• 公式戦初ゴールがV弾となった川崎=時之栖スポーツセンターうさぎ島4グラウンドで(宮下 響撮影)

  • 福地はPKを枠の左隅に沈め、こちらも公式戦初弾

  • 角井は積極的なコーチングと安定したプレーで守備陣を後方から支えた

  • 右サイドで地上戦、空中戦共に圧倒的なパワーを誇った重戦車・鈴掛

  • 前への推進力が光った矢崎一

"開始1分"からの逆転劇で初戦突破!福地・川崎が公式戦初ゴール!

[サッカー部]アミノバイタルカップ2018第7回関東大学サッカートーナメント大会・1回戦・対大東大戦(2018年07月18日 01時59分)

アミノバイタルカップ2018第7回関東大学サッカートーナメント大会・1回戦・対大東大戦が7月14日、時之栖スポーツセンターうさぎ島4グラウンドにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


【スコア】
駒大2−1大東大

1分:[大]橋詰 理久
17分:[駒]福地 拓也(PK)
29分:[駒]川崎 貫太(坂本 和雅)

【メンバー】

GK
1 角井 栄太郎[4年=三浦学苑]

DF
4 伊勢 渉[4年=神戸国際大付高]
5 鈴掛 涼[4年=清水桜が丘高]
32 猪俣 主真[1年=三浦学苑高]
40 桧山 悠也[1年=市立船橋高]

MF
17 福地 拓也[4年=瀬戸内高]
23 幸野 高士[4年=駒大高] (→76分 11 室町 仁紀[4年=東京Vユース])
7 安藤 翼[4年=長崎総科大附高] (→70分 24 荒木 駿太[1年=長崎総科大附高])
14 坂本 和雅[4年=聖和学園高] (→61分 12 高田 和弥[4年=C大阪U-18])


FW
7 川﨑 貫太[4年=流経大柏高]
18 矢崎 一輝[2年=駒大高] (→76分 9 高橋 潤哉[3年=山形ユース])

【サブ】
GK 22 八木 大政[3年=熊本ユース]
DF 2 須藤 皓生[4年=駒大高]
DF 3 星 キョーワァン[3年=矢板中央高]
MF 6 大塲 淳矢[4年=藤枝東高]
MF 10 中原 輝[4年=ルーテル学院高]


日差しが熱く照りつける中で開幕した関東大学サッカー夏の風物詩「アミノバイタルカップ」。所詮は格下の大東大を迎え撃った。1週間で最大5試合をこなす強行スケジュールの中で、初戦にはこれまでリーグ戦で出場機会が少なかったメンバーを起用。キャプテンマークは前週のジュニアリーグに引き続き福地が巻いた。
試合は早々に動く。開始1分に満たない場面で相手にDFの背後を突かれ、あっという間に先制点を与えてしまう。しかし、早すぎる失点だったがゆえに気落ちすることもなく徐々に関東1部の強豪らしいサッカーを見せる。18分にはドリブル突破を仕掛けた安藤翼がペナルティエリアで倒されてPKを獲得。ここで真っ先にボールを掴んだのは福地。落ち着いて枠の左に蹴り込んで同点に追いつく。さらに畳み掛ける駒大は29分に逆転弾を奪う。坂本が前に飛び出したGKの頭上を越す浮き玉のパスを送ると、体を投げ出した川崎が押し込んだ。ともに公式戦初ゴールを決めた4年生の活躍でリードを奪い、試合を折り返す。
後半に入ってからは膠着した試合展開が続いた。76分には高橋、室町を同時投入して多くのチャンスを作るも、追加点は得られず。とはいえ、失点直後にすぐさま立て直した駒大が試合をものにした。

◆秋田浩一監督
「(立ち上がりの時間に失点したが)相変わらず、同じでした。(バックラインの並びの意図は)3回勝たないといけないので、今日は怪我もなく、走れて、現時点でやれる選手を試したいのもありました。星キョーワァンとかはやれるんだけど、今日は休み。前は試したい子たちがたくさんいたので、彼らが変わってくれればうちももっと強くなると思ったが、ダメだった。福地くらいかな。ちゃんとやれたのは。川崎もゴールはとって前よりは良くなったけど。(福地・川崎の評価は)二人は運動量があるし、このチームの中で期待していた二人。なんとかやったとは思うけど、ゲーム、チームをコントロールして欲しかった。(後半に主力を前線に投入したが)点数取りたかったし、相手もバテていたので一つ取れば決まりだと思っていた。長い時間は厳しいので、15分限定で。(次戦に向けて)同じようにやりたいと思う」

◆福地 拓也(社4)
「(公式戦でキャプテンマークを巻くことに関して、どのような気持ちでピッチへ入ったか)出ていないトップの11人のために出ていない部員全員のためにこの試合は勝とうと思っていた。トーナメントは負ければ次がないので、全力で諦めずにやろうと思った。(失点後、積極的に声かけをしていたが)まずは落ち着くこと。自分たちのサッカーをやれば絶対に勝てる自信はあったし、絶対に慌てずに今までやってきたことをやれば勝てるので、まず落ち着こうということを心がけた。(パスの配給役に回ることが多かったが)相手が引いていて、自分のところががっぽり空いていた。そこから相手の目線を変えるボールを出したり。まあ、自分はその役割を求められていないので、堅実に確実に空いている選手を使おうと思っていた。(監督から高評価を得ていたが、試合後に話はしたか)続けてやれということと、チームを締めろということを言われた。(粘る戦いになって、勝ちきったことは大きいと思うが)ピッチの全員、監督を信頼していたし、自分たちのサッカーをやれば勝てると思っていた。次もあるので、総力戦になるので誰が出ても同じ戦いができるようにしたい。(次戦に向けて)相手ではなく、自分たちのサッカーをやるだけ。必ず勝って全国に行けるように頑張っていきたい」

◆川崎 貫太(政4)
「(立ち上がりの失点からボランチとして何を意識したか)本当は先制点をとって自分たちのゲームを進めたかったが、試合の入りで失点をして焦ってしまった。前半のうちに逆転できたので、そこは落ち着いて試合を進められたと思う。(自身のゴールシーンについて)あれはいいボールがきたので、仲間に感謝したい。公式戦で初めて点を取れたので、すごく嬉しく思う。(前週のジュニアリーグでも坂本からのクロスで得点を挙げたが)坂本は縦に速いし、いいクロスを持っているので、いい形で持った時は来ると信じて中に入っている。いいボールをくれてよかった。(どういう大会にしたいか)4年生でアミノバイタルカップも最後になる。自分たちの代は全国大会を経験していないので、全国に出て駒大サッカーを見せて、チーム一丸で日本一を目指したい。(次戦に向けて)ターンオーバーで望むことになると思うが、選手全員でいい準備をしていきたい」

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