• シングルス平林は1時間以上にも及ぶファイナルセットを制し、ベスト16進出を果たした=立教大学新座キャンパステニスコートで(菅野真由子撮影)

  • 1年の吉田はそのフレッシュさで勝利を引き寄せた

  • 平林・吉田ペアもベスト16進出を決めた

新進テニスで男子シングルス、ダブルスともにベスト16進出!

[硬式テニス部](2020年02月18日 18時51分)

令和元年度関東学生新進テニス選手権大会の本戦3日目が2月18日、立教大学新座キャンパスなど、各大学会場で行われた。結果は以下の通り。


<男子シングルス2回戦>
○平林輝(法2) 2 (6―1、3―6、7―6(4)) 1 権藤卓巳(亜大)●

<男子ダブルス2回戦>
○平林輝・吉田響介 2 (6―3、7―6(4)) 0 村田雄飛・中川舜祐(法大)●


【男子シングルス平林】
ファーストセットは順調にゲームを獲得し、第7ゲームをブレイクして6―1で先取する。
セカンドセットはゲームの流れが相手に傾き、0―4に。第5ゲームからは相手のすきを見逃さず、3連続得点で追い上げる。逃げ切りたいところだがさらに1点を追加され3―5で迎えた第9ゲーム。デュースまで持込み粘るもブレイクされ、勝敗の行方はファイナルセットへ。互いにキープとブレイクをし合う譲らない展開が続く。5―3で迎えた第9ゲームを取れば勝利が決まる場面。しかしデュースまでもつれ、相手の得点に。さらに両者ともに粘り続けてタイブレークに突入。平林は幸先良く2点を得ると勢いに乗ってそ勝利を掴み、ベスト16入りとなった。

【男子ダブルス 平林・吉田ペア】
ファーストセットは吉田のボレーと平林のストロークが冴え、テンポ良く得点を重ねる。終盤、デュースまでもつれたゲームもあったが6―3でこのセットを奪取。セカンドセットは打って変わって相手の勢いに押されてしまう。無得点のまま迎えた第5ゲームをデュースに持ち込み、ブレイク。勢いを取り戻し、ゲームを4連取して同点に追いつく。その後、双方譲らない展開でダブルスでもタイブレークとなる。ネットぎりぎりで繰り広げられるボレー戦でコンビネーションを発揮。7―4でタイブレークを制し、ダブルスもベスト16入りを果たした。


◆平林輝・吉田響介ペア
(ダブルスの試合を振り返って)
平林:(ファーストセットはあっさり取れたがセカンドセットで)相手が乗ってくると勢いがあったり、ファーストセットはこちらからサービスをしっかりキープしたり、ブレイクしたりと、流れを止めることなくできた。セカンドも序盤と終盤は(こちらに)流れがあった。応援とペアの吉田のおかげでしっかりカバーすることが出来て良かった。
吉田:僕は1年生ということもあって、勢いを大切にしたいなと思った。ストロークが少し苦手だが、後ろには平林さんがいるので自分は前衛で思いきり暴れてやろうかなと思い、ファーストセットはしっかり入れた。セカンドセットは相手の勢いに押されてしまったが、先輩方からの応援や、平林さんが何かひとこと言ってくれるので、それに支えられてできました。
(喜びを全面に出す吉田選手と控えめな平林選手という、タイプの違う印象を受けたのだが)
平林:自分は次のポイントに向けて切り替えていく感じだが、逆に吉田は僕の分まで声出してくれている。
(平林選手はシングルスも出場したが、調子は)
平林:調子というか、体力のほうは優勝目指して有り余っているので、まだまだ大丈夫(笑)。
吉田:本当に?(笑)
(ダブルスの課題と良かった点は)
平林:僕は結構引いてしまうというか、メンタル的に弱気なってしまうところがあるので、そこを強気でいけるかという勝負になる。今日は割と強気で行けたほうなのでそこは良かったが、今後はもっと強気でいきたい。
吉田:良かった点は相手のボレーを、しっかり止められたこと。課題はサーブとリターンの確率を上げることと、テンション上げすぎて余韻に浸りすぎないこと(笑)。
(次戦への意気込みは)
平林:負けられないので、しっかりと強気で勝ちたいと思う。
吉田:ここまで来たらあとは思い切りやるだけだと思うので、引かずに、平林さんに後ろを支えてもらいながら頑張りたいと思う。

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