• 4回、1死二、三塁で左中間適時二塁打を放った齋藤=神宮球場で(服部萌香撮影)

  • 先発の栗林は要所を締める投球で5回を1失点に抑えた(太田悠撮影)

勝機逃さず、勝ち点2で優勝へ望み

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対東洋大2回戦(2012年10月03日 18時37分)

 東都大学硬式野球1部秋季リーグ対東洋大2回戦が10月3日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

東洋大 000 100 000 1
駒 大 000 300 00× 3

(7)中 谷 300
(8)小 林 200
(5)下 川 300
(6)白 崎 420
(9)江 越 300
(3)福 山 200
3 古 市 000
DH齋 藤 212
(2)戸 柱 300
(4)砂 川 311
     計2543

▽二塁打=白崎、齋藤

     回 打安責
○栗 林 5 2841
 今 永 2 700
 井 口 2 920

 4回、先発・栗林駿一(経4)は連続四球を与え無死一、二塁とすると中前適時打を放たれ先制を許す。その裏、打線は先頭の白崎浩之(法4)が左翼線二塁打で出塁すると、1死二、三塁の好機に齋藤導久(政2)の2点適時二塁打で逆転。さらに砂川哲平(法2)が右前適時打を放ちこの回一挙3得点を挙げる。投げては、6回から今永昇太(経1)、8回には連投となる井口拓皓(経4)の2投手が継投し逃げ切った。チームは2連勝で勝ち点を2とした。

◆西村亮監督
「(今日は)簡単には勝たしてくれないのはわかっていたから、こんなところ。(少ない安打で効率よく)こういう試合も当然出てくる。いつもいつも二桁打てる保証はないので。(齋藤は)昨日いい感じだったし、今日もいいところで打ってくれたので助かった。(4回失点の後に)良くない取られ方をした後だったのでそこが一番良かった。(これからは)春は青学も中央も勝ち点落としているので何とか粘って最後の最後まで。まだ可能性ゼロではないはずなので思い切っていきたい」

◆小林勇登主将(経4)
「(今日は)これで下はなくなったので、4年生として最低限の役割は果たせたかなと思う。今日はいつもと違って緊迫した試合だったけど投手が最後までよく粘ってくれた。4安打で3得点も効率が良いし、今日みたいに守りで粘って勝てたら良いと思う。(勝ち点2だが)まだ優勝の可能性もあるし上だけ見て吹っ切ってやっていきたい。(次戦は)青学は春に勝ち点をとられているので必ずとっていきたい」

◆栗林駿一
「(東洋大打線は)前回は抑えることができたが、今日は自分から崩れてつけこまれそうになった。そこが課題。(2勝目だが)周りのおかげで勝たせてもらった。周りの力だけじゃなくて自分の力で勝たないと。(今季初先発は)前回もいい形で抑えられた。春と変わらず完投は意識しないで1回1回しっかり抑えようと。(打線が4安打だが)こういう日もある。投手が頑張って踏ん張って。打線に頼っていたら優勝できない。(勝ち点2だが)これで最下位はないので、あとは上を目指すだけ。(次は)まだいつ投げるのかわからないけど、自分に与えられた仕事をしっかりこなして頑張っていきたい」

◆白崎浩之
「(4回は)狙ってはいないがスライダー。先頭で来たのでしっかりメインとして、チャンスで回って来たらいつでも打てるようにとその準備をして打った。(打った時は)食らいついていった感じだったが、最後にまた追加点が欲しい場面で打てなかったので、そこを課題として次に繋げていきたい。(優勝に向けて)まだ可能性はあるので、そこに向けてチーム一丸となって進んでいきたい。(連勝で勝ち点が取れたが)そこは本当にチーム全員の意識が一つになったから出来たことで、これをまた青学、中央戦に繋げたい」

◆齋藤導久
「(4回の適時打は)球種は真っ直ぐ。真っ直ぐを主に狙って、タイミングを合わせることを意識している。(打った瞬間は)相手の外野が前にいて、越えるなと思った。嬉しかった。(昨日の今日だが)昨日打ってだいぶ自信もついたので、自信を持って振ることができた。(スタメン発表された時は)やっぱり嬉しかった。(青学戦へ)次も出ることがあれば、迷わず思いきって振っていきたい」

※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

 なお、次戦・青学戦1回戦は10月9日、13:00から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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