• 2番手で勝ち星を収め、流れを引き戻した藤本=東京武道館で(葛西紘太郎撮影)

「想定内」の苦戦も予選1位通過

[卓球部]全日本インカレ2日目(2006年08月11日 20時24分)

第76回全日本大学対抗卓球選手権大会2日目が東京武道館で行われた。結果は以下の通り。
駒大3-1中京学院大
●S1田中2-3牛○
○S2藤本3-1笹木●
○D田中、伊東組3-1中野、西尾組●
○S3桑原3-1中野●
1番手でエース田中満雄(政4)が敗れた駒大は、2番手に藤本雄大(商4)を起用。1セット目、点を取られては取っての展開で試合が進むも、追い越すことができずこのセットを落とす。2セット目、序盤4本連続でポイントを取るとプレーも落ち着きはじめ、11-9で奪うと、3セット目も要所で連続ポイントを重ね、2-1と勝利に王手をかける。迎えた4セット目、中盤までは競り合うものの、5-4から6本連続でポイントを奪い4セット目も奪取。3-1で笹木を下しチームに流れを引き戻した。ダブルス、桑原勇希(営1)も苦戦を強いられるも、中京学院大を3-1で勝利し、予選1位通過を決めた。
仁王聖雄監督
「苦戦は覚悟していた。藤本は普段通りだったが全体的にあまりよくなかった。だが3-0はなかなかできない、勝った試合でも1セットずつ落としたのは想定内。1部のチームとして戦う初のインカレ、プレッシャーも多少ある。明日は田中とダブルスで2点とって、あと1点全員で取る駒澤の勝ち方をしたい」
◆田中満雄(政4)
「まさか負けるとは思わなかった。勝ちたいという気持ちが空回りしてしまい、レシーブが入らず、案の定自分が負けてチームの流れが悪くなってしまった。でも負けてさっぱりした部分もある。最後のインカレ、負けられないという気持ちはいつもの100倍くらい大きい。どこが相手というのは関係なく、目標は優勝」
◆藤本雄大(商4)
「田中が負けてしまったので、自分が勝って後半に繋がるようにしたかった。1セット目は慌てて無理をしてしまったが、2セット目からは落ち着いてプレーしたら、相手がミスをしはじめて流れがつかめた。昨年はベスト8に落ちてしまったので、もう一度ベスト4入りし、できれば優勝までいきたい」
8月11日は東京武道館で9時30分決勝トーナメント1回戦から準々決勝が行われる。

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