• ファイナルセットに渡る接戦を繰り広げた(左から)川口・神保=有明テニスの森公園で(小野沢権悟撮影)

複で苦戦し、課題の残る結果に

[硬式テニス部]関東学生テニストーナメント大会【女子】4日目(2012年05月11日 05時05分)

 関東学生テニストーナメント大会【女子】4日目が5月10日、有明テニスの森公園で行われた。結果は以下の通り。

<女子ダブルス2回戦>
●川上・幸村0(2-6、0-6)2伊従・菊川(早大)○
●川口・神保1(6-4、4-6、2-6)2岡田・久次米(山学大)○

※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント

 女子ダブルス2回戦には2組が登場。強豪・早大との対戦となった川上・幸村はファーストセットから相手に主導権を握られた。粘り強いプレーが見られる場面もあったが、早大を苦しめることはできずに惨敗を喫した。
 また、シードを獲得していた川口・神保。序盤から互いにミスはあったものの、順調にポイントを稼ぎ、ファーストセットを奪取。続くセカンドセット、ファイナルセットではミスを連発してしまう。完全に流れが山学大に移ると、追い上げも虚しく3回戦進出を果たすことはできなかった。

◆江口淳一監督
「(川口・神保は)新進で優勝したということで、守りに入ってしまった。考えすぎて思うようにできなかったのだと思う。負ける相手ではない。ミスをして相手を調子に乗らせてしまった。余裕がなかった。川上・幸村も、相手が強いので仕方ないが、リーグで当たるのでもう少しスコアに絡んでも良かった。(今後は)今までのメンバーが抜けて、大変だとは思うが、練習し直します」

◆川口 瞳(英4)
「自分の気持ちの弱さが出た。今大会は(単複)両方上手くいかなくて練習しているはずだったが、足りなかったのだと思う。(今後は)今、練習をきつくしていて充実はしていると思うので、それを続けつつ、ここぞというところで自分の力を発揮できるように頑張っていきたい」

◆川上静香(社4)
「ダブルスをやらせてもらえなかった。悔しい。(相手は)やっぱり強いというのは分かっていたので、1本ずつ大切にやろうと思っていたが、セカンドセットはすごく早かった。ストロークすることしか頭になくて、もっと何かできたと思った。(幸村は)決めるところは決めてくれるし、互いに助け合ってプレーできる。(今後は)インカレ予選に出られるので、もっと体力をつけていろんなことができるようにしたい」

◆神保 栞(社3)
「ファーストセットはやりたいことがやれて良かったが、セットを取られて、セカンドセットでロブを使われてから対処できなくなってしまった。簡単にミスをしてしまってセカンドセットを取られて、ファイナルも2ゲーム目のデュースを取れなかったのが、敗因だと思う。自分たちはミスが多くて、中途半端になってしまった。(今後は)気持ちを強く持って、ミスをなくしていきたい」

◆幸村沙也花(英2)
「相手は強いというのを知っていたので、挑戦者という気持ちで臨んだ。もう少し頭を使っていれば、良かったと思う。(川上は)ストローク力があるので、安心してポーチに出られるからやりやすい。(シングルスはコンソレだが)勝ち上がればインカレ予選に出られるので、1本ずつ成長して勝ち上がっていきたい」

 なお、明日は女子シングルスコンソレが亜大コートで行われる。

■会場へのアクセス
・JR五日市線「武蔵引田」下車、徒歩7分

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