• 準々決勝では1ポイントが遠かった廣瀬=舞洲アリーナで(池田 初撮影)

  • 今月、世界大会に出場する伊東

  • ベスト32入りを果たした木原

廣瀬、ベスト4届かずも確かな手応え

[空手道部]第56回全日本学生空手道選手権大会並びに東西対抗戦(2012年07月02日 12時12分)

 第56回全日本学生空手道選手権大会並びに東西対抗戦が7月1日(日)、舞洲アリーナで行われた。結果は以下の通り。

【個人戦】
<女子個人組手 ベスト8>
廣瀬まり(仏2)

<女子個人組手ベスト16>
伊東佑季(商2)

<女子個人組手ベスト32>
木原明日香(地4)
井地茉莉花(心4)

【東西対抗戦】
東軍○7―6●西軍
三鋒・竹井美都樹(経1)○
七鋒・伊東佑季○

 女子組手には7人が出場。今月世界大会に出場する伊東らが敗戦していく中、昨年8年ぶりのベスト4入りを果たした廣瀬は、4回戦まで危なげなく勝ち進んだ。迎えた準々決勝では終始互いにポイントを奪えず、再戦の末に判定負け。昨年の4強を超えることこそできずに、前期の戦いを終えた。
 一方で、東西対抗戦に出場した竹井と伊東は互いに勝利。東軍の勝利に大きく貢献した。

◆杉山俊輔監督
「力が出し切れなかった。実力ではなく気持ちの問題。選手は一生懸命やっていたが、男女共に勝てる試合に勝てず、負けなくていい試合に負けてしまったのが、これからの課題になった。この先厳しく稽古できるかどうかが大事になってくる。肉体的にきついときに勝つことが大切。普段から全力で取り組んでいきたい」

◆木原明日香
「初戦は自分の組手ができずにだめだったが、昼休憩をはさんで良くなると思った。帝京の岡本との3回戦では3ポイントくらい相手のペースで持っていかれて、自分の組手でペースをつかめず、反則を取られたりしてしまったのでもったいない。そういうところを改善していけるように稽古にはげんで、全日本の団体で優勝したい」

◆廣瀬まり
「結果を意識せず、今までやってきたことを意識した。課題を見つけることが出来た。今までは上段ばっかりだったが、今回は中段を意識して出すことが出来た。今までは勝ち負けを意識していたが、やるべきことをやるということを意識した。(できなかったことは)負けた試合では、チャンスをものにできなかった。(試合前に意識することは)目標は日本一だが、目の前の一戦一戦を大切にする。(昨年の全日本と比べて)結果に満足は出来ないが、次につながる試合だった。(今後の目標)日本一」

◆伊東佑季
「(今日は)前半ペースは良かったが、反則からの切り替えができなかった。自分の形で勝ちたい。(前回からふまえて)反則を意識してしまった。勝った試合は自分の戦いができた。(世界大会の意気込みは)一戦一戦自分の戦いをしたい。(今後は)どんな相手でも勝てるように、コンスタントに結果を残したい」

発行冊子最新号一覧背景(左)

空手道部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)