• 得意の突きを繰り出す志村=日本武道館で

志村、全日本インカレ堂々の2位!

[空手道部]第51回全日本学生空手道選手権大会(2007年07月02日 14時10分)

 第51回全日本学生空手道選手権大会個人戦が7月1日(日)、日本武道館で行われた。競技方法は2分6ポイント先取(準々決勝からは3分8ポイント先取)。結果は以下の通り。

【男子組手個人】
ベスト32
竹田純哉(法3)
ベスト16
只野 聡(営4)
大木正歳(政3)
ベスト8
佐藤光直(法2)

決勝
志村龍己(仏3)●3―3○久下敦司
     (延長 0―1)

☆優秀選手賞☆
志村龍己
佐藤光直


 男子は7名が出場。関東1、2位の大木と竹田は振るわず早くに敗北する中、駒大準レギュラーの只野、佐藤光が健闘。ベスト8の佐藤光は準々決勝、開始直後はお互い相手の様子を探っていたが徐々に攻められる。残り1分を過ぎてようやく1ポイント取り返したがペースは変わらず、終盤で有効を奪われて敗北した。志村は今大会で昨年3位の実力者、久下との決勝戦。開始直後、上段突きを決められるが志村もすぐに反撃に出る。互いに一歩も引かず、決定打が出ないまま試合が終了。延長戦でも互角の戦いが続くが、体勢の崩れたまま攻めた志村の隙を突き、相手に上段突きを決められ惜敗。優勝こそ逃したが、見事全日本2位に輝いた。


◆大石武士師範
「(佐藤は)爪が甘かった。(志村は)判定で勝っても良かった。今年は(全日本インカレ優勝)狙えます。ただ、自分の試合ができればの話。あとは精神力の問題です」

◆杉山俊輔コーチ
「(志村は)稽古もひたむきにやる子だから出来ると思っていたので試合中はあえて何も言わなかった。いろんな因果関係があるし、今ある一つの結果だけに対してどうこう言えない。ただ(決勝は)自分の型が崩れた所で攻めてしまったという事実だけがある。(チーム全体としては)雰囲気は良いです。来週(の全日本)も大丈夫だと思います」

◆志村龍己
「(全日本2位は)嬉しい。いつもより仲間の声援が近くてよく聞こえたのが良かった。(決勝は)久下は半年前(全日本インカレ団体戦)も戦って勝っていたし、今日やった東西戦でも勝った経験があるから大丈夫かなって安心してしまう甘さがあった。試合中、スタミナが切れてしまった。(今日の試合で)自信がついた。基礎体力を土台にして目標の全日本団体戦で優勝をして師範や杉山,長野コーチを胴上げしたいです」



 なお、同時に行われた東西対抗戦(2分間フルタイム一本勝負)では竹田、佐藤龍治(商2)、大木、志村が東軍として出場した。

【東西対抗戦】
東軍 10―9 西軍

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