• 折返し地点を先頭集団で通過する神戸=青梅市で(笹井美里撮影)

  • ラストには必死の表情でスパートをかけた(黒岩美彩紀撮影)

青梅マラソン、新主将・神戸が自身初の30キロレースで入賞

[陸上競技部](2020年02月16日 15時50分)

第54回青梅マラソンが2月16日、東京都青梅市で行われた。駒大からは30kmの部に招待選手として神戸駿介(仏3)が出場。
結果は以下の通り(上位3位までと駒大のみ)。


【30kmの部】
1位 田口雅也(Honda)1:30’45”
2位 ダニエル・ムイバ・キトニー(TRACK東京)1:31’14”
3位 川元涼央(黒崎播磨)1:31’51”
5位 神戸駿介(仏3)1:32’37”


神戸にとって初となる30kmのレース。序盤から先頭集団に入り、4人の小さな集団で10km地点を29分台で通過する。TRUCK東京のキトニー、Hondaの田口に付き3人で14.5kmの折り返し地点へ。その後2人に離され単独走になり、19.5km地点の給水を60分で通過。24km地点では3位を保っていたが、終盤で黒崎播磨の川元、拓大の赤崎に抜かれ5位に。そのまま全体5位、学生2位でゴールし、悔しさにじませた。

◆神戸駿介
「(今日の調子は)いつも通り。疲労はしっかり抜けていた。(レースプランは)例年は(このレースは)あまり速いペースではなく、20km以降に登り坂があるので、そこまで力を使わずにそこからどれだけ攻められるかを考えていた。(コーチからの指示は)学生で何人か強い選手が出場していたので、そこでどれだけ勝負ができるかということを言われていた。(レースを振り返って)前半から想定していたよりペースがかなり速かった。15km手前くらいで集団が3人になって、そこまでは攻められていたが、17km以降単独走になってからペースが上がらなかった。それでラスト5kmで抜かされてしまった。もったいないレースをしてしまった。(初の30kmのレースとなったが)20km終わってもあと10kmあったのでだいぶきつかった。箱根では攻めの走りができなかったので攻めることができてよかったが、いつも通り後半はペースが上がらなかった。長い距離を走れるように練習しないといけないと思った。(箱根後の調子は)箱根は全然走れなくて何か変えなきゃいけないと思いジョグの量を増やした。人よりも走ろうと思っていて、継続して練習ができている。(箱根後のチームの雰囲気は)8位という結果は全員満足していない。変わらないといけないということを1人1人考えている。ミーティングを何回もし、今色々なことを試している。今はとても大変な時期だが、しっかりチームがまとまってもっと上を目指していきたい。(4年生が抜けて変化は)とても仲良くしてもらっていたので1番に寂しいという気持ちがある。残り1年、先輩たちのように頼りになる4年生になりたい。自分たちでチームを引っ張っていきたいと学年で話しているので、そういう風にやっていきたい。(主将になって)小中高とスポーツをやっていたが主将を任されたことはなかった。経験が無いためみんなに助けてもらってチームと一緒に成長したいと思っている。精一杯やるという気持ちだけはあるのでみんなに信頼してもらえるように姿勢で示していきたいと思う。(今後の予定は)自分は後半が走れないので長い距離を走れるようにしたい。練習をしっかりやって課題をこなしていき、その過程の中で結果を出していきたい」


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