• 大石に駆け寄る選手ら=J-GREEN堺フィールドで(森下和貴撮影)

  • PKでビッグセーブ、一躍勝利の立役者となった大石

  • 試合を通して落ち着いたプレーを見せた碓井(藤原菜摘撮影)

大阪が熱い!激闘のPK制し、8強へ

[サッカー部]2012年度第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント2回戦・高知大学戦(2012年07月11日 05時35分)

 2012年度第36回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント2回戦・高知大学戦が7月10日、J-GREEN堺フィールドで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

☆駒大1-1高知大
  (1-1)
  (0-0)
(0-0)
(0-0)
(8PK7)

【得点者】()はアシスト
21分:[高]田中(竹内)
31分:[駒]山本(碓井)

【メンバー】
GK大石健太[3]
DF柳川剛輝[1](→64分荒井裕介[4])、三澤祥馬[4]、平尾優頼[2]、田中雄一[3]
MF若山瞭太[3]、碓井鉄平[3]、奥村 情[4](→57分小牧成亘[2])、湯澤洋介[4]、板倉直紀[2](→81分中村 駿[1])
FW山本大貴[3](→41分宮城雅史[4])
【SUB】
GK積田景介[1]
DF友廣壮希[3]
DF水野裕之[3]
DF嶋谷昇大[1]
MF真野直紀[4]
MF溝口祐真[2]
MF平野篤志[1]
MF菊池将太[1]
※[ ]内数字は学年

 ベスト8を懸けた2回戦は強豪・高知大との一戦。立ち上がりから高知大にボールを回されると、21分には先制点を決められる。負けじと31分には湯澤から奥村、碓井へつなぎ、最後は山本が押し込み同点に。するとここから後半に入っても試合は動かず、延長戦にもつれ込んだ。
 延長でも決めきれずに迎えたPK戦、3人目で高知大が失敗するが5人目三澤も失敗。それでも高知大8人目で大石がビッグセーブを見せ、そこで試合は終了。110分に及ぶ延長戦、PK戦を制し3回戦進出を決めた。  

◆秋田浩一監督
「今日は動き出しが遅くて、シュートも決めきれなかった。シュート練習をしていたのでがっかり。しかしあれが実力。守備は最近いつも先に失点してしまう。(得点は)理想通りだった。あれをみんながわかるようになれば、今度は裏も狙えるようにしたい。あの得点は良かった。(スタメンは)疲れを考慮して。変わって入った選手にもっとやって欲しかったがだめだった。板倉は第二ストライカーとして点を狙って欲しい。奥村はもっとボールを収めて欲しかった。PKは学生が準備していたと思う。順番も三澤が決めていた。(次戦は)筑波のサッカーは疲れない。空いたスペースをうまく使ってやっていきたい」

◆三澤祥馬主将
「また先制点取られたので、なかなかそこは修正できない。調子のいいときにどれだけ行けるかと、調子が落ちてきたときにどれだけ守れるかというのをもっと追求していかないと。(延長は)チャンスは来ると思ってたので、後ろは失点しないように考えた。(PKは)皆に申し訳ない気持ちと、ありがとうという気持ち。PKは時の運だと思っているので、乗ってるチームが勝つと思っていた。特に真野が自分が出ていない分盛り上げてくれたので、試合に出ている出ていない関わらず全員で勝ち取った試合だと思う。(勝ちの瞬間)純粋にうれしい。今日は勝たせてもらったので、次はもっと自分が頑張らないと。いい準備をしたい」

◆湯澤洋介(政4)
「厳しい戦いだった。いつもより体が動いていない感じがした。チームのために走ることを意識したが足りなかった。今日は中に入ってもらうことが多かった。本来なら広がって外で仕掛けた方が自分的には得意。(後半終了間際)終わったらすぐPKだと思っていた。しかしやりきるしかないなと思った。(延長戦は)点をとることしか考えていなかった。守備陣がよく守ってくれた。監督の期待には応えていきたい。自分が点を取ればチームは勝てる。(筑波大は)友達も多いので、そいつらを倒したい。楽しみ」

◆碓井鉄平(政3)
「自分たちは2部なので、他の地域の大学とできることは少ないので大事にやろうとしていた。(前半先に先制されたが)暑くて、全員足が動いてなくて、全体として運動量あげるのと早い時間で失点しているので失点しないようにしていた。(自身の調子は)自分はそんなに調子は悪くない。最低限の仕事はできたかなと。ハーフタイムでは、元気を出していこうと。(後半は)とりあえず攻守において、相手より走って点に絡もうと意識していた。(ロスタイムは)ピンチもあったが集中だけは切らさないようにした。(PKは最初だったが)自分が決めたら流れにのりきれるかなと。(次戦は)きついが、どちらが来ても頑張ります」

◆大石健太(営3)
「立ち上がりに流れを掴めればもっといけると思って、そういうところで集中してやらせたかったのだが、また先制点を取られてしまって、いつもの流れになってしまったのが反省点。最初から集中すれば結果も付いてくると思う。(好セーブも見られたが)まだまだ。失点も防げたので。課題は多かった。(PKは)味方がほとんど決めてくれていたので、自分は止めないといけないというのは感じたが、ちょっと遅くなっちゃいました。大学に来て初めてのPKだったが、変に気負いすぎることはなくて普段通りできた。(次戦は)とりあえず次勝てるように、今は休むことを第一に考えてチーム全員で戦えるように頑張りたい」

 なお、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント3回戦・筑波大戦は12日に18:00から J-GREEN堺フィールドで行われる。

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