• 初勝利に加え、チームを勢いづける2勝目もあげ、喜びを噛み締める佐々木=日野市市民の森ふれあいホールで(草場早稀撮影)

  • チームの初白星を決めるなど活躍した佐藤

  • 中大戦で鈴木は早大戦の雪辱を果たした

新入生・佐々木が活躍!初白星飾る!

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・早大戦、中大戦(2012年05月06日 01時53分)

 春季関東学生リーグ1部・早大戦、中大戦が5月5日、日野市市民の森ふれあいホールで行われた。結果は以下の通り。

駒 大3―4早 大☆
●中村祥吾(法2)1―3大島○
○加藤悠二(商3)3―2板倉●
●大場崇志(経2)0―3岩崎○
●加藤、佐藤 究(経3)組1―3大島、山本勝組○
○佐藤3―1山本勝●
○佐々木雄野(営1)3―1山本直●
●鈴木大地(営2)1―3矢野○

☆駒 大4―2中 大
●中村祥1―3橋本○
○鈴木3―2大野●
○加藤3―2松生●
●加藤、佐藤組2―3藤木、松生組○
○佐々木3―1藤木●
○佐藤3―2徳永●

 大会2日目は2試合が行われた。第1試合の早大戦では序盤3ゲームを落とし、後がない状況に。そこから佐藤が勝利すると、続く新入生の佐々木も終始攻めの姿勢でスマッシュを次々と決め、リーグ戦初勝利を挙げた。最終番手・鈴木が劣勢からの巻き返しをみせたが、チームの勝ち星には届かなかった。一方、続いて行われた中大戦は、鈴木が前の試合から一転、冷静な試合運びで勝利すると、加藤もバックドライブを打ち込み格上選手に勝利。ダブルスが惜しくも敗れるなか、ここでも佐々木がエース選手相手にサーブから攻め立て、相手に思い通りのプレーをさせずに、見事リーグ2勝目をあげた。これで流れを呼び込むと、最後は佐藤が一進一退の攻防になりながらも、ロングボールのラリー戦をしっかりと打ち取るなど徐々に自分のペースに持ち込み勝利。新入生の活躍とチームの粘りで、リーグ戦上位常連校相手に今季リーグ戦初白星を挙げた。

◆長崎隆志監督
「(初白星は)よかった。チームの総力を出しての1勝。団体戦という中で、つなごうという意識や、応援してくれている方々のことも考えてプレーしていた。ダブルスが勝てていない中でもよく勝てた。佐々木の頑張りは大きい。少なからず初のリーグ戦出場なので。個々の力が確実についている。(次戦は)これから戦う中で1番強い相手。ダブルスで踏んばって、優位に進めたい」

◆渡邉 賢主将
「(初白星は)とにかくうれしい。早大戦は試合の勢いや流れの中でついた勝敗。昨日今日で苦しい中、頑張っていたのが、中大戦の結果につながった。(佐々木は)1年で格上相手に勝つのは本当にすごい。ガッツがあるし、チームの雰囲気を良くしてくれる。(次戦は)自分たちはあくまで挑戦者。苦しくなるのは分かっているけど、選手も応援もそれぞれが自分の力を発揮すれば勝つチャンスはある」

◆佐藤 究
「(中大戦は)とりあえず無心で、やることだけやろうと。自分でもびっくりするくらい冷静で、戦術の組み立てを上手くできたり冴えてた。勝った瞬間は、団体で勝ったんだぁ。と。上からの応援や、OBさんが喜んでいたみたいで良かった。(佐々木)雄野が勝ってくれたのが大きい。心強かった。(次戦は)まずはダブルスで勝ち星をあげて、チームに勢いをつける」

◆鈴木大地
「(今季初勝利は)早大戦で足を引っ張ってしまって、とにかく悔しかったので、絶対に勝ちたかった。中大戦はあえて自分の出番を前半にしてもらって、ここで負けたらもう試合に出られないくらいの気持ちで挑んだ。(次戦は)あいだが開くが、専大の選手は左利きであったりと異質な部分が多いので、そのあたりの対策をして、この勢いのままいきたい」

◆佐々木雄野
「(リーグ戦初勝利は)本当に気持ちよかった。とにかく負けないという気持ちと、自分の思い通りの卓球をやろうと意識したのが勝ちにつながった。(中大戦は)エース級の相手で向かっていくだけって思っていたし、みんなからも思い切りいけと言われていた。(次戦は)今日よりも手強い相手だと思うけど先輩方も頑張っているので、それ以上に自分も頑張っていきたい。チームのために絶対勝つ」


【春季関東学生卓球リーグ1部リーグ 現順位表】(※得失点で計算)

   1位 明 大(3勝0敗)
   2位 専 大(3勝0敗)
   3位 早 大(2勝1敗)
   4位 中 大(1勝2敗)
   5位 駒 大(1勝2敗)
   6位 法 大(1勝2敗)
   7位 日 大(1勝2敗)
   8位 埼工大(0勝3敗)

 なお、次戦は5月9日、専大戦が15:00から横浜文化体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
 JR京浜東北・根岸線「関内」駅より徒歩5分

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