• 藤沢翔陵高校(神奈川)出身の金子伊吹=陸上部道環寮で(菅野真由子撮影)

  • 幡多農業高校(高知)出身の篠川史隆

  • 埼玉栄高校(埼玉)出身の白鳥哲汰

陸上部新入生特集2020 vol.2

[陸上競技部](2020年05月10日 12時53分)

昨年度、駒大陸上部は「原点と意欲~努力の継続~」というスローガンのもと、出雲2位、全日本3位、箱根8位という結果を残した。今年度は「原点と新化~覚悟をもって頂点へ~」を掲げ三大駅伝での優勝を狙うチームに、17人の新入生が入部。駒大陸上部に入ったきっかけや、4年間の目標などを聞いた。(聞き手・菅野真由子、笹井美里、小野美早紀、黒岩美彩紀)

4回に渡ってお届けする『陸上部新入生特集』。第2回目は金子伊吹選手、篠川史隆選手、白鳥哲汰選手の3名をご紹介します。なお、この特集は事前に選手の皆さんにお答えいただいたアンケートを基に行ったインタビューになります。(本取材は3月上旬に行われました。)


「今年度はけがなくやり切る」
◆金子伊吹 (かねこ・いぶき)
文学部歴史学科外国史学専攻
出身校:藤沢翔陵高校(神奈川)
5000m自己ベスト:14分35秒60
座右の銘:謙虚な心

―入寮してみてどうか
「高校は寮ではなく通いだったのでまだ慣れていないです」
―同部屋は花崎悠紀(市3)選手だが
「優しくしてもらっています」
―中島隆太(歴2)選手と同じ出身校だが
「高校時代からお世話になっています」
―駒大進学のきっかけは
「元々は中島先輩が行っているというのもあって行きたいと思いました。高校の時すごい仲良くさせてもらっていたので。行ったところでこのタイムでは(駒大には)通用しないと思っていましたが高校の先生の勧めで進学しました」
―昨年度の三大駅伝での駒大の印象は
「テレビで見ていたが、先輩方が先頭の方で気迫のある走りをしていてすごいなと思いました」
―目標としている選手に石井秀昴(富士通)選手を選んだ理由は
「駒大出身の方ではないのですが、中学と高校が一緒の先輩で尊敬しています」
―大八木監督と最初に話したのはいつか
「6月に自分の学校に練習を見に来てもらった時に面接をさせていただいて、その時初めて話しました」
―大八木監督の印象は
「テレビで見ていて熱い人だなと思っていました。まだあまり話していませんが的確にアドバイスをしてくださる方だと思います」
―ライバルは高校の同期とあるが
「高校では5000mの持ちタイムは入学時は1番だったのですが、2人に抜かされて3番手になった。高校は不甲斐ない感じで終わってしまったので、高校の同期には負けないようにしたいなとは思っています」
―駒大の同期の中でライバルは
「全員です」
―座右の銘を「謙虚な心」にした理由は
「中学の顧問が言っていた言葉で、ずっとこれを座右の銘にしています」
―どのレースで持ち味である「粘り」を生かしたいか
「自分は箱根で1番走りたい区間は5区で、登りのきついところで粘りたいと思います」
―今年度の目標を「けがなくやり切る」にした理由は
「高校3年間は大きなけががなくずっと継続して練習をできていたが、大学に入れば走る距離もすごく増えると思うのでこれを目標にしました」
―4年間の目標である「箱根の5区を走れるようにする」はいつ頃実現させたいか
「1年目からは正直厳しいと思うので、3、4年目に走れるようにしたいです」


「生活と練習に慣れて、タイムを狙っていきたい」
◆篠川史隆 (しのかわ・ふみたか)
文学部地理学科地域環境研究専攻
出身校:幡多農業高校(高知)
5000m自己ベスト:14分42秒17
座右の銘:努力

―入寮してどうか
「ルールとかが厳しく、覚えていくのが大変ですが、寮生活が初めてなので、規則正しい生活ができるのでそのような面では良いと思います」
―同部屋の高見真拓(地2)さんは
「良い意味で厳しく、色々なところで気を使ってくださって優しいです」
―駒大入学のきっかけは
「出身が高知県で、スポーツ推薦で駒大に行った人がいなくて、2度とないチャンスだと思った。行くだけ行って砕けようと思いました」
―大八木監督とどんな話をしたのか
「練習メニューについてのアドバイスなどを貰いました」
―大八木監督の印象は
「現役時代に実力があった方なので、話すことに説得力があって、信頼もしています。話しかける勇気はないけれど、話を聞いたらすごく信頼できる方だと思いました」
―昨年度の駒大の三大駅伝での印象は
「箱根で思っていたより順位が低くてびっくりしたことと、一つ上の田澤廉(経2)さんが三大駅伝全部に出場して、全てですごいペースで走っていたことがすごいと思いました」
―目標にしている人が「過去の自分」とは
「走りとかが下手なので、誰かの走りを見て真似をするということがあまり上手くいかない。自己ベストは何ヶ月前とかに自分が出したものになるので」
―ライバルは
「中学校が同じで、高校は同じ県だったけど、別々になってしまった友達(桜内新也・上武大1年)。友達も大学で駅伝を走るので」
―座右の銘が「努力」だか
「もともと剣道をしていて、剣道していて思ったのが我慢と努力。陸上とは全く競技は違うけれども、陸上をしていて日々の努力が大事だと思いました。何事も努力が必要だと思いました」
―剣道はいつまで続けていたのか
「中学まで剣道をしていました。中2のときに地区駅伝に出て、そこから駅伝のメンバーに選ばれて、メインは剣道で、サブで陸上をしていました。剣道は小学校からやっていました」
―剣道と陸上の共通点は
「場面は違うけれど、我慢するところ。剣道は練習のなかで色々な我慢するし、弱音も吐けなくてきつい。陸上はレースとか練習のときに止まったりペースが落ちたりしないように我慢するので、我慢だと思いました」
ーだから持ち味は「我慢」とういうことなのか
「ラスト速く走るとかペース配分が上手とか坂が上手いとかないです。とりあえず粘って相手について行くことぐらいしか得意じゃないです」
―今年度の目標は
「家から学校の生活から寮生活に変わったので、生活に慣れるということ。練習は今までと質とか量も変わってくるけれども、高校までは1人とか2人で練習していて、集団で練習することには慣れていないので、生活と練習に慣れることです。そのなかでタイム狙えたら良いかなと思います」
―三大駅伝のなかで1番走りたいのは
「走れるなら箱根に走りたいです。1番注目も集まるし、ここに来るまでにもいろんな人に『箱根に頑張って出てね』って言われて、応える意味もあって箱根に出たいです」
ー大学4年間の目標が「1秒でも速く走れるようにする」ことに具体的にどのようにしたいか
「今怪我をしていているので早く治したい。これからは怪我をする回数を出来るだけ少なくして、一日一日の練習をしっかりこなしていきたいです」


「今年度の目標は年間練習消化率8割以上」
◆白鳥哲汰 (しらとり・てった)
経済学部経済学科
出身校:埼玉栄高校(埼玉)
5000m自己ベスト:14分05秒35
座右の銘:粉骨砕身

―埼玉栄高校で中村大聖(20年卒、現・ヤクルト)と同じだが関わりは
「寮体験のときに話をさせていただきましたが、直接交流はないです」
―自己ベストはいつのものか
「高校2年生の夏です。そこから全然更新できてないです、去年もけがで5000m走れたのが1回だけなので」
―いまの調子は
「けがしたのが春先なので今は大丈夫ですけど、けがしてなかったら今とは違ったのかなと思う部分もあるので…。今としてはしっかり練習積めていて、体力も残せています」
―同部屋の田澤廉(経2)選手とお話は
「すごく優しくて、フレンドリーに話しかけてくださるので良かったなと思っています。競技の面でもお手本になる選手なので同じ部屋でよかったと思います」
―進学の決め手が「マラソンでオリンピックに出たい」だが
「自分が(競技を)始めた理由が箱根駅伝とか駅伝ではないので、将来にマラソンを見据えた時に、一番夢を実現させるにはどういうところがいいのかなというところで選んで、駒大が一番近いのではないかなと思いました」
―将来へ向けた通過点という感じか
「そうですね。もちろん、駅伝も勝ちたいという気持ちもしっかり持っています」
―入試はどうでしたか
「オリンピックについての小論文が出たのですが、対策してきたのである程度しっかり書けたと思います」
ー監督やコーチとお話したか
「少しですが話せていただきました。練習についてや、その練習にどんな意味合いがあるのかなどを話させていただきました」
―憧れの選手であるJakob Ingebrigtsen選手について
「ノルウェーの3兄弟の選手で、歳が自分の一つ上の選手なのですが、自分と歳が変わらないのに去年のドーハの世界選手権で3兄弟全員決勝に残っていて。自分が初めて出た世界クロカンでお会いできて写真も撮らせていただいたが、一緒に走っても全く歯が立たなかった。歳が一つしか違わない存在でありながら、世界で活躍できるというのが尊敬しています」
―ライバルに唐澤拓海(市1)くんを挙げているが
「あまりライバルを意識して走らないタイプなので誰を書くか迷ったのですが、唐澤っていう身近な存在がいて、負けることはなかったのですが、去年初めて負けた。そういう意味では自分の弱い部分を教えてくれた存在なので、ライバルに挙げるなら唐澤にしました」
―座右の銘を「粉骨砕身」にしたのは
「これも何を書くか悩んだのですが、高校の一つ上の先輩の宮坂(大器・青学大2年)先輩が全国大会でハチマキに粉骨砕身と書いていて、あとで意味を聞いたら良い意味だなと思った。『身を粉にして物に徹する』という意味で印象に残っていたので書きました」
―今年度の目標に「年間練習消化率8割以上、箱根出場」とあるが箱根走るなら何区か
「1区2区を走りたい部分もありますし、復路ではお父さんが6区を走ったことがあるので、6区を一度走ってみて、親の走ったところがどんなものなのか感じるべきなのかなと思っていて。自分としても下りのほうが自信があるので、1、2、6区を意識して1年間過ごしたいなと思います」
―出られるなら箱根がいいのか
「そうですね。1年目から出られるのが大事なのですが、それよりも重要視したいのが練習の消化率という部分で、しっかりけがしないようにしていきたいなと思います」


※第3回目は鈴木芽吹選手、中洞将選手、服部和空選手、花尾恭輔選手をご紹介します!是非ご覧ください!

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