• 明るく答えてくれた石川=陸上部道環寮で(菅野真由子撮影)

【紙面連動企画】ほっとけない!~石川拓慎~

[陸上競技部](2020年04月27日 15時42分)

今年1月の箱根駅伝でアンカーの10区を務め、駅伝デビューを果たした石川拓慎(現3)。上級生となった今年、高校時代の話から、駅伝にかける思いまで様々なことを聞いた。(聞き手:笹井美里)
※取材内容は3月上旬当時

―高校時代はどんな選手だったか
チームはあまり強くなくて、箱根駅伝を目指すための下積みするような強豪ではなかったですね。チームの中でも一応走れてはいたけれども、2番目くらいでした。

―高校時代の大八木監督の印象は
めっちゃ怖いなって。実際(陸上部に)入ってみたら優しかったです。高校は『厳しさ』がメインだったけれど、大学は寮で一緒に生活をするので『厳しさ』と『優しさ』の両方があります。

―同期の雰囲気は
みんな仲良いです。いじられる人とか、この人はこういうキャラみたいな、ツッコミをするのが佃(康平・法3)。でも荻原(颯太・歴3)はツッコむけどもいじられるみたいな。みんな個性的だと思います。

―注目の同期は
やっぱり新矢(連士・営3)。学年リーダーをやっていて、引っ張ってくれる部分もあるんですけど、抜けている部分もあるので、ギャップ感ですかね(笑)。

―ライバルは
山野(力・市2)です。箱根の10区は(山野が)そのまま走っても良いよという意味だったんです。去年1年間を見て、最近は練習を継続出来ていているし、小島(海斗・市4)さんと『あいつ殻破ったよね。今ハーフマラソンとか出たら面白いよね』と話していました。

―箱根後の自身の調子は
徳之島合宿に行かせて頂いて、調子も良くて、優勝まではいかないけれど、良いタイムがでるかな、去年の神戸さんや加藤さんよりも速く走れるんじゃないかと思っていました。徳之島の練習も余裕をもってできたので、いけるんじゃないかと思って、みんなに話していたら、当日(2月9日、唐津10マイルロードレース大会)スタート前に雨とひょうが降って、寒くてメンタルにきてしまいました。そうしたら、集団が動いてしまって、とてもショックでした。唐津で一度崩れてしまったけれど、良い感じで来ています。今は普通くらいに戻りました。

―三大駅伝への思いは
昨年度は箱根しか出場できなかったので、全部出たい。区間賞もしくはチームで優勝することが1番チームにとっても、自分にとってもプラスになると思います。

―将来は
実業団に行きたいと思っています。行けなかったとしても、スポーツには関りたいです。トレーナーやコーチでもいいですし、スポーツ選手の整体師だったり、こういう(コマスポ)みたいに取材をする人でもいいのかなって。自分が経験した分、競技の人と関わったら共感する部分があってネタが増えるかなって。


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