• 4回表 ノーアウト1、2塁の好機でスリーバントを試みるも失敗に終わる5番、城戸=法政大グラウンドで(葛西紘太郎撮影)

好機生かせず、4強入り逃す

[準硬式野球部]第48回関東大学準硬式野球選手権 対明大戦(2006年04月07日 21時05分)

 4月1日から第48回関東大学準硬式野球選手権が始まり、駒大は2回戦から登場となった。初戦の健康科学大戦を乱打戦の末18-16で下すと続く3回戦の昭和薬科大戦は18-2と打線が爆発し大勝。4回戦の神奈川大戦は不戦勝によりベスト8に駒を進めた。
 そしてベスト4入りをかけた試合は六大学の雄、明大との対戦。1回、2回と鈴木の立ち上がりを明大打線が捉え、ワイルドピッチと犠牲フライで1点ずつを失う。4回に7番鈴木のタイムリーヒットで1点奪うも後続が続かず。その裏、守備の乱れから1点を奪われると、5回には長打にスクイズを絡めて3点を追加され苦しい展開へ。6回以降は好守が光り、明大の攻撃を0点に抑えるも、打線は相手の正面を突く不運な当たりや好プレーに阻まれ、反撃の糸口をつかめず。最終回も無死で得点圏にランナーを進めるも後続が倒れ、ベスト4に一歩届かなかった。
    
 駒 大 000 010 000 1
 明 大 110 130 00× 6
 
昨年、25年ぶりに東都大学リーグ1部復帰を果たし、今年は更なる飛躍が期待されている準硬式野球部。しかし、選手たちはそのプレッシャーを受け身にすることなく等身大のプレーで、伸び伸びとプレーする姿が目に止まった。14日からは春季リーグ戦も始まり、今年も準硬式野球部が熱くなりそうだ。
《選手のコメント》
主将 関 基浩(政3)
例年よりもコンディションよく、順調に仕上がってるが、ケガ人がいるのが気になる。今日の試合では、いいとこで1本でなかったのが悔しい。不運も重なったし、勝ちたかった相手だけに悔しい。リーグ戦にむけては、新1年生も入れて、先を見ながら1部でいいとこ狙えるチームにしていきたい。
投手 鈴木健太(営2)
エンジンがかかるのが遅すぎあた。5回まで思ったより体に力が入り、打たれたり四死球を出したりしてしまった。6回以降は力みがとれ、うまくインコースが使えた。立ち上がりがまだまだ不安定。最初から冷静にいけるようにして、リーグ戦では抑えられるようにしたい。
外野手 中川泰裕(法2)
負けた気がしない試合だった。もう少しチームが一丸となれば勝てた。塁に出ることが自分の仕事なので、チームのヒット半分を打ったことは気にしていない。でも最後の打席は打ちたかった。いい場面で打てるように練習していきたい。

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