• ベスト4進出を決めた清水・谷井ペア=大宮けんぽグラウンドで(小野美早紀撮影)

清水・谷井ペアベスト4進出!「ここで満足せず優勝目指したい」

[硬式テニス部](2021年11月22日 15時05分)

2021年度関東学生テニス選手権大会本戦女子ダブルス準々決勝が11月21日に大宮けんぽグラウンドで行われた。結果は以下の通り。

〈女子ダブルス準々決勝〉
○ 清水里咲・ 谷井涼香 2(6-3、6-4)0 松田栞 ・木村菫(立大)●

【清水・谷井ペア 準々決勝】
順調に勝ち進み、迎えた準々決勝の相手は立大のペア。ファーストセット序盤は互いにブレイクをし合う中、清水・谷井ペアが3ゲーム連取し一気に流れを呼び込む。そのまま相手にリードを許さず6ー3でこのセットを獲得。
セカンドセットは相手ペアの調子が上がり、コースのライン際を狙った鋭いショットを連発。ラリー戦や競り合いが多くなる中迎えた第8ゲーム、相手が長いデュースを制し4ー4と並ぶ展開に。しかしその後は清水・谷井ペアが2ゲーム連取し6ー4でセカンドセットも獲得。ストレートで準決勝進出を決めた。

◆江口淳一総監督
――夏関当初の目標は
「リーグでは駒大は2部の上位にいるが、2年間リーグがなかった。リーグがない中で、本数に1本でも多く上がって、この夏関でどれだけ勝てるかということを目指してきた。男子も女子も本戦の本数は上がったが、女子シングルスは負けてしまった。男子は小高が第1シードに勝ったが、3回戦で負けてしまった。チームの現状としてはちゃんとできたかなと思う」
 ――夏関前の注目していた選手や期待していた選手は
「男子については、小高(拓海・市2)と末尾(拓翔・経2)はやってくれると思っていた。1年生には頑張りなさいと言っていた中で、植木(海音・法1)が単複で本戦に上がってくれたことは収穫だった。2年生がすごい活躍していて、山口(駿・政2)も、悔しいと思っているであろう中頑張っていた。女子は、レギュラーメンバーが本戦に上がれなかったりシングルスが全員1回戦負けだったりと、これから反省しなければならない。(清水)里咲はもう4年生なので、里咲頼みではいけない」
 ――清水・谷井ペアの試合を振り返って
「負ける相手ではなかった。相手も負けたくないので、攻めてきたところを受けてしまった。自分たちのプレーから外れてしまった。セカンドセットは危ないところもあった。それでもしっかり対応できていた」
 ――準決勝に向けて意気込みは
「里咲は関東学生ベスト4以内は何度もとっている。最後にインカレインドアもあるが、自分でも優勝したいと思っているよう。相手は弱くないが最後に夢を叶えてほしい」

◆清水里咲(国4)・谷井涼香(英3)ペア
ーー今日の調子は
清水:普段通り。
谷井:いつも通り。
ーー今日の相手の印象は
清水:1人は6年くらい同じクラブに所属していた。試合をするのは初めてだったが、年下なので、負けたくないと思っていた。もう1人は高校時代からよく当たっていた。同じ2部校だったので負けたくなかった。
谷井:片方がジュニアの時から同じだった。もう片方は特に知り合いではないが、第1シードを倒してここまできたので、結構手強いペアなんだなと思っていた。
ーーリードする展開が続いたファーストセットを振り返って
清水:ファーストセットは結構こっちも考えてやっていた。1戦前の相手も立大だったので、(こちらの弱点を)教えていると踏んで、裏の裏を考えてプレーしていったら上手くはまってくれた。
谷井:いつも通り自分が後ろでラリーして、里咲さんが前でとる展開がうまくできていたと思う。
ーーセカンドセットは4ー4と並んだが
清水:前の1個目と2個目の試合も4-2から4ー4になっているので、全く同じ展開だったが、いつも通りやれば自分たちはいけると思ってとにかく強気でプレーしようと話していた。
谷井:2セット目の展開がどの試合も似ている。油断してるわけではないが、試合の途中で何かが変わって相手が手強くなるので、そこが今後の課題だと思う。
ーー4ー4で並ばれたあとは冷静にプレーできたか
清水:少し焦ったが、落ち着いて二人で深呼吸して頑張った。
谷井:内心めちゃくちゃ焦った。自分は深呼吸するのが大事なので、それが助けになって、今回はちゃんと自分たちで落ちずに切り替えてできたのがよかったと思う。
ーー今日の試合全体を振り返って
清水:完璧ではないが、ファイナルセットまでいかずにしっかりと勝てて「最低でもいきたいね」と話していたベスト4に入れたのは良かった。
谷井:ベスト4にいけたのはすごくうれしいが、課題もいっぱい見つかったので、ここで満足せずに次に向けて修正すべきとこは修正して、優勝を目指して頑張りたい。
ーー課題とは
谷井:大事なところで引きがちになってしまうところや、もっとボレーで自分が前に動いて、里咲さんが後ろでラリーを楽にできるような動きをしていくこと。
ーー準決勝への意気込みは
清水:初めてやる相手なので、どんな感じなのかもあまり分からないが、しっかり向かっていきたい。
谷井:相手は名前からして強そうな相手なので(笑)、名前から負けずに、自分たちも強いんだという気持ちで優勝を目指して頑張りたい。

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