• 逆転負けを喫し、呆然と立ち尽くす桑原=代々木第二体育館で(葛西紘太郎撮影)

全敗で最下位、2季連続の入替戦へ

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・中大戦(2007年05月11日 19時45分)

 春季関東学生リーグ1部中大戦が5月11日(金)、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り

駒大0-4中大☆
S1●渡井伯和(経1)0-3吉田○
S2●桑原勇希(営2)2-3森田○
S3●高橋智広(英2)0-3森下○
D ●桑原、松竹紀昭(政2)組0-3瀬山、森田組○


 最終日、2番手で出場したエース・桑原勇希(営2)は東山高校時代のチームメイト、森田と対戦。1セット目、5-10から7連続ポイントで逆転し奪うと、2セット目も得意のサーブで崩し制する。しかし3セット目、デュースで競り負けると、流れは相手に移ってしまう。4セット目、中盤で5連続ポイントを取られ落とすと、5セット目もその勢いのまま奪われ逆転負け。シングルス勢、ダブルス全て敗れ、昨秋に続き全敗での最下位が決定。1部残留を賭け、筑波大との入替戦を臨むことになった。


【春季関東学生リーグ1部結果】

1位 早 大  5勝0敗
2位 埼工大  4勝1敗
3位 明 大  3勝2敗
4位 中 大  2勝3敗
5位 専 大  1勝4敗
6位 駒 大  0勝5敗


◆富岡成一監督
「今回は悪い方向にいってしまった。負けることでテンションが下がってしまった。どうやったら入替戦で団結できるか考えたい。選手には負けたことから、這い上がっていく精神を持って戦って欲しい。桑原にはプレーで引っ張っていってもらいたい。入替戦は厳しい戦いになると思う」

◆坂本直也主将(経4)
「日を追うごとにチームの状態がおかしくなっていった。いろいろ話し合ったりしたが、結果的にうまくはいかなかった。2戦目の専大戦で勝ち試合を落としたのが痛かった。あそこで勝っていれば3試合目以降も、もっと良い試合ができた。応援してくれたみんなが頑張ってくれていたのに、勝てなくて申し訳ない。入替戦までに技術的なこと以上にチームワークを強くして、全員で勝ちにいく」

◆桑原勇希(営2)
「3セット目に、これを落とすとチームが負けると思った。もっとしっかり考えてやればよかった。チームの状態が悪く、集中できなかった。ダブルスでも回ってくる状況が悪かった。リーグ戦の出来としては、技術面では自信がついた。入替戦はどうなるかわからない。いかにチームを立て直せるか、そこが勝負です」

◆高橋智広(英2)
「チーム一丸と言ってたが実際はバラバラで全員が真剣に取り組めていなかった。全体が初日から良くなかった。勝つのが大変で他の学校が真剣にやっているのと比べれば足りないし、それが結果に出ている。1部は、昨年の4年生が残してくれたことなので、筑波戦では全力でいってチームのために勝つ」

なお、入替戦は6月10日(日)に中央大学・多摩キャンパス中央大学体育館(予定)で筑波大学と対戦する。

■会場へのアクセス
多摩モノレール『中央大学・明星大学駅』から徒歩1分
京王線『多摩動物公園駅』から徒歩10分
小田急・京王線『多摩センター駅』下車、13番バス停で12分
JR中央線『豊田駅』下車、4番バス停で15分

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