• 勝ち越しに成功し、喜びを爆発させる(左から)三澤、若山=J-GREEN堺S12フィールドで(射手真矢撮影)

  • 貴重な同点弾を決めた山本(河田奈津子撮影)

  • 暑さの厳しい中で豊富な運動量を見せた湯澤

若山、終了間際の勝ち越しヘッド!

[サッカー部]2012年度第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント1回戦・鹿屋体育大学戦(2012年07月08日 23時40分)

 2012年度第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント1回戦・鹿屋体育大学戦が7月8日、J-GREEN堺S12フィールドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒大2-1鹿体大
  (1-1)
  (1-0)

【得点者】()はアシスト
15分:[鹿]小谷(中尾)
38分:[駒]山本(湯澤)
89分:[駒]若山(田中)

【メンバー】
GK大石健太[3]
DF大木 暁[2]、三澤祥馬[4]、嶋谷昇大[1](→75分平尾優頼[2])、田中雄一[3]
MF若山瞭太[3]、碓井鉄平[3]、溝口祐真[2](→HT小牧成亘[2])、湯澤洋介[4]、山本大貴[3]
FW宮城雅史[3](→62分菊池将太[1])(→66分柳川剛輝[1])
【SUB】
GK積田景介[1]
DF荒井裕介[4]
DF友廣壮希[3]
DF水野裕之[3]
MF奥村 情[4]
MF板倉直紀[2]
MF平野篤志[1]
MF中村 駿[1]
※[ ]内数字は学年

 2年ぶりの出場となった総理大臣杯初戦は、波乱の幕開けとなった。立ち上がり、競りで負けてペースを奪われると15分、相手に絶好のゴールチャンスを与え、先制点を奪われる。しかし、前半終了間際に山本が執念のゴールを決め1点を返す。後半は数的不利に追い込まれた駒大だが、粘りの強さを見せつけ、試合終了間際に田中のCKに若山が飛び込み、2―1で試合を終えた。九州リーグ首位の相手に見事初戦を飾り、次戦へと繋げた。

◆秋田浩一監督
「(引いてセットプレーでの得点は)相手も人数かけて攻めてくるので両サイドのウィングハーフが引かざる終えなくなってしまって。しょうがないと思うが、セットプレーはこっちサイドのはああいう形はたくさん作れると思うのでボールが早くて上手く通れば可能性はあった。ただ、若山が入れるとは思わなかった。平尾が前に走って行くと思った。平尾を入れたのもそのような理由や、嶋谷がバテてたので。今回はたくさん試合できるように頑張りましょうということなので、あと2つくらいはやっていきたい。上手くやれば頑張れるのではないか。三澤が前よりは全然良くなったので、あいつを中心に守っていければ」

◆三澤祥馬(経4)
「試合に出ている4年生があまりいなくてベンチに何人かいたので、(その4年生が)全国大会を試合に出れないままは嫌だった。暑くても戦えるだけの準備はしてきていた。(早い時間での失点は)全然修正出来ていなくて、(定期戦で)愛知とやったときもそれで失点していて逆転出来たので、今日はそれがあったから逆転で勝てたのだと思う。あの失点をなくさない限り優勝は出来ない。逆転出来る自信はある。いつも前半のうちに1点返せて、それは前線へ感謝の気持ちです。(ハーフタイムには)もっと走ろうと言われた。強いチームと出来るのは楽しみ。1つ1つの試合を大事にしっかり勝って順位を上げていきたい」

◆湯澤洋介(政4)
「先に失点するときついというのは試合前も話していたが、失点してしまって、そこがまだまだ。(同点アシスト)あそこで取れてよかった。やま(山本)がいい感じで走ってくれたので。(熱さ)影響はあったが、それよりも1人少なくなってからのほうがきつかった。それでも1人1人がそれ以上に動けたから勝てた。(初戦だが)固さはあった。1、2年生が多くて、大学に入ってから全国大会に出たことのない選手も多かったので。(2年前の経験者としては)2年前の初戦も先制されてから逆転したので、今日もそうなって良かった。(全国はラスト)遠くから応援に来ている人もいるので、そういう人のためにも頑張りたい」

◆山本大貴(法3)
「疲れた。1人退場したけどチャンスはあると思っていたので決められて良かった。(ゴールは)最初にシュートを打たずに怒られていたので、湯澤君がいいパスくれて。うれしいです。ワンチャンスを決めれるように上を目指したい。(苦しい試合だったが)その中でも勝って、この勢いで勝ちたい。守備ではサボっていた部分もあったのでもっと走りたい。(たくさん怒られても起用され続けているが)その中でも期待してもらっていると思うので頑張りたい。(2年前の事は)2年前の初戦も苦労して行けたので、今年も勢いがあると思うので、4年生は最後だし前からディフェンスして優勝したい。次は先制して無失点で勝ちたい」

◆若山瞭太(政3)
「最近いつも先に失点しているが、今日も先に失点してしまって。最近は点を取られてからエンジンがかかってきているので、前半同点に持っていけて、後半1人退場して。まあみんなで粘れるということができたので良かったと思う。(全国大会だが)サッカーの全国大会というのが人生で初めてなので、大学になって全国大会に出られるというのはうれしい。初舞台ということで、最初は緊張感があった。(得点は)本当にボールが良かったので、うれしくて。まあ当てるだけだったので、雄一に感謝している。(2回戦は)体力的にはどこの大学もきついと思うので、自分たちは一生懸命1個1個勝ってやっていきたいと思います」

 なお、総理大臣杯全日本サッカートーナメント2回戦・高知大学戦は10日に15:30からJ-GREEN堺で行われる。

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