• 佐久長聖高校(長野)出身の鈴木芽吹=陸上部道環寮で(菅野真由子撮影)

  • 中京高校(岐阜)出身の中洞将

  • 拓殖大学紅陵高校(千葉)出身の服部和空

  • 鎮西学院高校(長崎)出身の花尾恭輔

陸上部新入生特集2020 vol.3

[陸上競技部](2020年05月11日 12時25分)

昨年度、駒大陸上部は「原点と意欲~努力の継続~」というスローガンのもと、出雲2位、全日本3位、箱根8位という結果を残した。今年度は「原点と新化~覚悟をもって頂点へ~」を掲げ三大駅伝での優勝を狙うチームに、17人の新入生が入部。駒大陸上部に入ったきっかけや、4年間の目標などを聞いた。(聞き手・菅野真由子、笹井美里、小野美早紀、黒岩美彩紀)

4回に渡ってお届けする『陸上部新入生特集』。第3回目は鈴木芽吹選手、中洞将選手、服部和空選手、花尾恭輔選手の4名をご紹介します。なお、この特集は事前に選手の皆さんにお答えいただいたアンケートを基に行ったインタビューになります。(本取材は3月上旬に行われました。)


「安心感のある人としてチームの中で力になりたい」
◆鈴木芽吹 (すずき・めぶき)
経営学部経営学科
出身校:佐久長聖高校(長野)
5000m自己ベスト:13分56秒64
座右の銘:なし

―陸上を始めたきっかけは
「小5から始めました。それまでは野球とかと水泳をしていましたが、そこでも走ることの楽しさは大きかったです」
―高校の頃はどんな選手だったか
「1年生のときから全国高校駅伝に出場していました。安定感があって、チームを引っ張る存在だったと思います」
―印象的なレース、思い出は
「高校時代に良く走れたなと思うのは高2の福岡クロカンです。6位までが世界クロカンに行けるというのがかかっていてそれを本気で狙っていて、結果としては5位入賞をしました。そのときの喜びや達成感は印象に残っています」
―監督との出会いは
「初めて会ったのは3年の4月です。大学を決めるときに、自分はあまりどこに行きたいというのがなくて。ある程度結果も出していたので声をかけていただいたところから選ぼうと思っていました。駒大ともう一つから声を掛けられていましたが、4月の段階で大八木監督と話をして決めました。駒大なら自分の力も強くなれると思いました」
―目標としている人が高校の先輩の中谷雄飛(早大3年)選手というのは
「自分が1年生のときに寮で同じ部屋だった人です。当時から結果を出していたのに対して、練習や生活では謙虚でした。本当に結果を出す人は寮生活からしっかりしているのだというのを感じていました。さらに今も大学で活躍されています」
―ライバルは
「昨年の都大路(全国高校駅伝)で同じ1区を走って、負けてしまった選手です」
―駒大の新入生の中では最速だが
「タイム的には上ですが正直今走って勝てるかどうかは自信がないです。駒大の(新入生の)中では1番でも上には上がいます。1番というのはあまり意識せずやっていきたいです」
―同じ高校出身の宮内斗輝(法2)選手との関わりは
「仲が良くて、面白い先輩です。大学に来るのに心細かったこともありましたが、同じ高校だった先輩がいたのでここまで助けられていて、とてもありがたいです。自分がけがをしていたときも先輩は走っていて、一度は区間賞を取っているなど走りの面でも頼もしい先輩です。今はけがをされていますが、いつかは一緒に走れたらと思います」
―今年度の目標は
「故障なく過ごすことが一番で、秋以降に作っていきたいです。安心感のある人としてチームの中で力になりたいです」
―いつまでにエントリーしたいというめどは
「出雲や全日本も走りたいですが、焦らずに、一番は箱根で、1年生から狙っていきたいです」


「今年、三大駅伝のエントリーメンバーに入りたい」
◆中洞将 (なかぼら・しょう)
法学部政治学科
出身校:中京高校(岐阜)
5000m自己ベスト:14分06秒22
座右の銘:水滴石を穿つ

―入寮してどうか
「先輩との上下関係が予想通りで、あまり大きくあるわけじゃなくてよかったです。同じ部屋の先輩にも優しくてしてもらっています」
―同部屋は小林歩(心4)選手だが
「めちゃくちゃいい人です」
―駒大進学のきっかけに「勝負強さに憧れていたから」とあるが
「チームとしてすごく強いと思っているのですが、レースでも最後までやり切るというのがどの選手もできていると思う。記録会に出た時とかに駒大の選手と勝負することがあったのですが最後まで競っていることが多かったです」
―昨年度の駒大の三大駅伝の印象は
「箱根駅伝で1秒差で8位になってしまったのですが、最後の1秒まで諦めない走りがかっこよかったです」
―大八木監督の印象は
「少し怖いです(笑)。でも駅伝で勝った時とか、中村匠吾さんがMGCで優勝した時とか、喜ぶときは喜ぶというイメージがあります」
―大八木監督と話したか
「スカウトされた時に話しました」
―藤田コーチは
「自分が相談しやすい人だと思っています」
―目標としている選手は
「大池達也(トヨタ紡織)さんです。都道府県駅伝で同じチームで、自分はダメだったのですがその人が区間6位くらいの走りをしてくれてめちゃくちゃ順位が上がってそれが本当に嬉しくて。かけてくれた言葉とかも嬉しかったです」
―ライバルとしている選手は
「唐澤拓海(市1)君です。自分は陸上に熱意持ってガツガツ行くタイプではなくて、その子もそうなんですよ。だから絶対に勝ちたいなと思っています」
―座右の銘を「水滴石を穿つ」としたが
「『継続は力なり』と同じような意味です。それよりかっこいいと思ってこれにしました(笑)」
―持ち味の「ラストスパート」をどのようなレースで生かしたいか
「出雲駅伝だったら距離が短いですし自分も力が出しやすいかなと思っているので、そういうところで役に立てたいです。このラストスパートを感じたのが自己ベストを出した時なのですが、他の選手と競っていたらラスト1周1分切れたので、自分はラストスパートが得意なのかなと思いました」
―今年の目標が「三大駅伝のエントリーメンバーに入ること」だが
「夢は箱根のエース区間の2区を走ることです。平坦でスピードが生かせるところを走りたいです。出雲駅伝も走れるようにしたいです」
―4年間の目標の「三大駅伝優勝」をいつ頃達成したいか
「3年生とか、4年生の時です。自分たちの代は強いのでそれを生かして自分も強くなりたい。自分たちが主力になったときに達成したいです」


「4年生のときに山の神になって有名になりたい」
◆服部和空 (はっとり・わくう)
GMS学部GM学科
出身校:拓殖大学紅陵高校(千葉)
5000m自己ベスト:14分31秒75
座右の銘:継続は力なり

―石川拓慎(現3)選手が高校の先輩だが、入寮してから話は
「ちょうど自分の入寮する時間に玄関に出てきてくださって、荷物とかも一緒に運んでくださった。荷物のセッティングも全部手伝ってくれて本当に助かりました。感謝しています」
―高校の時も関わりは
「はい、当時から速くて。分からないことや走りついて教えてくださって。尊敬していますし、憧れの先輩です」
―同部屋の北厚(営2)先輩とは
「すごく優しくて、自分はまだ分からないことがたくさんあるんですけど、どんなことでも熱心に教えてくださって、良くしてもらっています」
―自己ベストはいつのものか
「(千葉)県新人陸上(2018年)のときです。3年生になってからはベストを出せていなくて苦しみました」
―駒大を選んだ理由として「大八木弘明監督の魅力」とは
「熱い方で、厳しそうなイメージもあるんですけど、そのなかにすごく優しさがある方だなと思って。この方のところで教わりたいなと思いました」
―石川選手がいたことは
「石川先輩がいたのも大きかったです。憧れの先輩ですし、入部する前に分からなかったことをいろいろ聞きました」
―駅伝の「印象に残った田澤選手」について
「(昨年度の)どの駅伝でも活躍していて、本当に1年生とは思えない走りでした」
―ライバルは同期全員ということだが
「今年は同期のみんなが速くて、自分はタイムもまだ下の方なんですけど、だからこそみんなの背中を追いかけて1日1日しっかり練習を積んで、少しでも早く力をつけてチームの主力になれるように頑張りたいです」
―特に意識している選手は
「唐澤拓海くん。高校2年生あたりまでは自己ベストも同じくらいだったんですけど、3年生になってインターハイに出たり、駅伝も全然外さないので、やはり勝負強差だったり、同級生としても憧れです」
―座右の銘に「継続は力なり」を選んだ理由は
「中学生の時に陸上を教わっていた先生からよく言われていた言葉です。やっぱり少しずつの積み重ねがやがては大きな結果になるし、練習を継続することができるのもその人の素質なのかなと思うので」
―陸上を始めたのは中学生からか
「中学の時はソフトテニス部でした。学校が田舎だったので、駅伝に出るために色々な部活動から人をかき集めてそのシーズンだけやるみたいな感じだったんです。そこでたまたま走りのほうでテニスよりも良い結果が出て(笑)。高校の陸上の先生にスカウトしてもらって、高校から専門的に始めました」
―「5区区間賞を取って山の神になる」、いつ実現したいか
「3年生で5区を走らせていただいて、4年生で山の神になれるようにしたいです。山の神になって有名になりたいです。山は注目されるので!」


「10000mで28分30秒を出したい」
◆花尾恭輔 (はなお・きょうすけ)
経済学部商学科
出身校:鎮西学院高校(長崎)
5000m自己ベスト:14分05秒87
座右の銘:天才とは努力する凡人のことである

―入寮してどうか
「まだそれほど経ってないのですが楽しいです。ルールとかも多いので失敗しないように頑張っていきたいです」
―出身は長崎県だが山下一貴(20年卒、現・MHPS)選手との関りは
「都道府県駅伝で関わったのですが、いい人です。優しい人でした」
―同部屋の新矢連士(市3)選手とは話したか
「結構色々話しました。優しいです」
―駒大進学のきっかけに「高校1年生の時から声をかけてもらっていた」とあるが
「藤田コーチから声をかけられていたのですが、1年生の頃からよく大会とかに来てもらって声をかけてもらっていました。その時から(駒大のことを)いいなと思っていました」
―昨年度の駒大の三大駅伝の印象は
「スキがないレースでさすがだなと思いました」
―大八木監督、コーチとは話したか
「まだそれほど話していませんが、この前の練習で足を痛めていることがばれて、よく見てくれているのだなと思いました」
―監督の印象は
「怖いですが、よく見てくれていると思います」
―田澤廉(経2)選手を目標としているが
「高校時代から上のレベルの合宿で一緒に部屋になりました。大会でも田澤さんの次の順位になることが多かったので、結構身近な選手が今強くなっていて、負けてられないなと思います」
―駒大以外では井上大仁(MHPS)選手を目標としているが
「中学生の時に都道府県駅伝でタスキを繋いだことがあって、その後に東京マラソンですごい記録を出していてその時から憧れています」
―井上選手のどういうところを目標としているか
「真面目なところや走り方とかです」
―ライバルに鈴木芽吹選手を挙げているが
「同期の中で1番いいタイム持っているので」
―駒大以外だと林田洋翔(MHPS)選手をライバルに挙げているが
「中学が一緒で高校ではライバルでした。時々仲良くしています。相棒のような選手なので別々の進路ですけど負けてられないです」
―座右の銘を「天才とは努力する凡人のことである」にした理由は
「努力が大事だなと思うのでこれにしました」
―持ち味である「積極的な走り」をどのような時に生かしたいか
「練習とかで引っ張っていきたいです」
―今年度の目標が「10000mで28分30秒を出す」とあるが
「今の持ちタイムが29分06秒なので出せるタイムなのかなと思います。林田が28分45秒のタイムを持っているので勝ちたいと思ってこのタイムにしました」
―4年間目標である「三大駅伝出場」をいつまでに達成したいか
「2年目か3年目には出たいです。同期は強い選手が多いので、そのメンバーと優勝できればいいなと思っています」
―4年間の目標に「日の丸を背負う」とあるが
「ユニバーシアードとかに出場したいです」


※第4回は藤山龍誠選手、安原太陽選手、山本蓮選手、片岡龍聖マネジャーを紹介します!是非ご覧ください!
(高原雅治マネジャーは、本取材日にはまだ入寮していなかったため、取材ができ次第掲載させていただきます。申し訳ありません。)


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