中村、初の10000mで28分台!
[陸上競技部]第222回日本体育大学長距離競技会(2012年04月14日 21時57分)
第222回日本体育大学長距離競技会が4月14日、日本体育大学健志台キャンパス陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。
<10000m>
【4組】
1着 多田 要(中央大) 29:31:12
2着 田口 哲(大東大) 29:33:94
3着 小櫃裕太(山梨学大) 29:37:70
26着 馬場翔大(商1) 30:49:84
【5組】
1着 田中秀幸(順天堂大) 28:45:05
2着 エノック・オムワンバ(山梨学大) 28:53:20
3着 中村匠吾(経2) 28:56:87★
6着 池田宗司(08年度卒、現・ヤクルト) 29:10:52
※★は大学初10000m
5組に出場した中村は、スタートから攻めの姿勢で集団の先方につく。2800m過ぎに一気にトップへ立つと、そのままの勢いでレースを引っ張る。6000mあたりでかわされるも、勢いはそのままに3着でゴール。初の10000mながら、28分台の記録を出した。一方、大学デビュー戦となった馬場は、序盤は集団のペースに食らいつくものの、4000m以降大幅に失速し26着。悔しい結果となった。
◆大八木弘明監督
「(今日のメンバーを選んだのは)本人が出たいと希望したから。(雨が降って、気温も低く)条件が悪かったが、中村はレースを自分で組み立てて走れた。28分台を出したし、評価する。馬場はまだ練習不足。(新入生は)まだ練習不足だから、まずは5000mから走らせていきたい。(春のトラックシーズンに向けて)1、2年生にスピードをつけさせることが大切」
◆馬場翔大
「(今日のコンディションは)あまり良くなかった。しっかりと調整したつもりだったが、合わせられなくて悔しい。全く走れなかったので、これからは大会に出るというよりは練習を積んで、生活から変えていきたい。(レース序盤で)走りづらく前へ出たが、ぶつかってしまい、慣れず力を使ってしまった。明日からまたしっかり練習していきたい」
◆中村匠吾
「今日は調子がよかった。28分半狙いたかったが、天候が悪くしっかり走れなかった。(監督からは)自信を持って積極的に走れと言われた。レースは留学生に引っ張ってもらおうと思っていたが、予想と反していたので、自分で引っ張っていく形に切り替えた。2800mぐらいで飛び出したが、ただのペースメーカーとして利用されたくはなかったので、積極的にいった。自分が引っ張っていっても走れるように練習していきたい。10000mは今日が初めてだったが、距離に不安はなかった。トラックシーズンでは村山に勝ちたいので、挑戦して積極的にレベルを上げて大会に臨みたい」
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