• 相手の攻めを封じ、主導権を握る田中。=岐阜産業会館で(太田 悠撮影)

  • 白熱した戦いを制し、準決勝に駒を進めた志渡澤

  • 濱崎、拮抗した一戦を勝ち取る!(北詰友梨撮影)

連続快勝!優勝へまた一歩近づく

[ボクシング部]ぎふ清流国体・成年男子ボクシング競技3日目(2012年10月06日 22時31分)

 ぎふ清流国体・成年男子ボクシング競技3日目が10月6日、岐阜産業会館で行われた。結果は以下の通り。

【ライトフライ級】
星島義樹(国3)●(3)ポイント(10)○谷口将隆(兵庫)
田中亮明(商1)○RSC●下河博史(福岡)

【フライ級】
林田翔太(経2)○(11)ポイント(2)●大城雄輝(埼玉)
志渡澤和広(仏3)○(13)ポイント(8)●清水裕紀(東京)

【ミドル級】
濱崎良太(禅4)○(12)ポイント(8)●鳴海友基(青森)

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略 
※()内数字はポイント数

 ライトフライ級・田中は試合序盤から完全に主導権を握り、相手に隙を与えないボクシングで、2試合連続のRSC勝ちを収めた。フライ級・林田は巧みに相手の出方を見極めつつ、的確にパンチを当て、大差をつけて勝利した。フライ級出場のため、減量した志渡澤は苦しい1、2Rを、集中を切らずに戦い抜き、9分間の攻防を制した。ミドル級で出場した濱崎は自分のプレーに首を捻る様子を見せるも、強烈なボディーブローで因縁の相手を撃破。晴れて、今日出場した選手は全員5位入賞の快挙を果たした。悲願の優勝に向けて駒大勢は、一戦必勝の気持ちで試合に臨む。

◆濱崎良太(禅4)
「(今日のコンディションは)普通だと思ったが、予想以上にスタミナが持たなかった。グダグダな試合をしてしまった。(今日の試合の注意)距離を上手くとるように意識していた。ボディーをよく打つことができた。(相手の印象)今日の相手は何度も対戦している鳴海選手だった。気持ちがすごく乗っているボクシングで、ガンガン攻めて来て、その相手のリズムに呑み込まれかけたので、自分の力量がまだ少ないと感じた。(ポイント差について)まだまだだと思った。(反省点)スタミナや手数が少なかった。その原因はやはり、相手にリズムを狂わされたからだと思う。(明日の抱負)今日の反省を活かして、しっかり勝ちたい」

◆星島義樹(国3)
「(1Rは)左をきっちり攻めろと監督から指示がでたので練習通りにやった。(パンチが)あまり当たってなかったので待つように言われたが、待つことができず焦る気持ちが先行した。自分より格上で実績もある相手だった。(目標は)相手のレベルが高いのでまた基礎から固めて行きたい」

◆志渡澤和広(仏3)
「(今日は)国体に出場した7回中5回がベスト8止まりだったので壁を破ることができて嬉しい。相手はハリケーンと言われているだけあって攻撃的だった。階級差を活かして止めてやろうという気でやった。疲れてきたところを狙って止めようとしたができなかった。激しい攻撃をしてきて思ったより伸びてきた。(1Rは)負けたかと思った。2R中盤でベスト8の壁がよぎったがライト級でやっていたように打ち終わりを狙って攻めた。-10キロの減量で動けない時期もあったが今日は動けたほう。相手との相性で打てなかった。(次戦は)名が知れてる相手なので自分も倒して名前を売りたい」

◆林田翔太(経2)
「(今日のコンディションは)今日は自信満々で結果にこだわるということを意識した。(今日は)第一ラウンドから倒すことを意識していたが、相手のガードが思ったより固くて決めきれなかった。(昨日は確実にさばきたいと言っていたが)今日は自分の距離感でできたと思う。(明日の試合について)相手にペースを握らせない。そして勝ちにこだわった試合をしていきたい。(今日の試合の疲労感は)全然ない」

◆田中亮明(商1)
「(今日の試合)動きが固かったが、1Rからガツガツいけた。(監督から)もうちょっと前の手を使って試合を組み立てることと、行き過ぎたり突っ込み過ぎて頭が当たってしまった所があった。(勝利の要因)ガード上げて下がらなかったこと。(前回からの自分の出来を点数にすると)80点。(次の相手)見てたらサウスポーでファイターだった。次は自分から行くのではなくさばいて打っていき、今日みたいに打ち合って中と外でポイントをとっていきたい」

なお、大会4日目は10月7日、11:00から岐阜産業会館で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR岐阜(ターミナル内)及び名鉄岐阜(新岐阜)乗り場より、「県庁」・「ふれあい福寿会館」行きに乗車「産業会館前」下車。

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