• 日本選手権A標準を突破した物江=日本体育大学健志台陸上競技場で(奥田葉月撮影)

  • 自己ベストを更新した新入生の市澤

  • 4位でフィニッシュした杉山

  • 自己ベスト更新の谷

  • 余裕を持つことができたと話した中村(石曽根和花撮影)

物江、日本選手権A標準突破… 駒大勢自己ベスト続々更新! 1万mは結果振るわず

[陸上競技部](2017年04月22日 18時24分)

第256回日本体育大学長距離競技会が4月22日、日本体育大学健志台陸上競技場で行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。

※ ☆は自己ベスト

【1500m】
<16組>
1位 モタンヤラザラス (桜美林大) 3:50:56
2位 酒匂郁海 (日体大) 3:51:54
3位 池田耀平 (日体大) 3:53:80
4位 杉山秀樹 (経3) 3:55:16

<17組>
1位 小林航央 (筑波大) 3:46:35
2位 野口雄大 (順天堂大) 3:47:26
3位 黒河一輝 (環太平洋大) 3:49:10
6位 市澤長太 (歴1) 3:50:15 ☆

<18組>
1位 保坂拓海 (明大) 3:45:27
2位 イエゴエバンズ (サンベルクス) 3:45:57
3位 物江雄利 (地3) 3:45:66 ☆

【800m】
<11組>
1位 クレイアーロン竜波 (相洋高) 1:55:38
2位 阿久津樹生 (青学大) 1:55:40
3位 後藤優 (横国大) 1:58:23
5位 谷尚威(仏3) 1:58:52 ☆

【10000m】
〈9組〉
1位 棟方雄己(カネボウ) 29:09:55
2位 大塚倭(神大) 29:10:60
3位 上野渉(Honda) 29:10:64
19位 中村大聖(政2) 29:53:08

〈10組〉
1位 パトリック・ワンブイ(日大) 28:04:85
2位 ベナード・キマニ(ヤクルト) 28:04:92
3位 有村優樹(旭化成) 28:37:84
26位 高本真樹(経4) 30:13:51


1500mには16組、17組、18組にそれぞれ杉山、市澤、物江が出場。
自己ベストを狙った杉山はスタートから順位を守る形でゴール。1年生の市澤は先頭から少し離れる場面もあったが粘りを見せ自己ベストを更新した。世田谷記録会で5000m13分台に突入した物江は今回も自信をもってレースに挑み、猛然とラストスパートをかけ日本選手権A標準の47秒を切る3:45:66という自己ベストを叩き出した。800mに出場の谷も自己ベストを塗り替え、駒大の勢いを感じさせる結果となった。


強い雨が降りしきる中行われた1万m。9組に中村、10組に高本が出場した。中村は集団の中ほどの位置からスタート。中盤はなかなかペースが上がらなかったが、ラストではスピードをあげ、19位でゴールした。外国人選手がレースをけん引した10組。先頭集団とそれ以降の集団の間が開き、高本はレース前半、第2集団の中ほどでレースを展開した。6000m付近からは単独走が続き、最後は26位でレースを終えた。目標の28分台に届かぬ悔しさの残る結果となった。


◆藤田敦史コーチ
「(1万mのレースに関して)収穫がなかった。世田谷記録会を終えてから、日体大に向けて質の高い練習を積んできたが、それが試合に繋がらなかった。(強い雨が降っていたが)この状況の中でも28分台を出している選手もいるので雨は関係なかった。ハーフマラソンといった重要なレースを見据えての1万mだった。疲れが抜けきらない中で高いレベルの練習をやってしまった。疲れが残っていたかな、という感じ。(改善点は)良い練習は積めている。試合と、質の高い練習で疲労がだいぶ来ていると思う。練習自体はできていないわけではないので、その疲労を抜くことが必要。(今後に向けて)引き続き練習をしっかりやって、関東インカレで勝負できるようにしていきたい」

◆高本真樹
「(今日は)世田谷記録会で自分の予想通りのレースができた。その後、上手く練習を積んでからの1万メートルだったので悪くない状態で臨んだ。スタートラインに立った時は少し体が重いかな、というくらいだった。最低でも28分台というのをターゲットにしていたが、序盤から動きがはまらない部分があった。そこでフォームがバラバラになってしまった。(雨の中でのレースだったが)こういう状況の中でも他大の選手は走っている。駒大のキャプテンとしてこういう時こそ結果を出さなければいけないなと思う。それができなったことが悔しい。(レース中意識していたことは)他大の選手には負けられないという意識で走っていたが、それができなかった。一番やってはいけないレースだった。(今後に向けて)今日のレースの反省を反省で終わらせず、改善点を自分で出して、次にこのようなレースをしないようにやっていきたいと思う」

◆杉山秀樹
「(今日の調子は)結構良かった。(監督・コーチからは)自己ベストを狙っていくよう言われた。(今日のレースプラン)序盤からスローペースだったのでラスト上げなければいけないというのはあったが、身体が動かず上げられなかったのが課題。(新チームの雰囲気は)寮が新しくなり寮規則も変わって、みんな良い流れ、良い雰囲気の中でできていると感じる。(今後の目標)2週間後くらいに東海大記録会で1500mがあるので3分50秒、自己ベスト更新を目指したい」

◆物江雄利
「(今日は)スピード練習自体は先週1週間くらいやって、1500mのスピードを意識した練習はやっていたので、調子もそこそこ良くアップの段階で動くと感じていた。世田谷記録会で5000m自己ベストを出して走れたので自信を持ってスタートラインに立った。(目標タイムを上回っていたか)監督からは日本選手権の47秒を突破するというのを言われていたが自分では45秒を切りたいと思っていた。結果45秒6だったのでそういう意味では少し足りなかったが、とりあえず日本選手権A標準を突破できたので良かった。(自己ベストを更新し続けているが)調子自体とても良く、練習も良い練習が立川ハーフ以降継続してできているので自信を持ってやっている。監督からも良い練習が出来ているから自信を持ってやっていいというのは言われているので、そういう面で精神的にも良い意味で余裕を持ってスタートラインに立てているのが調子の良い理由になっているかなと思う。(明日の5000mは)監督からは明日の朝起きて身体の状態を見てから決めていいと言われている。いちおうGGN(ゴールデンゲームスinのべおか)のほうにもエントリーしてもらっているのでまだ明日の5000mは分からないが、今日自己ベストが出たので、疲労を抜いて明日出られれば最終組で13分40秒台を目指していきたい。(チームも勢いに乗っているが)高本さん、工藤さんが中心となってAチームがすごく良い練習ができているのでチームの状態もとても良い。箱根がああいった結果になってしまったのは100%自分のせいなので、そういう意味でも自分的にはトラックシーズンからチームの勢いを良くする走りというのを考えながらやっている。ただ箱根の借りは箱根でしか返せない。箱根に繋がる1年間にしていきたいので、最終目標の箱根まで今の勢いを更に良くするようにチームとして、個人として頑張っていきたい」

◆谷尚威
「(今日は)調子は悪くなかった。600mくらいまでは目標のタイムで通過できていたのだが、残り200mで足が動かなかった。自己ベストは出たが、満足はいってない。(目標としていたタイムは)56秒をきること。監督にも56か57秒くらいではいかないとダメだぞと言われていた。(同期の好調は刺激になっているか)みんないいタイムが出ているから、自分も出さなくてはと思っていたし、続きたかった。今日も物江や市澤がいいタイムを出していたので続きたかったがうまくいかなかった。(課題は)最後200m残りのフォームがバラバラになってしまったこと。(次のレースは)1週間後の日体大での短距離中距離競技会に出ようと思っている。(残り1週間どんな練習を積んでいくか)しっかりと調整を積みたい。もっと400mに余裕を持って入ることと、最後200mのフォームを意識して調整をしていく」

◆中村大聖
「(今日は)調子は普通だった。調整期間をいただいていたので自分の力を出せるくらいの調子だったと思う。雨が降って思っていたより冷えてしまい、途中から動かなくなってしまった。(レースを振り返って)動きは良かったが我慢するところでできなかった。余裕は持っていたが、腕が冷えてしまい、思ったような走りができなかった。(レース中意識していたことは)5000mまで余裕をもって、そのあとはしっかり粘り、ラストはあげていくというイメージだったが、途中で遅いペースにはまった動きになってしまい。そこからじりじりと下がっていくレースになってしまった。思ったような走りではなかった。(今後に向けて)
次のレースは仙台でのハーフになる。この1万mで大分余裕を持てていたので、その感覚をつなげたい。今回の1万メートルを今後にうまくつなげていきたい」

◆市澤長太
「(今日の調子は)まあまあだったが走ってみると身体が動いていたので良かった。(監督・コーチからは)監督からはまだ1年生だから積極的な走りをして前のほうでどんどん勝負しろと言われたので、意識して前へ行った。コーチからも1年生なので積極的な走りを見せてくれと言われた。(今日のレースプランは)積極的に前のほうについていって、ラストでまた伸びて組のトップをとるというプランだった。実際走ってみると最初自分の思っていたポジションではない位置にいて、気づいたら先頭と少し離れて途中1人で走っている場面もあった。前のほうについていればもっと速い記録も出たと思うのでそこは反省している。(ラストスパートは)ラストはあげる余裕があって、レース自体もそんなにきつくはなかった。まだまだいけると思うので、次の1500mの記録会の時には物江さんを目指して、最低でも47秒をきって日本選手権を目指したい。(今後の課題)自分は物江さんと違ってスタミナがまだそこまで無いのでスタミナをつけるためにも物江さんと同じかそれ以上の練習をして、物江さんがまだいるうちに自分が1回でも勝って、駒大の中距離は自分が引っ張っていけるように頑張りたい」


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