2‐1)
【得点者】#17今川(2)、#10渡邊、#22吉村、#13宮上

1部昇格を懸けた大一番。1Q、2Qと終始東海大にペースを握られる展開で失点を重ねる。流れを断ち切りたい3Qだったが、相手の好ディフェンスに阻まれ、ひとつ攻めきず流れをつかむことができない。最後の4Qは、序盤から攻めのラクロスを展開すると#13宮上卓也(商3)が得点し、この試合初めて先手を取る。その後も#17今川が決めるなど白熱した戦いを見せたがそこまで。4年前に降格した雪辱を晴らすことはできず、惜しくも1部復帰とはならなかった。


◆山口 悠コーチ
「(今日は)4年生中心によく力を出し切ってくれたと思う。前半はやはり入れ替え戦ということもあって選手たちもかたくなっていたようだけど、後半は良い試合ができていた。(東海大は)入れ替え戦にきているとはいえ1部なだけあって個々のレベルが高かった。駒大も今回こうして1部のレベルを体感できたのは今後につながると思う。(今後は)技術力はもちろん、チーム力もさらに上げて、がむしゃらに一球一球にくらいついていって欲しい。(4年生は)自分がコーチ1年目として就いたときの初めての1年生なので思い入れがあって、同期のよう。4年間一緒にやってきてくれて感謝。(新チームには)力を持っている選手たちなので、来年こそはこの悔しさを晴らしてほしい」

◆吉井一馬主将(英4)
「(今日は)前半は出だしが悪くて東海大にペースをとられてしまった。4年前の入れ替え戦で2部に降格してしまったので、なんとかのし上がろうと思っていた。今回こうしてチャンスができて後輩たちには1部の舞台を残してあげたかったのに、悔しい。(試合では)主将としてチームの雰囲気づくりや気持ちを保たせることに徹した。(後輩たちには)多かった4年生が抜けてしまうが、3年生の宮上を中心にその代の良さを出していけるように。チームの良いところはそのまま、がむしゃらさを前面に出して今度こそ1部昇格の目標を成し遂げて欲しい」

◆今川雄貴(G4)
「簡単なところで取られたり決めるとこで決められないと勝てる試合も勝てない。流れとかもあるので。もっと頑張れたと思う。(入れ替え戦だが)1部に上がるためみんな必死に練習してきたが、まだまだ足りなかった。絶対に1部に昇格するという強い気持ちはあったが、個人の力が足りなかった。(4年生では)みんなで残って学校の自習室でビデオ見たりと時間を割いて、オフェンスのこともディフェンスのこともいろいろと話し合ってきた。(後輩には)1人だけ上手くてもダメ。チーム全体でやってほしい。1年生は人数多くて元気なので下から雰囲気を良くしていって、来年も入れ替え戦にきて勝ってほしい」

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