• 6回、中前2点適時打を放った戸柱=神宮球場で(池田 初撮影)

  • 福山は7回、中前適時打で試合を決定付けた(服部萌香撮影)

  • 7回を3安打零封で今季3勝目を挙げた栗林

亜大V阻んだ!勝ち点3で、最終節へ

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対青学大2回戦(2012年10月10日 18時36分)

 東都大学硬式野球1部秋季リーグ対青学大2回戦が10月10日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

駒 大 000 004 400 8
青学大 000 000 001 1

(7)中 谷 500
(8)小 林 310
(5)下 川 421
H5前 田 100
(6)白 崎 421
(9)江 越 300
(3)福 山 312
3 古 市 000
DH齋 藤 211
HD 東  101
RD藤 原 000
(2)戸 柱 312
(4)砂 川 400
     計3388

▽二塁打=白崎、下川

     回 打安責
○栗 林 7 2530
 片 山 2 911

 打線は初回、連打で1死満塁と先制の好機を作るも得点には結びつかない。両軍無得点で迎えた6回、4番・白崎浩之(法4)の左越適時二塁打で先制すると、押し出しと戸柱泰孝(現4)の中前適時打でこの回一挙4得点。7回にも下川知弥(営2)、福山亮(経2)の適時打が飛び出しさらに4点を追加し突き放した。先発・栗林駿一(経4)は再三、得点圏に走者を出すが要所を締め7回0封で今季3勝目。勝ち点を3とし、優勝の可能性を残し最終節に挑む。

◆西村亮監督
「(栗林は)4年生で最後だし期待しているけど、0点で抑えたけどリズムが作れていなかった。(打線は)集中力でなんとか。可能性もまだ残っているから。(ミーティングでは)やるときはやる。ぼくたちは負けられないから最後の週までいい緊張感を持っていこう、と。(打線は)積極的に振りにいく。凡打をして簡単に終わっていると思うかもしれないけど、振りにいかないと始まらない。プレッシャーにもなっていると思うし。(次も打線か)打線は水物というから次はまたわからないけど、攻めの姿勢を忘れずにいきたい」

◆小林勇登主将(経4)
「(今日は)2連勝で勝ち点がとれて良かった。(去年の春ぶり青学からの勝ち点だが)春は嫌な負け方をしていたので今回はやってやろうと。(集中打での勝利が続いてるが)どんな勝ち方でも点が入ることに変わりはないので良い。(最終節は)もううちはとにかく勝つしかないので2連勝で終わらせる。中央は良いピッチャーも多いので簡単にはいかないと思うけど守りからリズムをつくって勝てればいい。(意気込みは)最後なので思い切って気持ちだけは切らさないように」

◆戸柱泰孝
「(今日は)まずとりあえず勝てたのがよかった。負けたら優勝はないので。(2打点の活躍だが)打ったのはストレート。いいところに飛んでくれた。(栗林は)抑えていたけど調子は全然良くない。四球も多いし何回か先頭出していたけど、その中で0に抑えていたからしっかりしてた。(最終節は)最後だから勝たないといけない。悲しいけど勝って終わりたい。(副主将として)練習中から自分の姿は見せてきたつもり。プレーで下に何か残せるように。(次は)ピッチャーのいいところを引き出して0で抑えてゲーム作って。打線は調子いいからそこを中心にやっていきたい」

◆栗林駿一
「(今日は)結果は良かったけどテンポが悪くて守りにくくしてしまった。今日もみんなに助けられた。調子が悪いなりに粘ることができた。初めて勝ち点3をとることができた。来週も2連勝したい。(亜細亜の優勝を阻止したが)僕らが勝ってなんとか食らいつくことができた。(完封は)思いはあった。けど1回1回、うしろにもいるから。(片山は)頼もしく見えた。1年生でも後ろを任せられる。(中大戦は)もう勝つしかない。一戦一戦大事に、2連勝して優勝に望みをつなげたい」

◆福山亮
「(勝ち点3だが)結果次第ではまだ優勝も狙える位置なので諦めないでやりたい。(青学大は)春も良くない負け方をしているので今シーズンは取ろうと。(7回の2点適時打は)感触は良くなかったけど抜けてくれたので良かった。(亜大は)落とさないチームなので、まず自分たちがやれることをやりたい。(4年生は最後だが)お世話になっているので、いい形で終わりたい。一緒に頑張りたい。(中大戦は)やれることをしっかりやりたい」


※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

 なお、次戦・中大戦1回戦は10月16日、10:30から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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