強豪・筑波大撃破!破竹の勢いで4強
[サッカー部]2012年度第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準決勝・筑波大学戦が7月12日、J-GREEN堺フィールド(2012年07月13日 11時42分)
2012年度第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準決勝・筑波大学戦が7月12日、J-GREEN堺フィールドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
☆駒大2-1筑波大
(0-1)
(2-0)
【得点者】()はアシスト
26分:[筑]赤崎(上村)
72分:[駒]碓井
74分:[駒]湯澤(小牧)
【メンバー】
GK大石健太[3]
DF大木 暁[2]、三澤祥馬[4]、友廣壮希[3]、田中雄一[3]
MF若山瞭太[3]、水野裕之[3]、平野篤志[1](→HT小牧成亘[2])、溝口祐真[2](→HT湯澤洋介[4])、碓井鉄平[2](→89分宮城雅史[4])
FW菊池将太[1](→32分山本大貴[3])
【SUB】
GK積田景介[1]
DF荒井裕介[4]
DF平尾優頼[2]
DF嶋谷昇大[1]
MF真野直紀[4]
MF奥村 情[4]
MF板倉直紀[2]
MF中村 駿[1]
※[ ]内数字は学年
4強入りを懸けた関東1部の強豪・筑波大との大一番。立ち上がりから相手の早いパス回しに圧倒され、前半のシュート数は駒大の0本に対し、筑波大は11本。21分には先制点を許し、1点ビハインドで前半を終えた。
しかし後半、湯澤と小牧が投入されると、徐々に好機が生まれ始める。山本が獲得したPKを碓井が落ち着いて沈めて同点に持ち込むと、直後に湯澤が豪快なロングシュートを叩き込み一気に逆転。その後は筑波大の激しい猛攻を決死の守りでしのぎ切り、見事準決勝進出を決めた。
◆秋田浩一監督
「今日はいかにボールを回されてから我慢出来るかだった。最後の縦パスと必ずエリアに入れないことだけをきっちりやっていた。もともと後半勝負だった。0-1で折り返せたのでチャンスは必ず来ると思っていた。(全体通して)よく耐えていた。攻めに関してはもう少しチャンスのところでいければ。相手の谷口くんのところで、水野にもっと競り合いをやれと言っていた。そうすれば相手も疲れる。そこは言っていた。今日はよくやった。次もまたボールをつなぐのが上手い。同じようなやり方で、きっちりと抑えないと厳しい。もう1回チャレンジしてどこまでやれるか。自分たちのやろうとしていることがどこまで出来るか」
◆三澤祥馬(経4)
「回される時間が長くて、自分たちのミスで失点してしまった。本当は0で抑えて後半仕掛けようと言っていたが、あそこで失点したのが痛かった。後半には湯澤とかが頑張ってくれて良かった。(失点してからは)特には変えていないが、立ち上がりが良くない。いつもちょっとしたミスでやられているが、失点してからは(ミスが)なくなっているので、そういうのを失点する前に修正していかないと。全員が全員(立ち上がりを)意識していると思うが、ちょっと気が抜けているところがあるのかなと思う。今日は本当にいい形で勝てたので、次こそは失点しないように守って点を取って90分で勝つことを目標にやっていきたい」
◆碓井鉄平(政3)
「ここで勝てたのは大きい。こっち(大阪)に来る前から自分的には調子が良くて、いつもはボランチだが、守備的にやりたいという監督の考えだった。監督が、今日は自分のところが勝負だと言ってくれたのでそこは期待に応えられるように頑張りたいと思っていた。1部の選手は細かいところでプレッシャーとかが早くて勉強になる。自分もそういうところでは楽しめた。やれるという自信になった。とりあえず今は専修大のことだけ。そこを勝ったら優勝を目指してもいいと思う。2年前の優勝のときに比べたら、個という面では全然足りない。まとまりという面では今の代は持っている。そういうところが結果に繋がっている」
◆水野裕之(市3)
「出ないで終わるかなと思っていたが、出たときは自分の仕事をしっかり徹底しようと決めていた。(前半は)完全に中盤の僕のところで声が足りなくて、うまく連動できてなくて。そこがちょっと反省点です。(後半は)湯澤さんと小牧と山本が動いてくれて、攻撃の起点になって、駒大らしい縦に早いサッカーができた。(またも先制を許したが)もう3試合目で、前2試合とも先制されているので今回はなしと言っていたがされてしまった。(PKの起点になったが)大石のキックが良かった。僕の仕事はあれしかないので、しっかりそこでやり続けて、ああやって結果が出てうれしかった。(次戦は)勝ちます。長居にいきます」
◆大木 暁(政2)
「1試合目に退場したのでチームに恩返しをして借りを少しでも返せたらと思っていたので、勝ってよかった。人一倍声を出して、走れて、1対1もあまり抜かれなかったので、そういう意味ではチームに貢献出来たのかなと。退場してチームの大事さがわかった。勝ちたいという思いがあった。今年の4年生にはお世話になっているので、本当に4年生と1試合でも多く出来たらと考えている。今日の出来は60点くらい。(平野)篤志との連携が悪かったので、もっと周りの選手を動かせたら自分のプレーの幅も広がる。頭を使って声を出していきたい。今の駒大なら優勝できる実力はある。ここまで来たら優勝を狙っていきたい」
なお、総理大臣杯全日本サッカートーナメント大会準決勝・専修大戦は15:30からキンチョウスタジアムで行われる。
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