• 相手投手をにらみつけ、気迫十分で打席に入る堂薗

堂薗圭介「ひと花咲かせる」

[硬式野球部]ラストシーズンに賭ける男たち①(2005年09月12日 00時08分)

 4年生の外野手で唯一チームに残ったのは堂薗だ。オープン戦、接戦となった東海大戦でも途中出場ながら2打数2安打1打点と勝負強い打撃が光る。ラストシーズンも代打での出場が多そうだが「出番が少ないのはわかっている。だから調子が悪いとか言っている場合じゃない」と目の色を変えている。
 堂薗は入部当初から毎日欠かさず野球ノートを綴ってきた。技術的なことはもちろんだが、ミーティングで首脳陣から教わったこと、印象に残った言葉なども書いてある。勇退の決まった太田誠監督の言葉の節々から4年生が中心になってやってほしいという気持ちが伝わったという。「ひと花咲かせなかったら…と、情けないことを考えると目が覚める。こうやって自分にいいプレッシャーをかけてやっていくしかないし、咲かそうという気持ちでいっぱいです」。8冊目に入った最後のノートに優勝の二文字を書き入れたい。
◆堂薗圭介(どうぞの・けいすけ)
1983年9月13日、鹿児島県生まれ。鹿児島玉龍高-駒大。外野手。右投げ左打ち。182センチ、77キロ。

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