• 粘りの走りをみせた上野=国立霞ヶ丘競技場で(町田敦子撮影)

  • 積極的な走りをした村山(豊田綾撮影)

上野、中盤の追い上げで挽回の走り

[陸上競技部]天皇賜杯 第81回日本学生陸上競技対校選手権大会(2012年09月11日 22時00分)

 第81回日本学生陸上競技対校選手権大会3日目が9月11日、国立霞ヶ丘競技場で行われた。駒大からは5000mに上野、村山が出場。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。

<5000m決勝>
1位 エノック・オムワンバ(山梨学大) 13:53:53
2位 ガンドゥ・ベンジャミン(日大) 13:55:81
3位 ダニエル・ムイバキトニー(日大) 13:57:68
8位 上野 渉(政4) 14:06:18
14位 村山 謙太(経2) 14:22:38

3日目の5000m決勝には上野、村山が出場。上野は後方からのスタート。先頭集団の急なペースアップにも動じず、2000m辺りから徐々にスピードを上げ第2集団に追いつきレースを進める。ラスト1周は苦しい走りになるも前半の失敗を取り戻す8位入賞の走りをみせた。村山は序盤から先頭集団で積極的な走りをみせるも中盤からの大幅な失速がひびき納得のいく走りとはならなかった。

◆大八木弘明監督
「(今日は)全然ダメだった。合宿の疲れとかそういうのではなく結果を出せなかったでは意味がない。自分で自分の力でやっていかなければいけない。駅伝に向けてやっていくしかない」

◆上野渉
「(今日は)結構合宿の疲労は抜けていた。ギリギリ8位入賞で最低限の走りはできた。ただ、満足はできない。(レースは)スタートで失敗して苦労した。前に出れなかった。作戦というよりはミスだった。監督からはこういうレースをしているうちは弱い。4年として結果を残せるように。また駅伝に向けた走りをするようにと言われた。(企業の合宿は)練習の質は高い。企業の方と一緒に練習ができて自信をつけ、レベルアップできた。今後は出雲に向けて練習して、まず選手に入るところからスタートしなくてはいけない」

◆村山謙太
「(今日は)練習はできていた。本番の2000mまでは良かったがその後はうまく走れなかった。自分をコントロールできていなかった。(監督からは)積極的に前にいけと言われていた。個人では優勝を目標にしていた。(レースは)スタートは良かったけど中盤からのペースアップに対応できなかった。上野さんと弟(村山絋太・城西大)もいて意識はしていたし、負けられないのでいい走りがしたかった。(今後は)調子を戻して出雲に出れるように監督にアピールしていきたい」

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