• 1ゴール1アシストで勝利を手繰り寄せた薬真寺=時之栖スポーツセンターうさぎ島5グラウンドで(宮下 響撮影)

  • 伊勢は空中戦の強さをいかんなく発揮

  • 導火線に火を点ける先制ゴールを奪った高橋

  • 中原は抜群の個人技からおよそ2ヶ月ぶりのゴールを決めた(阿部愛実撮影)

  • 終盤に投入された深見はキープ力を武器に試合を締めた

薬真寺圧巻の1G1A!4発大勝で2回戦突破!全国まであと”ひとつ”

[サッカー部]アミノバイタルカップ2018第7回関東大学サッカートーナメント大会・2回戦・対東学大戦(2018年07月18日 02時21分)

アミノバイタルカップ2018第7回関東大学サッカートーナメント大会・2回戦・対東学大戦が7月14日、時之栖スポーツセンターうさぎ島5グラウンドにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
駒大4−2東学大

3分:[駒]高橋 潤哉(室町 仁紀)
17分:[駒]中原 輝
33分:[駒]伊勢 渉(薬真寺 孝弥)
52分:[東]色摩 雄貴
63分:[駒]薬真寺 孝弥(室町 仁紀)
83分:[東]千葉 丈太郎

【メンバー】

GK
1 角井 栄太郎[4年=三浦学苑高]

DF
2 須藤 皓生[4年=駒大高] 
3 星 キョーワァン[3年=矢板中央高]
4 伊勢 渉[4年=神戸国際附高] 
28 真下 瑞都[2年=矢板中央高]

MF
6 大塲 淳矢[4年=藤枝東高]
16 薬真寺 孝弥[2年=長崎総科大附高](→76分 17 福地 拓也[4年=瀬戸内高])
10 中原 輝[4年=ルーテル学院高]
24 荒木 駿太[1年=長崎総科大附高](→89分 18 矢崎 一輝[2年=駒大高])

FW
9 高橋 潤哉[3年=山形ユース](→62分 12 高田 和弥[4年=C大阪U-18])
11 室町 仁紀[4年=東京Vユース](→72分 15 立花 皓之介[4年=三浦学苑高]→90分 31 深見 侑生[3年 =駒大高])

【サブ】
GK 44 八木 大政[3年=熊本ユース]
DF 20 猪俣 主真[1年=三浦学苑高]
MF 8 川崎 貫太[4年=流経大柏高]
MF 14 坂本 和雅[4年=聖和学園高]

2回戦の相手は1回戦で2部上位の立正大を破った東学大。駒大はメンバーをリーグ戦での主力に戻して東学大を迎え撃った。真下が怪我から復帰し、角井、伊勢は1回戦に引き続き先発に名を連ねた。

試合は早々に動く。角井のゴールキックを室町が頭で流すと、高橋が見事な胸トラップからボールが地面に落ちる前に右足を振り抜く。これが枠に突き刺さってゴラッソから先制点を得る。ゴラッソはこれだけではない。17分には、荒木からパスを受けた中原がトラップで相手を一人をかわし、次のタッチで股抜きからもう一人を置いてきぼりに。右サイドを独走してペナルティエリア内に侵入すると、突っ込んできたDFを抜群の切り返しで無力化すると、落ち着いて流し込んで追加点。応援席からは「メッシ」という声も飛んでいた。容赦無く攻め続ける駒大は左CKからさらにゴールを奪う。薬真寺の抜群のクロスを伊勢が豪快に頭で叩き込んで3点差。大きなリードを持って折り返す。

後半は守備意識が高くなりすぎたか、かえってその裏を突かれる場面が散見された。1失点を喫して不穏な雲行きが漂ったが、これを吹き飛ばしたのは薬真寺。ペナルティエリア内の混戦から流し込んでアミノバイタルカップ2年連続弾を奪う。これでセーフティなリードを持ったが、終盤に失点。やや不安要素は残ったが、4-2で勝利。全国大会出場まであと1勝に迫った。

◆秋田浩一監督
「(ほぼトップに近いメンバーだったが)もう伝えてあったので。(怪我から復帰した真下のプレーは)大丈夫じゃないですか。プレーの質はあまりよくなかったけど、次はやれると思う。(先制点について)まぐれだなあれは(笑)そのあと何本も取れる場面はあった。(中原のパフォーマンスについて)もっといっぱいやってほしい。あのくらいはと思うけど、もうちょっとやってほしい(薬真寺について)あいつも見てて満足しないでしょ!?いいですか?あれで。ダメに決まってると思うんだけど、動き出しとか予測する部分であったり、ファイトする部分が弱い。そこができればもうちょっといい選手になる。(途中から起用したのは戦える選手か)いや〜、立花くんがもうちょっとやってくれれば。最初は伊勢と替えようと思ったが、伊勢はここ2試合フルになって休ませなくてはいけないが、もう言っちゃえと思って立花をFWに置いた。(後半の2失点について)下がりすぎですね。下がるからあそこにスペースができて7番に1点入れられた時も、彼はいつも引いたスペースで振り向けてしまう。振り向けないようなラインにすればよかったし、仮にもう少し高ければドリブルでかわされてもシュートは打たれなかったと思う。その場面だけじゃなくて、引いて引いて守ろうとするのがよくなかった。(次戦に向けて)これが最後だと思って決勝戦のつもりでやりたいと思う」

◆中原 輝(経4)
「(攻撃陣全体を振り返って)ムロ(室町)とTJ(高橋潤哉)がヘディングで勝てていたので、そこで流れが掴めたのは大きかったと思う。(自身のゴールシーンを振り返って)結構スペースもあったし…まあ…うまくいきすぎたかな…普段からドリブルはああいうイメージを持っているので、うまくいけたと思う。(5/3東洋大戦以来、久しぶりのゴールとなったが)常にゴールは狙っていて、でもチームが勝つのが第一。その中で2点目をいい時間帯に取れたことは大きかったと思う。(次勝てば全国が決まる。去年の悔しさを経験した上での挑戦となるが)去年は7チームが出られて8位で終わった。一番悔しい思いをしたのは自分たち。次の試合がどれだけ大事なのかはみんなわかっていると思うので、結果にこだわってやっていきたい」

◆薬真寺 孝弥(市2)
「(今日の試合を振り返って)今日はとりあえずきつかった。(自身が決めた4点目のゴールについて)あのゴールは実際誰でも決められたと思うので、パスを出してくれたムロ(室町)さんとスルーしてくれた(中原)輝くんに感謝したい。(果敢にゴールに攻めていたが)自分が点を取りたい気持ちもあって、チームとしても楽になると思ったのでいっぱい動いて点を取れたらいいなと思っていた。(次戦への意気込み)次も点を決めて勝って全国大会を決めたい」

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