• 特殊区間・6区に挑んだ中西(元井可奈子撮影)

  • ラストイヤーに向け進化を誓った白頭

  • 前後の差が大きい中区間賞まで8秒差の走りを見せた堀合(曽根優衣奈撮影)

  • 来年を見据えさらなる成長を誓った伊勢(奥野凌河撮影)

再起を誓う「平成の常勝軍団」〜平成31年1月3日まで悔しさを忘れない〜vol.3

[陸上競技部](2018年01月06日 10時53分)

 1月3日、第94回東京箱根間往復大学駅伝競走が幕を閉じ、駒澤大学玉川キャンパスにて慰労会が行われた。
復路を走った中西亮貴選手、白頭徹也選手、堀合大輔選手、伊勢翔吾選手の挨拶・コメントを掲載致します。

◆中西亮貴(地4)
「(箱根初出場だったが)大舞台だったが、そんなに緊張することもなく、いつも通りという感覚でスタートラインに立てた。練習もしっかりできていたので、自信を持って臨めた。(特殊区間・6区を任されたのは)6区の選手として、2年生の頃から本格的にやり始めた。思い入れのある区間。4年生になって11月くらいに、下りではなくて平坦を走りたいなという思いがでてきて、1回6区をあきらめた。藤田さんや監督と相談してやはり6区で箱根を走るという決断をして、その決断あってか自分の中に自覚が出てきて、やっと下りで戦えるだけの力をつけられた。(実際に走ってみて)寒いというのもあったが、普段できていたものを出せなかったのは、自分の中に力がなかったからだと思う。力がなかったと言えばそれまでだが、結果が出せなかったのは本当に悔しい。(卒業後実業団に進んでから陸上部での経験をどう生かしていきたいか)駒大はロード中心でやっているチームだが、実業団に行ってからは自分が得意なトラックでスピードを磨いていきたい。そこに駒大の4年間でスタミナや忍耐力がついたと思うので、そういうところをトラックで生かしていきたい。(大学最後のレースは)駒大のユニフォームを着ることはないが、1月の都道府県駅伝に岐阜県の代表として出るのが最後」


◆白頭徹也(市3)
「(初めての箱根だったが)どんな展開であろうととにかく自分の走りをしようと臨んだが、そんなに甘くなかったなという感じ。(工藤からのタスキリレーだったが)復路は6・7区と4年生がつないできてくれて、8・9・10区と3年生になる。3年生につなぐ最初の区間として、自分がいい走りをして流れを作っていこうと思ったがそれができなかったので自分の弱さだったと思う。(途中監督から檄を飛ばされていたが)「来年につながる走りをしないと意味がない」とか「後半しっかり上げていけよ」ということを。あまり覚えていないが、そういった言葉はもらった。(9年ぶりにシード権を逃したが)とても悔しいが、また1からチームを作り直すチャンスだと思う。もう一度ここから強い駒澤を作り直すためにも自分たち新4年生が厳しいチームにしていかなければならない。今まで自分のことだけでいっぱいだったが、これからはチームのことを考えて、どうやったら強くなるかなどを考えていかなければならない。(今後は)もっと強くなりたいと思ったし、こういった大きな舞台で走らないと意味がないと思う。そのために今回せっかく走らせていただき、経験も積ませてもらった。来年しっかり走るために、練習に励んでいきたいと思う。(チームとしての今後は)今までのままじゃためだと今回の結果で分かったと思うので、一人一人が具体的な目標を持って小さな達成を積み重ねて行くことが自分にもチームにも必要なのだと感じた」


◆堀合大輔(国3)
「(2度目の箱根は)去年とはまた違い、緊張せずにうまくレースに入れたのが良かったと思う。(去年との違いは)去年は前後との差が短くて、その中でもシード権を守れたという結果だった。だが今回は前後との差が大きくて、前が見えない位置のタスキリレーだった。その中で前を追う走りだったのでそこが大きく違うと感じた。(監督・コーチから)シード権と大きな差があったので少しでも1秒でも前に出て次に渡すという指示だったので、前を追うという走りを目指した。(今回の結果を踏まえて)今まで生きてきて一番悔しいが、だからと言って悔しいで終わらずに、前を向かなければいけない。明日の朝から練習があるので、また1年間頑張りたいと思う。(課題は)今年は流れに乗り切れない、止めてしまうというのが多かったと思うので、それを来年度のチームはしっかり良い流れで次に繋げるチームを作って箱根で良い結果を出したいと思う」


◆伊勢翔吾(現3)
「(2度目の箱根は)12位という結果で終わってしまい、素直に悔しいという気持ち。(去年との違いは)7区に比べてフラットなコースで走りやすさは感じた。しかし10区の後半は上げることができたものの、向かい風があり思うようなペースができなかった。自分自身が区間賞を取ることができれば、シード権内までいけたということを考えると自分の力のなさを痛感した。(監督・コーチから)シード権内までタイム差があったので、監督からしっかり自分の走りをするようにと言われた。(今年の結果を踏まえ課題は)来年も厳しい戦いになると思うが、残されたメンバーは決して力がないわけではない。しっかりこの悔しい思いを1年間持ち続けて、来年こそはしっかり優勝争いできるようなチーム作りをしていきたいと思う」

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