• 力強いスパイクで相手を圧倒する飯田=札幌市美香保体育館で(星 遥花撮影)

  • 最後まで諦めず相手の攻撃に食らいつく内藤(左)と西村

  • 攻撃、守備ともにチームに貢献した羽原

ミスが目立ちあと一歩及ばず敗退

[男子バレーボール部]第31回東日本バレーボール大学選手権大会(2012年06月29日 02時04分)

 第31回東日本バレーボール大学選手権大会、対東海大学札幌校舎戦が6月28日(木)に札幌市美香保体育館で行われた。

駒 大2―3東海大学札幌校舎☆
1set(23―25)
2set(25―21)
3set(23―25)
4set(29-27)
5set(12-15)


◆スターティングメンバー
S#1内藤直毅(国4)
C#31西村隆一(経1)
C#18小田嶋大貴(営3)
R#7須藤直弥(営4)
L#15林 逸平(地4)
L#8飯田祐規(心3)
リ#21中嶌佑也(G3)
リ#5城田直也(法3)

 第1セットは両者一進一退の攻防を繰り広げるが、終盤ミスを連発し落としてしまう。続く第2セット、立ち上がりから西村のサービスエースが決まり良い流れを作る。一時5点差までつけ勢いを失わず勝ち取る。3セット目は両者譲らず中盤まで点差のない戦いが続いていたが、後半相手の時間差攻撃に対応出来ずこのセットを奪われる。後がない4セット目、羽原が時間差攻撃、ブロックで力を発揮し攻守ともに活躍。デゥースに持ち込み内藤の冷静な攻撃などが決まり競り勝ち首を繋ぐ。最終セットは相手にペースを握られ、必死に食らいつくも得点差を縮めきれず、1回戦敗退となった。

◆鈴木純平監督
「(選手たちの調整は)昨日、東京から移動してきて練習もあんまり出来ていない中よく頑張っていた。(展開的には)サーブで崩して相手の時間差攻撃を使わせないようにしようとしたが、サーブの的が甘く弱いものになってしまい、レシーブもきちんと返せず、クイックを使わせてしまった。(次への課題は)トーナメントは優勝以外は負けても悲観しなくていい。実力を出せるにはどうすればいいか。リーグとは違うアプローチの仕方を考えていく」

◆内藤直毅主将
「(コンディションは)全体的に動ききれてなかった。(今日までの調整は)個々の能力アップを目標にしていたがミスが多かった。(どんなゲームメイクを)初戦だったので勝ちを決めていこうと思っていたが相手にいいようにやられた。(試合内容は)駒大は時間差攻撃に弱いので対応しきれず、攻められてしまった。飛ぶ人を決めて対応したがうまくいかなかった。(前期が終わり)チーム全体でサーブとブロックの強化と個人ではトスの丁寧さを課題に頑張っていく」

◆羽原悠紀
「(コンディションは)前日から移動で練習もあまり出来ていなかったので不安だった。(試合は)相手の攻撃に対して全体的に守りに徹してしまい自分たちのバレーが出来ていなかった。(意識していたことは)4セット目で2-1で負けていて、チームの雰囲気もあまり良くなかったので声を出すことを意識してやった。(前期の試合が終わり夏に向けて)練習をたくさんして1部昇格を目指し、全カレでも結果を残す」

◆飯田祐規
「(試合展開は)相手はコンビバレーで来ることを知っていたので、ブロックで対応しようと思っていたがまったく出来なかった。(試合の良かった点は)点差が離れていた時があったが追いついてセットをきちんと取れたこと。(悪かった点は)みんなの集中力が続いていなかった。サーブも全然だったし、スパイクもまだまだ。(今後の課題は)チームではサーブカットの安定とブロックの強化。個人はポイントゲッターとして決定率を上げる。スパイクはもちろんサーブでもミスしないようにしていきたい」

◆西村隆一
「(コンディションは)良かった。会場に慣れていなかったし、昨日ボールに触っていなかったので早めに慣れておこうと思っていた。(スタメン起用について)初めての試合だったので緊張しないように心掛けた。(相手の攻撃への対応は)打ってくる人はセッターに信頼されている人なので、誰に上げるのかをよく見て対応した。(次への課題は)サーブミスやコンビミスが多くあんまり出来なかったのでそこをしっかりやっていきたい」

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