• 今季初の完封勝利を挙げた井口=神宮球場で(高橋伽奈撮影)

  • 白崎は待望の1発を放った

  • 5回、2死満塁で中前2点適時打を放った下川(松井智子撮影)

一戦必勝!井口、今季初完封で圧倒

[硬式野球部]東都大学野球1部秋季リーグ対青学大1回戦(2012年10月09日 20時22分)

 東都大学硬式野球1部秋季リーグ対青学大1回戦が10月9日、神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

青学大 000 000 000 0
駒 大 000 060 00× 6

(7)中 谷 421
(8)小 林 100
(5)下 川 412
(6)白 崎 413
(9)江 越 400
(3)福 山 410
3 古 市 000
DH齋 藤 200
(2)戸 柱 310
(4)砂 川 200
     計2866

▽本塁打=白崎

     回 打安責
○井 口 9 3660

 両者無得点で迎えた5回、先頭の福山亮(経2)が中前安打で出塁すると1死満塁の場面で、中谷泰周(市4)の右前適時打で先制。2死となるが下川知弥(市2)が中前2点適時打で追加点を挙げると続く白崎浩之(法4)が左越3点本塁打を放ち、5安打でこの回一挙6得点。投げては先発・井口拓皓(経4)が要所を締める好投で今季初完封。投打が噛み合い快勝し、優勝に望みをつないだ。

◆西村亮監督
「(井口は)いつも通り丁寧に投げていて良かった。(5回は)ヒットは減ったけど、集中力が上がったと思う。下川のタイムリーが大きかった。(白崎の本塁打は)つまったと思った。1・2打席目で力んでいた感じがあったから楽にいけ、相手投手のボールの勢いを利用して打てと。(守備は)まだまだ、今日も危ない。白崎の送球も福山が上手く取ったけど、まだ引き締めていく必要がある。そういうところで、あの送球が出るのが弱さ。(今後は)亜細亜が有利な状況は変わらないが、うちは負けられないので最後まで緊張感を持って戦いたい」

◆小林勇登主将(経4)
「(今日は)やっぱり5回に点が入ったのが大きかった。(今日の点の取り方は)久々の勝ち方で良かった。(失策が2つだが)結果、ファーストがカバーをしてエラーになっていないのもあるので、そこは反省点。(井口の今季初完封は)6点入ったし楽に投げられたと思う。(まだ優勝もあるが)下が無くなったので思い切ってできている。まだ上を目指せるので。(明日は)2試合で終わらせる」

◆井口拓皓
「(今日は)結果で見れば良いけど球の質的にもあまり良くはなかったので、なんとか丁寧に投げようと。(5回の失策は)エラーにはなってしまったけどあそこを0に抑えられたのは大きい。その後にずっと無得点だった打線が打ってくれてすごく楽になった。(今季の調子は)良くないけど、それでも全体的なバランスで試合をつくれていることが今季の結果につながっていると思う。(今後は)負けられない戦いが続いているが今自分たちのやれることをしっかりやっていきたいし、自分もチームの勝ちにつながるピッチングがしたい」

◆白崎浩之
「(本塁打の感触は)ちょっとつまったけどうまく入って良かった。ボールの力をうまく利用できた。(守備は)まだ自分はノーエラーできているのでこのまま続けていきたい。夏の守備強化もこの時のためにやってきたので。(今後は)もう1試合も落とせないので絶対に勝とうとみんなで話し合った。絶対2連勝したい。3カード目で残留も決まって優勝も狙える位置にいるので、みんな気持ち的にもやりやすい。(最終的な目標は)とにかく今はチームが優勝で終わることを強く望んでいる」

◆下川知弥
「(5回の適時打は)当たりはよくなかったけど、いいところに飛んでくれた。(球種は)インコースのストレート。(打席には)追加点が欲しかったので、とってやろうと。(好機で打っているが)3番を打たせてもらってるので、期待に応えたい。(井口の完封は)ミスしたときにカバーをしてもらっているので今日は本当に良かった。(今後は)みんな優勝を目指しているので、雰囲気も良い。(明日は)優勝するには絶対に負けられないので、明日勝って優勝決定戦につなげたい」


※また、twitterでも試合の速報をしています。併せてご利用ください。(@koma_baseball)

 なお、次戦・青学戦2回戦は10月10日、10:30から神宮球場で行われる予定。

■神宮球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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