• 日本選手権に出場した(左から)鈴木と田澤=陸上部道環寮で(黒岩美彩紀撮影)

  • 関東インカレで2種目日本人トップの唐澤

【紙面連動企画】日本選手権・関東インカレで好成績連発!

[陸上競技部](2021年07月24日 15時39分)

春のトラックシーズンで好記録を連発し、昨年度からの勢いが止まらない陸上部。大八木弘明監督と、5月の日本選手権・関東インカレで好成績を収めた田澤廉(経3)選手、鈴木芽吹(営2)選手、蓮沼直希(営4)選手、唐澤拓海(市2)選手、花尾恭輔(商2)選手にインタビューを行った。(聞き手:黒岩美彩紀、清水呼春、中西真雪)
※インタビュー内容は6月下旬当時


◆大八木弘明監督
――2年生の活躍が目立ったと思うが
「花尾は関東インカレのハーフマラソンで、最後スパートをかけたがかわされ同タイムで2番という悔しい思いをした。花尾自身も本当は勝ちに行きたかったと思うが、僅差で負けてしまった。その悔しい思いで秋の駅伝に向けて頑張ってほしい。ハーフマラソンは出場した3人が上位に入ってくれたので、選手層の厚さをアピールできたという感じがする。2年生は全体的にいい練習ができている。鈴木、花尾、唐澤がしっかり練習を頑張っているので2年生自体が意識の高い学年となっている。『俺たちがやらないとこのチームがまた今年強くなれない』という思いで本気になってやっている」
――日本選手権で鈴木選手が田澤選手に追いついてきたと思えるが
「鈴木が1年生の時と比べて差は詰まってきているなという感じはする」
――今年度の新入生は
「ようやく生活にも練習にも少しずつ慣れてきた。注目すべきは佐藤条二(経1)、亘理魁(地1)、篠原倖太朗(地1)。5000mでも少し結果を出してきているのである程度注目するところ。庭瀬俊輝(法1)、吉本真啓(経1)、田丸颯(営1)が練習によっては少しずつ上の3人に近づいてきそう」
――トラックシーズン前半を振り返って
「トラックシーズン前半はタイム的にも良く自己ベストもかなり出ているので、今のところ順調にきているなという印象」
――夏合宿の目標は
「トラックシーズンで皆一生懸命やっているので、これが終わったら走り込みを中心にスタミナづくりをして、秋の駅伝シーズンに向けてしっかり練習をしていきたい。秋にはトラックレースを何本もすることはできないが集中したレースをしていきたい。スピードと持久力のバランスをうまく持っていって駅伝につなげでいきたい」


◆田澤廉(日本選手権10000m2位入賞)
――日本選手権当日の調子は
「あまり練習できていない状況で、調子的にもあまり良くなかった」
――レースプランは
「とりあえず前の選手についていこうと思っていた」
――監督からの指示は
「順位よりも学生記録を狙ってほしい。プランは個人に任せる」というものだった。
――レース中盤で鈴木選手が前に出てきたが
「びっくりした」
――日本選手権で見つかった課題は
「ラストから腰が痛くなる。筋力の無さ、体幹の問題なのかは分からないが克服していきたい。ラストを上げられる選手にならないと世界で戦えないから頑張りたい」
――6月6日のデンカチャレンジの目標は
「27分28秒台を破りにいったが、気候や体の状態を見ても学生記録である27分38秒台が切れるかどうかの状態だった」


◆鈴木芽吹(日本選手権10000m3位、関東インカレ5000m4位入賞)
――日本選手権での目標は
「27分台を出すこと。順位は考えていなかった」
――日本選手権当日の調子は
「日本選手権以前に大会に多く出ていたため、疲労がありすごく調子がいいという感じではなかった。頑張れば27分台は出るかなという感覚はあった」
――レースプランは
「先頭がオリンピック参加標準記録で切るためのペースで走るため、それになるべくついていけるところまでついて行って、最後の方にきつくなってきたところを粘って27分台を出そうと考えていた」
――レース中盤田澤選手の前に出る形となったが
「田澤さんがどうこうというよりも、自分の中では先頭にだんだん近づいていこうという意識だった」
――日本選手権のレースを振り返って
「大きい大会だったが緊張しないで走れた。しっかり思い切った走りもできた。それでいい結果がついてきたと思う」
――日本選手権と関東インカレで連戦となったが
「日本選手権は身体的にも気持ち的にもきつかった。関東インカレに向けては調整が難しい部分もあったが、身体的には疲労を抜きながら気持ち的には直前まで乗っていかないところがあった。しかし初日のハーフマラソンで花尾が2位に入って、そういう結果を見て自分の中では頑張ろうと思えた」


◆蓮沼直希(関東インカレ1500m2位入賞)
――関東インカレ当日の調子は
「調子は良かったが、直前の記録会で5000mが14分25秒かかってしまい、あまり自信がなかったのでメンタル的には不調だった」
――関東インカレに向けて練習は
「今まで、5000mや10000mで記録を出したかったので距離走とかをやっていたが、疲労を抜いて1500mに臨まないと結果が出ないと思っていた。直前の5000mで調整に失敗したことから、もうちょっと前と違う調整をしてみようと思い、今までよりも調整の段階のジョグの量を増やした」
――当日のレースプランは
「いつも通りだがラスト200m、300mくらいで先頭争いができるように、それまでためていくというレースプランだった」
――レース前に監督からの指示は
「ラスト100mの勝負だと言われた」
――レースを振り返って
「思ったより予選も決勝も体が動いたので、目標としていた3位以内に入り表彰台に上ることができて良かったと思っている」
――今後の目標は
「1500mは3分42秒くらい、5000mは13分40秒くらい、10000mは28分20秒で走って、出雲駅伝も狙っていきたい」


◆唐澤拓海(関東インカレ10000m、5000mともに3位入賞)
――関東インカレ当日の調子は
「緊張もしていたが、緊張よりも大学の大きなレースなので楽しみだった」
――当日のレースプランは
「10000mは自分より上である他大学の先輩方がいるのでついていき、ラストに自分がいけると思ったタイミングでスパートをかけようと思っていた。5000mはスパートで最後に離して勝つというのがプランにあった」
――レース前の監督からの指示はあったか
「最低でも日本人トップをとってくれと言われた」
――10000mと5000mとのレースを振り返って
「正直、10000mはペースのまま。気温があまり高くなくて雨だったので、タイムもそこそこに狙っていた。ラストスパートは自分なりに。前回の記録会があまり良くなかったので、そこから立て直して良いレースが出来た。悪いところはなく、自分の思い通りにいったレースだった。5000mは10000mの疲労があったがしっかり勝ちきれた。ラストスパートのキレが少しなかったが、しっかり勝てたのでよかった」
――2種目に出場したことについて
「(監督が)どのような意味で2種目にエントリーさせてくれたか分からないが、期待されていると感じた。しっかり期待に応えていきたいという気持ちがあった」
――5000mのレース前やレース後に鈴木選手と何か話したか
「レース前はお互いに緊張していたのであまり話していない。レース後はレースについて話した」
――他の2年生の活躍の活躍についてどう思うか
「自分が走る前に花尾がハーフマラソンで2位をとったということもあり、いい流れを作ってくれた」
――今後の目標は
「ホクレンでは5000mで13分30秒台前半を狙って夏合宿に入りたい。夏合宿ではAチームに入り、秋以降のレースや三大駅伝全てに出場したい。ただレースに出場するだけでなく、チームのレベルを上げ、チームを変えていけるような選手になりたい」


◆花尾恭輔(関東インカレハーフマラソン2位入賞)
――関東インカレ当日の調子は
「調子はそこまで悪くなかった」
――レースプランは
「ついていこうと思っていた。思った以上にハイペースだったが臨機応変な対応ができた」
――レース前に監督からの指示は
「とりあえず日本人1位は取ってこいと言われていた。優勝を狙っていたが、結果は僅差で負けた」
――先頭集団の中で優勝争いをすることになったが
「勝てるかなというのはあったので、ここまで来たら勝ちたいという気持ちだった」
――集団内での位置取りについては
「そこは何も考えずに、つくだけつくという感じだった」
――僅差で青学大の西久保遼選手に負けてしまったが
「同じ九州出身だったので悔しかったし、僅差で負けたのでさらに悔しいという気持ちがあった」
――他の2年生の活躍について
「鈴木、唐澤は本当にすごいので、トラックでは負けてもいいがロードでは負けたくないという気持ちがある」
――関東インカレで見つかった課題は
「ラスト勝負になったときにしっかりとスパートをかけ、切り替えができるようになりたい」
――今後の目標は
「5000mでしっかり13分40秒台を出していきたい。合宿が終われば駅伝も始まるので、チームに貢献できればいいなと思っている」


☆こちらの記事は、コマスポ100号でも特集しております!ぜひ併せてご覧ください!

◇関連情報

発行冊子最新号一覧背景(左)

陸上競技部の前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

前後のニュース

発行冊子最新号一覧背景(右)
発行冊子最新号一覧背景(左)

この記事を読んでいる人は、こんな記事も読んでいます

発行冊子最新号一覧背景(右)