• 奮闘するが、ゴールが遠かった湯澤=キンチョウスタジアムで(射手真矢撮影)

  • 積極的に声を出し、味方を鼓舞した三澤

  • 久々のスタメン出場となった真野(河田奈津子撮影)

専大に6発完敗!頂点は遠かった…

[サッカー部]2012年度第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準決勝・専修大学戦(2012年07月15日 07時48分)

 2012年度第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント準決勝・専修大学戦が7月14日、キンチョウスタジアムで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒 大0-6専 大
  (0-2)
  (0-4)

【得点者】()はアシスト
17分:[専]仲川(河津)
72分:[専]仲川(東)
72分:[専]仲川(長澤)
86分:[専]下田(長澤)
88分:[専]飯田(大西)
88分:[専]大西

【メンバー】
GK大石健太[3]
DF友廣壮希[3]、三澤祥馬[4]、平尾優頼[2]、柳川剛輝[1]
MF奥田 陸[2](→HT若山瞭太[3])、中村 駿[1](→64分奥村 情)、荒井裕介[4](→24分小牧成亘[2])、湯澤洋介[4]、真野直紀[4](→HT碓井鉄平[3])
FW宮城雅史[4]
【SUB】
GK積田景介[1]
DF水野裕之[3]
DF田中雄一[3]
DF大木 暁[2]
DF嶋谷昇大[1]
MF溝口祐真[2]
MF板倉直紀[2]
FW菊池将太[1]
※[ ]内数字は学年

 灼熱の太陽が照りつけるなか準決勝・専修大戦は行われた。今までにないスピードのある攻撃に終始圧倒された駒大は、前半のうちに2失点。選手交代を機に逆襲を試みたが、点を奪えないでいると宮城が二度目の警告を受け退場処分に。疲れも加わり、冷静さを失いはじめ終わった頃には6失点の大敗を喫した。それでも、激闘を繰り広げていた今大会を、全国3位という好成績で終えた。
 
◆秋田浩一監督
「甘かった。碓井と小牧は後半から使うつもりでいた。(碓井が入って)パスを回してくれると思ったのだが、その前に2つ失点してしまって。それでも1つ取れれば次に繋がったと思うのだが。前半は0‐0を狙っていた。今日は4年生でというのがあったので、足元の上手い奥村ではまれば、と思ったがダメだった。今回連れてきた1年生はほとんど戦えなかった。柳川くらい。結果を受け入れていく仕方ない。10人になって、3点目を取られて、何人かは諦めてしまったのかもしれない。それは駒大らしくない。これがまた出発。諦めず粘ってやれば結果に繋がる。この夏、前からもっとプレスをかけられるようにしていきたい」

◆三澤祥馬(経4)
「新しい選手が入って、変わった環境のなかで、僕が声を出すことが出来なくて前半に失点してしまって。1点で止まれば良かったが、続けて失点してしまったので負けた原因はそこかなと。(精神的な集中は)4年生が全然だめで、やっぱり一番しっかり出来なきゃいけない自分達が一番だめでやっぱりそういうことからくずれてしまったので。下級生は精神的にも強くない人が多いし、もっと自分達が引っ張っていかないとだめだなと思った。(前半2失点について)集中して守れていれば防げたような失点だった。悔いが残る。リーグ戦まで一人一人が意識して駒大のサッカーをやれるよう夏に地力をあげて底上げしていきたい」

◆湯澤洋介(政4)
「完敗だった。(立ち上がり)前半ゼロで押さえられれば、後半チャンスがあると話していたので、前半は守備から入ろうと話していたが、簡単に2点入れられて、自分たちのペースを握れないまま前半が終わった。(先に失点)最初の15分、20分は絶対失点してはいけないと話しているのに、毎回毎回失点してしまうのはチームの弱さ。(逆転は自信に)なる。今年は1点だけだったら、後半巻き返せる。(攻撃がうまくいかない)徹底だと思う。今まで出ていなかった選手が出ていたので、徹底できていなかった。選手全員が、誰が出ても同じサッカーをできないとだめだと思う。夏練習がきついが、ひと夏越えて、強くなれる」

◆真野直紀(社4)
「チャンスをもらって試合に出させてもらって、相手を動かし使うって言うのが全然できなかった。(前半2失点では)代わりで出た選手たちが自分達の役割をこなせていなかった。前半、自分達が動いて疲れさせれば良かったがそういうのが出来なかったので、後半またメンバーを変えて切り替えようと。(後半については)10人になってしまったが、その前に自分達がもっとやっていたらチームは良くなっていた。(3位という結果には)目標は日本一だったが、自分がしっかりしたプレーが出来なかったので、ふがいない。自分達はもう全国はないので、後輩たちを1部に上げるのが目標。また1からしっかり練習していきたい」

◆平尾優頼(国2)
「悔しい。(前半は)最後抑えて失点だけはなしで。それができなかった。流れで取られたわけではなかったけど。(後半)最初は流れがよかったけど、相手に流れがいってしまって退場者が出て崩れてしまった。バックパスのところもいらない失点。90分僕が戦えていればもう少しできたと思う。4年生にとって全国はここしかなかったからどうしても勝ちたかった。(相手の攻撃は)奪ってから速くてこちらの守備が整う前に攻められて。セカンドボールも全部取られてしまった。この大会で課題が見えた。それを夏で修正してリーグ戦で挽回したい。4年生に優勝させてあげたかったが、(リーグ戦で)1位をとって優勝したい」

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