• 4強入りを果たした中村謙(=左)、中村祥ペア=新所沢体育館で(草場早稀撮影)

中村兄弟、王者との再戦敗れるも4強

[卓球部]平成24年度関東学生卓球選手権大会1日目(2012年06月27日 00時37分)

平成24年度関東学生卓球選手権大会1日目が6月26日、所沢市民体育館で行われた。結果は以下の通り。

<男子ダブルス3回戦>
●関本 健(営3)、根本一城(市2)組1―3手塚、定松組(日体大)○
●濱口拓馬(経4)、渡邉 賢(法4)組2―3尾留川、松崎組(法大)○
●大場崇志(経2)、鈴木大地(営2)組0―3谷本、平野組(筑波大)○
○中村謙吾(法2)、中村祥吾(法2)組3―1後藤、奥田組(日大)●
○高橋 涼(法3)、小島 渡(国2)組3―1根田、森組(明大)●
○加藤悠二(商3)、佐藤 究(経3)組3―1寺田、中間組(早大)●
●佐々木雄野(営1)、吉田拓磨(経1)組0―3山木、柏渕(埼工大)○

<男子ダブルス4回戦>
○中村謙、中村祥組3―2篠原、宮澤組(早大)●
●高橋、小島組1―3澤畑、堀組(日大)○
●加藤、佐藤組1―3星野、花木組(埼工大)○

<男子ダブルス5回戦>
○中村謙、中村祥組3―1川上、松下組(明大)●

<男子ダブルス準々決勝>
○中村謙、中村祥組3―0細川、鹿屋組(法大)●

<男子ダブルス準決勝>
●中村謙、中村祥組0―3神、平野組(明大)○

※ダブルスは3回戦から掲載

 大会1日目。4回戦までに加藤、佐藤のエースダブルスが敗退するなど、各ペアが次々と敗退。そんな波乱が起こる一方で、中村謙吾、中村祥吾組は準決勝に進出。ここでは昨年の関東学生選手権の王者である神、平野組と対戦した。1セット目からスマッシュやドライブで積極的に攻めていくが、デュースに持ち込まれるとそのままこのセットを落とす。2、3セット目は激しいラリー戦が繰り広げられ、果敢に食らいつくも相手のコーナーをつく攻撃には及ばず敗戦。昨年の新人戦の決勝で敗れたリベンジを逃したものの、堂々の4強入りを果たし、今大会に弾みをつけた。

◆渡邉 賢主将
「(ダブルスは)関東最後で、なんとか頑張ろうと思って濱口と臨んだ。相手も格上じゃないからと思ったけど、それで力が入ってしまい負けてしまった。悔いは残ってる。(明日は)シングルは、スーパーシードの野村と、早大の山本に勝ちたい。ラン決までが目標。(チームは)昨年は4組がラン決にいったがすべて負けたし、今年はランクに入ってよかった。成長が見えた。(加藤)悠二、(佐藤)究、大場、(鈴木)大地のは悔いは残るが、各自得るものは得たと思うから、これから生かせるのでは」

◆中村謙吾
「(今日は)昨年は8決で逆転負けをしたので、今年はランクに入る気持ちで臨んだ。ランク入りしてうれしい。(調子は)練習では、あまりいいとか感じなかったけど、1回戦からだんだん調子が良くなって、相手の弱点が見えるようになった。(神・平野ペアは)昨年は負けたが、1セットはとれた。でも、今日の方が内容はよかった。早いボールだとカウンターをとられやすいので、緩いボールで、緩急をつけながらやった。(シングルの目標は)ベスト4。自信を持ってやればいいところまでいける。1戦1戦やっていく」

◆中村祥吾
「(今日は)ベスト4だし、駒澤の中でも成績が一番上なので率直にうれしい。応援してくれた人たちに感謝したい。1試合目から守りに入らないようにしていった。それが今日の結果に繋がったと思う。気持ちがやっぱり大切だった。(神・平野ペアは)昨年の新人戦の決勝の相手なので意識はしてしまった。昨年もやられたという感じでは無かったが、1本の気持ちが相手の方が強かったと思う。(個人戦は)今日は良かったけどそれは今日の事なので、明日は明日で攻めていく。受け身にならないようにチャレンジャー精神で臨みたい」

 なお、明日は男子シングルス1回戦から3回戦が行われる予定。

■会場へのアクセス
西武新宿線「新所沢」駅東口より徒歩10分
新所沢駅東口発所沢ニュータウン・西武フラワーヒル・本川越行きにて「所沢市民体育館前」下車徒歩1分


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