• 粘りをみせるがあと一歩届かず、肩を落とす小島=所沢市民体育館で(高橋伽奈撮影)

  • 1セットを奪うも、今大会王者を前に敗れた加藤(草場早稀撮影)

ランク入りには及ばずも健闘

[卓球部]平成24年度関東学生卓球選手権大会3日目(2012年06月29日 04時00分)

 平成24年度関東学生卓球選手権大会3日目が6月28日、所沢市民体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子シングルス4回戦>
○佐藤 究(経3)3―1沖田(明大)●
●関村友貴(国1)0―3松下(明大)○
●中村謙吾(法2)0―3大野(中大)○
○小島 渡(国2)3―0近藤(中大)●
●佐々木雄野(営1)2―3飯野(専大)○
●関本 健(営3)2―3板倉(早大)○
●松尾卓磨(地3)2―3小森(国学大)○
●濱口拓馬(経4)2―3土倉(中大)○
○加藤悠二(商3)3―0谷本(筑波大)●
●坂本憲一(仏1)1―3山木(埼工大)○
●吉田拓磨(経1)0―3定松(日体大)○
●鈴木大地(営2)2―3前田(法大)○
○根本一城(市2)3―1寺田(早大)●
○中村祥吾(法2)3―0田代(法大)●
●大場崇志(経2)0―3星野(埼工大)○

<男子シングルス5回戦>
●佐藤2―3斉(埼工大)○
○小島3―0川端(日大)●
○加藤3―0江崎(大正大)●
●根本0―3平野(明大)○
●中村祥0―3藤木(中大)○

<男子シングルス6回戦>
●小島2―3根田(明大)○
●加藤1―3王(専大)○

 大会最終日。6回戦には2人が進み、加藤は春季リーグ戦で敢闘賞・優秀選手賞の王と対戦。鋭いボールに食らいついていき1セットは取るが、最終的に相手の攻めが勝り敗戦。小島は特有のボール回転でミスを誘い、1セット目を先取。2セット目は回転に徐々についていかれこのセットを落としてしまうが、3セット目は粘りを見せ、デュースに持ち込まれながらも勝利。4セット目を取られ、最終セットはデュースに持ち込み、鋭いボールを上手くカットしミスを誘っていくが、相手の攻撃に後一歩及ばなかった。ランク入りこそ逃したが、格上選手をまえに互角の試合を見せ、今後へ望みをつなぐ形で大会を終えた。

◆長崎隆志監督
「(ダブルスのベスト4について)ダブルスで勝てるということは2人の呼吸がいいわけだから、息の合ったところが団体戦のチーム力やチームワークにつながるといいね。(練習は変えたか)いつもしっかり練習している。常に試合の準備をしている。(シングルスは)競った試合で勝つかどうかが本当の実力。今回は負けてしまったけど、それに悲観することなくその壁を突き上げる努力を惜しまないでほしい。しっかり実力が出せる選手になってほしい。(インカレへ向けて)気持ちを切らさないで。しっかり気持ちがあれば結果はでる」

◆加藤悠二
「(今日は)相手のやりにくそうなプレーをしようと思った。けど競ったときに慣れていないプレーで甘くなってしまって最終的に攻められてしまった。やることは分かっているのに思いきって出来なかった。(課題は)自分が得意なプレーだけでは勝てない。相手に攻めさせない、守りからのプレーをできるようにならないと格上には勝てないと思うし、台上の浮いた球をしっかり振れるでようにしたい。(インカレは)シングルスとダブルスの2本使いになることも多くなると思うし、5本マッチで自分が2本取れれば王手になる。リーグ戦でダブルスは足をひっぱってしまったので、しっかり調整して、2点取りを全試合できるようにしたい」

◆小島 渡
「(5回戦は)弱点やどういう風にやればいいか分かってきた。緩いボールをストレートに返すようにした。(6回戦は)競っていたし、あと1つでランクだったので意識して重くなってしまった。(最終セットは)押されていたのでプレーが単調になってしまって相手のミスを待つ感じだった。点数のことは考えないで、どこに返すかということだけ考えた。(課題は)やっていくうちにプレーが単調になってしまう。そんな時に攻められるボールを1つ打てるようにしたい。(インカレは)ベスト4に入る。個人的には試合に出るチャンスがあれば、チャンスを無駄にしないで1試合1試合集中して戦っていきたい」

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