• ポーズを決める(左から)村山、中村、窪田、油布=志賀高原で(小野沢権悟撮影)

陸上部夏合宿‘12 Vol3~3冠を目指して~

[陸上競技部]夏合宿2、3年生対談in志賀高原(2012年09月01日 20時02分)

8月16日~9月3日の日程で、長野県(野尻湖→志賀高原→野尻湖)で夏合宿を行っている陸上部。新たな後輩を迎えた2年生のメンバー2人、中村匠吾(経2)、村山謙太(経2) と上級生となった3年生メンバー2人、窪田忍(経3)、油布郁人(営3)に意気込みを聞いた。

―上半期を振り返っていかがでしたか?
中村匠吾(以下、中村):前期はまずまず、ホクレン(ホクレンディスタンスチャレンジ)で10000㍍28分20秒台を一つの目標として春先やってきたので、達成することができて、まずまずの結果は出せたかな、とは思っています。でもその中で5000㍍ではまだまだ高校の時のベストを更新することができなかったので、やっぱりもうちょっと、速いスピードで押していく力をつけていかないといけないと感じましたし、まだまだ連戦に対応できる体力がないので、しっかりこの夏合宿を通して後半にむけてやっていく課題も見つかったと思います。
村山謙太(以下、村山):前期はけがも多くて、なかなか練習自体がうまくできずに、記録も全然出せず悔しい上半期だったなと思います。
窪田忍(以下、窪田):それだけ?
全員:笑い
窪田:まず日本選手権と、あと1000㍍で27分台っていうのを目標にしていたんですけど、日本選手権では、どのくらい走れるかは全く分からなかったんで、とにかく前に付くってことだけを考えてやっていました。ラスト1000㍍で離されてしまったんですけど、そこまではしっかりしたレースができたかなって思います。それともう1つは同学年の大迫と宮脇は最後まで勝負していたのでまだまだ力が足りないなっていう印象も受けました。10000㍍の記録に関しては、27分台を狙っていたんですけど、出すことができなくて、記録的に考えるやっぱと悔しいですね。
油布郁人(以下、油布):僕も故障があったり、体調崩すことがあって、前半結果も出なかったですし、試合に参加することもあまりできずにあまりいい感じでは来なかったんですけど、最後7月にトワイライト(トワイライトゲームス)で1500㍍を走った時に良い結果が出せたので、これから駅伝シーズンに向けて夏の走りこみの前に気持ち良く移行できる形にはなったかな、と思います。

―現在のコンディションはいかがですか?
中村:現在はまあまずまずの状態です。自分の夏合宿のテーマが我慢を身につけるっていうことなので、精神面をしっかり距離走とか重視でしっかりやっていきたいと思います。
村山:前期の調子の良い時に比べて、今はだいぶ上がってきているし、(合宿)一週目もいい練習でしっかりと走ることができて、調子もだんだん上がってきたので後期の大会に向けていいスタートができてるかな、と思っています。
窪田:僕は微妙ですね。
全員:笑い
窪田:こっからしっかり立て直すというか、ちょっと夏に走りこむことを意識しすぎて夏合宿に入る前に飛ばしすぎたていう感じがあるので、もう一回ここの志賀(高原合宿)からしっかり立て直して、またもう一回野尻(野尻湖合宿)でしっかり走りこんでいければな、と思っています。
油布:僕もぼちぼちって感じです。5月に体調を崩して、そこからは日本選手権とかも全部パスして駅伝に向けて走りこんでやろうって気持ちになったので、体調もいいので、ここからもう一回しっかり走りたいな、と思ってます。

―2年生は後輩を迎えて先輩になり、3年生は上級生に上がったということなんですけれども、去年との違いは何か感じますか?
窪田:(村山に)一番感じてるでしょ。
全:笑い
村山:1年生の仕事があるんですけど、それがなくなったことに関して2年生になってとても正直楽ですね。その分練習に関してしっかりと集中できることができたのでまあそこが大きく変わったかなと思います。

―1年生のお仕事はどういうものがあるんですか?
村山:あーもう多すぎて。
窪田、油布:そうでもないだろ。
全員:笑い
窪田:食事の準備と洗濯ぐらいでしょ。
村山:食事の準備と洗濯ですかね。洗濯たたんだりとか、干したりとか。まあ食事の準備とかまあそうですね、いろいろです。
窪田:そんだけじゃん。
全員:笑い
窪田:やっぱり上級生になったのでチームを引っ張って行かなきゃいけないていう気持ちはあるんですけど、まあ、どうかなって感じです。周りから見てどうなのかな、ちょっと分かんないです。
油布:3年目になって自分の中で余裕を持ちながらはできるんですけど。練習はいっぱいいっぱいですけどね。1日の流れで結構余裕を持てる時間も増えてると思うので練習に集中して取り組めるかなと思いますね。

―昨年は駅伝をみなさん経験していらっしゃいますが、駅伝を終えてライバルは見つかりましたか?
窪田:やっぱ東洋ですね。打倒東洋ですねやっぱり。
油布:一緒です。東洋とは競ることになると思うんで。やっぱり東洋に勝たないと優勝はないんで。
中村:去年は全日本(駅伝)を1本走らせてもらって、優勝することができたんですけど、いろんなところで今年はどんどん走って、積極的にチームに貢献したいなっていう気持ちもありますし、やっぱり東洋大学が強いと思うので、任されたらその区間でしっかり東洋の選手に勝つって気持ちでやっていきたいなと。
村山:そうですね、去年は3つとも走らせてもらって、良かったレース、悪かったレースの差が結構あったので、今年は安定した走りができたらいいな、と思ってます。あと、もし走る区間で、同学年や先輩方にやっぱり負けないように、そういう走りはもう今年は意識していきたいな、と思います。

―この夏合宿でなにか課題が見つかっていれば教えていただきたいんですけれども。
窪田:まだ始まって前半なんで、分かんないですね。とにかく走りこむ。
油布:起伏があったり、ここは涼しいですけど、内地では結構暑かったりとか、そういうところに意外にもきついところがあるので、やっぱりそういうのに負けないように、精神的に粘れるようにっていうのが課題としてありますね。
中村:僕は先も言ったんですけど連戦というかあまり次の試合が続くとあまり結果が出ないので、やっぱりここでしっかり体力つけて、後半につなげていきたいなって。
村山:自分の場合はまず、けがと体調崩さないってことを一番に気をつけていきたいっていうのがあります。レースで自信をもった走りというか、積極的な感じはなかったな、というのが今までのレースで感じていたので、上半期で窪田さんがどんどん大会で積極的に走る姿を、自分は学んだので、この夏合宿は、まだ2年生なんですけど、先輩方よりも積極的にひっぱって、自信を作れるような走りを頑張りたいなと思います。

―最後に駅伝への抱負をお願いします。
窪田:三冠ですね。
油布:三冠ですね。三冠をやっぱ狙っていくっていう大きな目標を持って、その中で一つ一つまず出雲駅伝を勝つっていう。三冠ですけど、いっきに箱根まで飛ばずに、一個一個大事に大事に一つ一つ集中してとれていけたらいいなと思いますね。

―そのために具体的になにか自分がしなければいけないことは何か見つかっていますか?
窪田:チームのために走るっていうのは、やっぱり去年は足りなかったのかなという印象があるので、チームのため、監督のためというか、自分のためはもちろんですけど、やっぱりそれ以上に人のためにしっかり走れたらな、って思います。

―監督の喜ぶ顔が見たいですか?
窪田:見たいですね!三冠はまだ駒澤(達成)してないんで、まあできたらなって。
中村:やっぱり春から三冠っていう目標を掲げてやってきていて、最初出雲勝てたら結構勢いに乗れると思うんで、しっかり出雲で勝つってことを目標にやって、それから全日本と箱根勝てたらいいです。
村山:そうですね、出雲で勝ったらそのまま勢い。
窪田:同じこと言ってる。
油布:一緒のこと言ってる。
全員:笑い
村山:まずは出雲駅伝をしっかり大事に、自分なんて特に1秒を大切にして、後の選手がいるのでその人にいい流れでたすきを渡せるようなそういう走りを、今年は特にやってきたいなと思ってます。

―お疲れ様です、ありがとうございました。
一同:ありがとうございました


そのほか練習風景は写真館で更新予定です。お楽しみに!

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