• 場内アナウンスを務めた宮内(左)。今年度は多くの試合でベンチ入りした。(秋季対国学大2回戦にて)=神宮球場で(寒川朋子撮影)

「選手にとって野球人生最後のコールかもしれないから気持ちを込めた」宮内マネが明治神宮大会でアナウンスを担当

[硬式野球部](2018年11月14日 11時00分)

明治維新百五十年記念第四十九回明治神宮大会準決勝が11月13日、神宮球場で行われ、環太平洋大対近大の場内アナウンスを硬式野球部の宮内紗衣マネージャー(法4)が務めた。

 宮内が全国大会でアナウンスを行うのは昨年の明治神宮大会2回戦星槎道都大対創価大以来2度目。今年度は駒大の公式戦26試合中のうち、教育実習中だった春季中大戦2試合と、新人戦を除く23試合でベンチ入り。「ウグイス嬢になりたくて、その夢を叶えるために駒大を選んだ」というが、ベンチからチームを支えていた。

◆宮内 紗衣
「(全国大会でのアナウンスだったが)そりゃもう緊張した。私もリーグ優勝をして、この舞台に立ちたかった。出場校の選手、監督、スタッフ陣がどれだけの思いを背負ってここまできたのか分かるからこそ、相応しいアナウンスをしなければならないなと思い、プレッシャーはあった。(今年はベンチ入りしたためアナウンスがなかったが)春は確かに駒澤のアナウンスができないことを寂しく思うこともあった。でも、ベンチ入りを選んだことに全く後悔していません。近くでサポート出来たことが何より幸せだった。(気を付けたことは)これが選手にとって野球人生最後のコールになるかもしれない、と気持ちを込めてアナウンスした。打球の注意喚起なども、観客の皆さんにちゃんと伝わるよう、丁寧に読み上げるなど工夫した。噛み噛みだったけど(笑)。(プロ野球のウグイス嬢になりたいという夢があったと話していたが、自身学生最後のアナウンスは)高校時代もマネージャーとして球場アナウンスをやっていて、引退した後にウグイス嬢を目指すため、駒大への進学を選んだ。けれどそれがどれだけ大きな夢だったのか、自分の実力を思い知らされる4年間だった。今日も最後のアナウンスだと思って力み過ぎてしまったので、まだまだ(笑)。一旦は野球から離れることにはなるが、チャンスが来たときにはこの4年間をバネにして、夢を掴みとりたいと思う。今の私の夢はプロのウグイス嬢として、駒大出身のプロ野球選手の名前をコールすること。同期の名前をコール出来たら最高ですね」

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