• 2人が着ているTシャツは部内で作ったもの。(渡邊悠撮影)

  • グランドスラム目指して男子を率いる伊藤(古田早季撮影)

  • 2年ぶりのタイトル獲りに燃える女子を率いる佐藤(古田早季撮影)

空手部主将対談~空手部を率いて~

[空手道部]主将インタビュー第1弾(2007年05月25日 19時48分)

コマスポ(以下、コマ):前期の主要大会が終りいかがですか?
佐藤愛美女子主将(以下、佐藤):男子が頑張ってるから女子ももうちょっと頑張りたい。主将としてまだまだ未熟です。

コマ:修道館から二子玉川校舎に変わり環境がガラッと変わったと思うのですが?
佐藤:稽古の流れも違って最初は4年生もテンパりましたがやっと慣れてきました。
伊藤龍也男子主将(以下、伊藤):今までの伝統はそのままで、また新しいものを組み立てないといけない。そういうプレッシャーはありましたね。
佐藤:プレッシャーだった。
伊藤:俺らは部始まって以来の問題児だから(笑)
佐藤:仲はすごくいんだけど、個性が強い。
伊藤:絶対怒られるのはうちらの代。主将になってこのチームでやってけんのか正直不安だった。でも、自覚し始めてからやっぱりみんな変わりましたね。

コマ:話し合ったりはしたんですか?
佐藤:4月にこのままじゃいけないと4年生で意見を言い合いましたね。今も月1で幹部会というのをやってます。今まではやる人とやらない人別れてたけど、今は全員がやろうと言う気になってる。
伊藤:自覚もってやってますね。一人一人が責任を感じている。

コマ:後輩ともすごく仲がいいように思いますが?
伊藤:後輩を信頼してますね。意識しないでもフレンドリーに。それは駒大空手部の伝統みたいなものじゃないですかね。最近はちょっと厳しくいこうかなと。髪を短くするとか(笑)
佐藤:武道をやるものとしての身だしなみはね。

コマ:2人で話し合うこともあるんですか?
佐藤:2人ともやるしかないと思ってますから、励ましあって。本当心身ともに辛くても主将だから。抜くとき抜いて・・・ね。
伊藤:そう。とことんやって、発散して。だから3年までのオフより4年のオフの時間の方が充実してますよ(笑)

コマ:大石師範を皆さん尊敬してると聞きますが?
伊藤:尊敬してますね。仏なんですよ。僕達が少し悪い事したときも、校舎のごみ拾いしたんですけど、普通の指導者だったら「やってこい」って言うと思うんです。でも師範は「一緒にやるからいくぞ」って。頭ごなしに怒らないですし。可愛がってくれるんです。本当の子供のように。師範の愛を感じますね。
佐藤:そうだね。戦績もすごいし。ギネスブックに載ってますよ。※

コマ:今後の目標をお願いします。
伊藤:男子はグランドスラム目指して。※2
佐藤:女子はタイトルを獲りたい。ベスト8止まりなんで・・・。全員で獲りに行きたいですね。
伊藤:女子も実力はある。気持ちだね。
佐藤:気持ち。チーム力を上げて、男子の陰にならないように。
伊藤:一緒に表彰台に上って全員で胴上げしたい。



「運命の出会い」
佐藤:たっちゃん(伊藤)とは運命の出会いだったんだよね。高3の世界大会の合宿で一緒で。でもたっちゃんは怪我して世界大会は来れなくて。お土産買ってった(笑)
伊藤:高校が群馬と栃木で隣だったからね。
佐藤:同じ大学行くって知ったのもそのくらい。

コマ:空手を始めようと思ったきっかけは?
伊藤:ひらめき。小3の時にポスターを見て。昔は今からは想像出来ないくらいガリガリで。軟弱ひ弱だった。でも空手と食べすぎ?で(笑)
佐藤:父親が空手をやっていて。弟2人も先に空手をやっていて。中2の時に道場の先生に半ば強制的にやらせられた(笑)母はやってないけどずっと見てるからやってない私一人会話に入れなくて。やったら会話に入れるっていうのも大きかったかな?
最初は毎日道場で嫌だったけど、小さい大会だけど優勝したのが嬉しくて。高校もやろうと思いました。

※・・・大石武士師範は世界大会を3連覇。
※2・・・(東日本、関東選手権、全日本)の3つの大会を制すると真の大学王者となる。

◆伊藤 龍也(いとう たつや)
S61.2.21生 文学部社会学科4年
群馬県出身 前橋工業高校卒
173cm
主な戦績
選抜大会 組手5位、形3位
◆佐藤 愛美(さとう まなみ)
S60.7.22生 文学部国文学科4年
東京都出身 宇都宮文星女子高卒
173cm
主な戦績 インターハイ個人組手準優勝         
世界ジュニア・カデット大会出場(個人組手の部)

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