• 「1年間悔しい気持ちを持ち続けてやっていかなければならない」と語った大八木監督=駒澤大学玉川キャンパスで(石曽根和花撮影)

  • 1年間主将としてチームを引っ張ってきた高本

  • 駅伝主将、エースとしてチームを支え続けた工藤

再起を誓う「平成の常勝軍団」 〜平成31年1月3日まで悔しさを忘れない〜 vol.1

[陸上競技部](2018年01月04日 15時13分)

1月3日、第94回東京箱根間往復大学駅伝競走が幕を閉じ、駒澤大学玉川キャンパスにて慰労会が行われた。
大八木弘明監督、高本真樹主将、工藤有生駅伝主将の挨拶・コメントを掲載致します。


◆大八木弘明監督
「今回の箱根駅伝は私の采配ミスもあった。私の責任だと思っている。シード権が取れず、9年ぶりに予選会に回ることになる。前は13年ぶり、今回9年ぶりとなったが、そういう時期なのかなという部分もあった。本当はまだまだやらなくてはいけないところというのがたくさんある。去年9位、今回12位で今回のテーマである「原点と変革」という中で、変わろうと思ってスローガンを出していたが、なかなか変わらず今回12位ということになった。選手も悔しいが私も悔しく、私の責任である。予選会でトップをとってもう1回箱根で上位争いをしなくてはいけないという決意でこの1年やらなくてはいけないと思う。今回の箱根で反省しなければいけないのは、選手ともう少しコミュニケーションをとらなくてはいけなかったというのと、自分自身が若い時とちがう中で、采配で情が出たというのがあった。使うか使わないか迷っている時に、若い時だったら切っていたのを、少し情があったというのがある。やはり勝負の世界ではそういうものはあってはいけない。そうなってはいけないことは重々わかっているが、少しずつそういうものが柔らかくなったというか、自分の情けなさというか。勝負とそういうものは別であると言い聞かせながらやっていたはずだが、そこも反省。藤田(敦史コーチ)がいる中で、練習の厳しさ、生活の厳しさというものを、やはり若い指導者がいるなかでやっていかないと、今の青学大、東洋大には勝てないと思う。チーム一丸となって、やるべきことをやらなければ強いチームにはならない。逃げていたら強いチームにはならないので、練習も含めて厳しい4年間の生活というのは頂点を目指すためには当たり前。その辺の甘さであるとか、いろんな部分の中で振り返ってやっていってもらえたらと思う。まだ改革して若いチームだが、他のチームも1年、2年の若い選手が一生懸命やっている。やれないわけではない。やはり1年生、2年生に奮起してもらい、上級生を脅かしながら自分の中で結果を掴んで、レギュラー取りを本気になってやってもらえれば、強いチームになってくると思う。しっかりその辺もふまえて自分の成績を、今回走った者も走らなかった者も含めて、16人に入れそうで入らなかった者、その一人ひとりが自分の中で見つめ直しながら、反省して自分のものを掴んでほしい。今回のシード権落ちの悔しさをこの1年間もってやってほしい。常に1年間悔しい思いを持ち続けなければ同じ結果になる。やはり人間なのでどこかで甘えてしまうが、平成31年の1月3日までこの悔しさを思いながら取り組んでいければ、成功できると思うのでしっかりがんばってほしい。応援していただいた方々に今回の結果は本当に申し訳なかったと思う。しかし、これをバネとして自分の中でしっかりまた作り上げていきたい」

◆高本真樹(経4)
「(リベンジしたいと言っていた4区だったが)10位でタスキをもらって、1つずつ前を追っていこうと決めていたので、3つ順位を上げられたのはよかった。ただ、チームの結果を見るともう少し頑張れたんじゃないかな、と思う。僕が大坪に渡した位置は、東海が1つ前で、背中が追いつける位置で渡せていたら5区の大坪の結果も変わってたんじゃないかと。少し悔いというか、心残り。2区が山下で、工藤に頼りすぎていたチーム状況で、4年生で工藤がずっと引っ張ってきてくれた。自分も工藤と同じレベルでいてやれなかったというのが、工藤に負担をかけ過ぎてたなと思う。自分もそこまで成長しなければならなかった。(レース中の心境は)走る前に、2区で遅れる予想はしていた。3区の下と自分のところでどれだけ追い上げられるかという話はしていた。タスキもらった時はもう順位関係なかったし、1つずつ前を追うだけだなという感じだった。(レース後監督に深々とお辞儀をしていたが)4年間やってきて、自分は入学当初1番持ちタイムが良く、期待されて入ってきたが中々結果が出せずにいた。2年の時に初めて箱根駅伝に出させていただき、4区区間9位という結果で、全然力不足だった。3年の時もほとんど出てないという状況。駒澤大学として駅伝に出て貢献できなかったが、それでも4年目の最後にまた4区を走らせていただいたというのは本当に幸せなことだと思った。また、後ろから監督の檄、今回に限っては優しい言葉をかけて頂いた。なんかもう、あれ(今回の4区)を走っただけで4年間の辛かった事はもう忘れられるぐらい楽しい時間だった。(優しい言葉とは)4年生だから悔いのないような走りをしよう、いいぞいいぞ!とかけて頂いた。ラスト1㌖の時は、腕を振ってリズム刻んでいけと言われたので、『あー自分ももう終わりか。』と思って感極まった。その延長で、ゴールした後、考えてはいなかったが無意識に礼をしていた。そこをたまたまファンの方に撮って頂いていて、形になって残っていた。(同期へ)キャプテンらしくないキャプテンだったが、同期のみんなが色々アドバイスをしてくれた。それがなかったら1年間やってこれなかった。本当に感謝しかない。(後輩へ)強さを見せることができなかった4年生だった。背中で見せることができなかったが、それでも最後ついてきてくれた後輩。こいつらが後輩で本当に良かったと素直に思う。今回本当に悔しい結果だったが、これもひとついい経験をさせて貰ったなと思う」


◆工藤有生(政4)
「(今回の箱根駅伝は)自分が駅伝主将としてこの1年やってきてチームを引っ張れなかったというのが今回の結果を招いたと思う。後輩たちはこの1年すごく頑張ってくれたのに自分は何ひとつ背中で引っ張ることができなかったことがとても悔しい。監督にも最後信頼してもらって7区に配置していただいたのに4年間で1回も結果として恩返しできなかったのがとても悔しい。今回の結果は反省して許されるものではないと思う。自分は今後もコニカミノルタで競技を続けるのでこの悔しさを結果で示したい。(7区での出走は)最後の最後に自分を信じてくれていれてくれたが、結果としてその期待に応えられなかった。(左足の調子は)去年あたりからずっと抜けるような感覚はあったが、それでも大会はうまく走れていたので何とかなるかなと思ったがだめだった。(後輩たちへ)後輩たちは箱根後の挨拶をきいていても強くなる意欲が伝わったので、結果としてあらわしてくれるのではないかと思う。諦めずに前だけ見て進んでほしいと思う」


明日は、「再起を誓う平成の常勝軍団 〜平成31年1月3日まで悔しさを忘れない〜 vol.2 」片西景選手、山下一貴選手、下史典選手、大坪桂一郎選手のコメントを掲載予定です。

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