• 自己ベストを3秒以上更新した湯淺=日本体育大学健志台陸上競技場で(奥野凌河撮影)

  • 目標タイムには届かなかったものの市澤も自己ベスト更新(奥田葉月撮影)

湯淺・市澤ともに1500m自己ベスト更新!次戦でのさらなる記録更新を誓う

[陸上競技部](2017年09月23日 15時08分)

第258回日本体育大学長距離競技会が9月23日、日本体育大学健志台陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。

【1500m】
〈12組〉
1位 清水 鐘平(山学大) 3:44.71
2位 メシャクムングティ(NDソフト) 3:45.27
3位 中谷 浩崇(慶應大) 3:45.47
6位 市澤 長太(歴1) 3:49.69☆
11位 湯淺 慎也(国2) 3:51.68☆

※☆は自己ベスト


1500m12組には湯淺慎也、市澤長太の2名が出場。
同組で日本新記録を狙う村山絋太選手(旭化成)を応援すべく競技場には多くの観客が集まった。
レースは城西大の選手らが先頭でペースメイクをする形で進行。
湯淺、市澤はともに集団中ほどからスタートした。
1000mを超えたあたりで市澤が前に出ると湯淺は後を追う形に。
自己ベスト更新を果たしたものの「後輩に負けてしまったのが悔しい」とこぼし、次戦でのリベンジを誓った。
市澤も自身の目標であった45秒を切れなかったと悔しさを口にし、さらなる高みを目指して気持ちを切り替えていた。


◆湯淺慎也
「(久々の記録会だったが調子は)夏合宿やその後もしっかり練習出来ていたので自己ベストは出ると思っていた。しかし後輩(市澤)に負けてしまったのが悔しい。また、3分50秒を狙っていたが切れなかったので、次の1500mで記録を残したい。(夏合宿の成果を感じた場面は)いつも序盤にハイペースで突っ込んでラストまでもたず離れてしまうが、今回は思った以上には上がらなくとも余裕を持って最後まで走ることができた。(レースプランは)先頭が速いとわかっていたので、無理をせずイーブンペースでずっと走り、最後にあげていくという感じで走った。(村山紘太選手(旭化成)と同じ組だったが)憧れの選手の1人でもあったので、一緒に走り、目の前でトップレベルを体感できたのはとてもいい経験だった。(今後の目標は)とりあえずは後輩の市澤に負けないこと。そして目標としている物江さんの日本選手権のタイムである47秒を切ること」


◆市澤長太
「(今日の調子は)合宿明け一発目で、しっかりとここに合わせようとしていたがそんなに良くなかった。(自己ベストタイムだったが)自分が狙ってた3分45秒より遅かったから素直には喜べない。
(レースプランは)監督と話して、常に60秒おしを意識していた。60秒で楽に3週走ったあと、残り300mをどれくらい自分で上げれられるかを課題にしていた。実際は集団についていたから一周60秒を切れなかったが、3周目までは楽に走れていた。次は60おしを自分の心に刻んで走りたい。(村山選手と同組だったが自分のペースで走れていたか)スタートした瞬間1人ドカーンと抜けていった。噂では日本記録を狙うということを聞いていたが、今の自分にはそんな実力がないから、確実に大学生集団でトップをとろうとしていた。(夏合宿を終えて)以前よりは脚力がついて、楽に走れるようになった感じはする。スピード中心でやってきていた分、距離を踏んでいなかったのでラスト上がるかどうかに響いてきたのかなと思う。スタミナとスピードのバランスをちょうど良くしたい。(今年の1年生は勢いがあるが)合宿をやっていても1年生の中で加藤(淳、経1)や神戸(駿介、仏1)はいい練習をこなしていて、自分はサポートをしていたから二人の姿を見てすごいなと思っていた。その中で自分も1500mだけでも勝ってやるという気持ちでやってきた。他にも自分よりも速い人がたくさんいるが、自分の得意種目だけは負けたくない。(今後の目標は)10月14日の日体大記録会1500mで3分45分を切る。今回はそれができなかったから次回はしっかりとやりたい」

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