• 相手の隙を伺いスピードを生かした攻撃に転じる田中=岐阜産業会館で(須部 楓撮影)

  • 惜しくも敗北したが、鋭いストレートを見せた林田

  • 重厚なパンチで決勝進出を決めた濵崎(廣田健人撮影)

47都道府県の頂へ田中、濱崎、出陣!

[ボクシング部]ぎふ清流国体・成年男子ボクシング競技4日目(2012年10月07日 18時12分)

 ぎふ清流国体・成年男子ボクシング競技4日目が10月7日、岐阜産業会館で行われた。結果は以下の通り。

【ライトフライ級】
田中亮明(商1)○(15)ポイント(8)●山本 拳(三重)

【フライ級】
林田翔太(経2)●(7)ポイント(10)○青木貞頼(広島)
志渡澤和広(仏3)●(11)ポイント(14)○野邊優作(兵庫)

【ミドル級】
濱崎良太(禅4)○(15)ポイント(6)●助川康兵(栃木)

※()内数字はポイント数

 ライトフライ級・田中は一方的な攻めでスピード感のある試合を展開。終盤になるにつれ相手に攻め込まれる場面はあったものの、終始リードを保ち、勝ち星を得た。フライ級・林田は、1Rでポイントを重ねることができず相手に先行を許し、2、3R善戦するも追撃及ばず、敗北を喫した。フライ級・志渡澤は2Rまで互角の戦いを演じるが、3Rに連続でポイントを奪われリードされると、果敢な攻めを見せるが決勝進出ならず。ミドル級・濱崎は出だしからリズムをつかむと、2度のダウンを奪い、安定した試合運びで勝利を手にした。林田・志渡澤は3位入賞。田中・濱崎は決勝進出を果たし優勝に王手をかけた。

◆濱崎良太(禅4)
「(今日は) コンディションは良かったけど、力みすぎて振ってしまった。当てようとしすぎた。RSC狙っていたんだけどだめだった。(相手のパンチは)カウンター狙いだったけど大丈夫だった。サウスポーは得意なので。(昨日の反省からスタミナ切れについては)スタミナは全然大丈夫。(今日の相手は)昨日の相手よりはやりやすかった。頭が当たって痛かった。(有効打が多かったが)手応えは結構良かったですけど、やっぱりコンビネーションで当てないと意味がないので。明日こそはRSC狙いで勝ちます」

◆志渡澤和広(仏3)
「(国体を振り返って)悔しいが、3位で満足。小さい相手とやれて良かった。足がついていかなかったところがあるので、基礎をしっかりしたい。(序盤は)パワーで押していこうと思った。(相手は)スピードがあり、3Rにパワー負けした。ライト級でやっていたことを逆に相手にやられた。(連日の疲れは)全くなかった。(監督からは)体格が上回っている分そこを強みにしていけと言われた。(今後は)フライ級でやることはないと思う」

◆林田翔太(経2)
「(試合の感想)負けた、完敗。(試合の手ごたえ)ポイントを取られてから、守りに入ってしまった。2、3Rは攻め切ることができなかった。(監督からは)手数をもっと増やせと言われた。(今後は)また一から頑張っていきたい。(国体を)終わって振り返ってみると、あっという間だった。今後の収穫はあった。(後悔は)負けたこと。(応援は)すごく力になった。応援がなかったらRSC負けしてました。応援してくれた人すいません」

◆田中亮明(商1)
「(今日は)8ポイント取られるのは恥ずかしい。相手の身長が低い点では明日も同じなので明日に繋がる試合だった。今日は相手からのプレッシャーが少なかったので、次は自分からかけていきたい。(成長した部分は)しているかは分からないが、対戦相手たちも強くなってきているのし、自分も初戦より動きがよくなっていると思う。今日の相手はしぶとく、しんどかったが、乗り切ることができたので、決勝に向けていい流れを作ることができた。一戦一戦勝つことが大切なので、泥試合になっても自分の力を出し切りたい。(決勝への意気込みは)初戦から前にいくスタイルなので、自分から勝ちを掴みにいき、ガンガン攻めて勢いのまま勝ちにいく」

 なお、大会最終日は10月8日、11:00から岐阜産業会館で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR岐阜(ターミナル内)及び名鉄岐阜(新岐阜)乗り場より、「県庁」・「ふれあい福寿会館」行きに乗車「産業会館前」下車。

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