• 序盤から攻めの走りを見せた井上=高島平周回コースで(大丸勇樹撮影)

  • 力走を見せた堀合(伊藤大志撮影)

  • 学生トップでゴールテープを切った宮下(田中碧撮影)

宮下、学生1位!上級生の意地見せる

[陸上競技部]第40回高島平・日刊スポーツロードレース大会(2015年10月18日 12時21分)

 第40回高島平・日刊スポーツロードレース大会が10月18日、高島平周回コースで行われた。結果は以下の通り(上位3名と駒大のみ)。

<20㎞大学男子の部>
1位 宮下 紘一(現4) 1時間01分25秒
2位 安藤 健太(東海大)1時間01分30秒
3位 井上 拳太朗(経4)1時間01分48秒
8位 堀合 大輔(国1)1時間02分13秒
10位 片西 景(地1)1時間02分23秒
30位 中西 亮貴(地2)1時間04分08秒
44位 川戸 拓海(国2)1時間04分47秒

 駒大は序盤、先頭集団でレースを引っ張る。中盤以降で宮下と井上が前に出て積極的なレース展開を繰り広げる。堀合・片西も先頭に続き、1年勢は安定した走りで上位で食い込んだ。中西と川戸は序盤好調だったが、後半スピードを落とし30位と44位でゴール。宮下と井上は一気にスパートをかけフィニッシュ。宮下は学生1位、井上は3位と好成績を残し、表彰台に登った。

◆大八木弘明監督
「(今日の総評は)タイム的に60分台学生1位ということだったが、もっと川内選手あたりと競ってほしかった。今回は箱根の予選会もあり強い選手が出場しなかったが、学生1位はよかった。1年生はまずまずといったところで、61分台に入ってほしかった。2年生は1年生にも負けており上級生として恥ずかしい。(チームの雰囲気は)出雲が終わったが、いい雰囲気で練習に励んでいる。全日本は勝ちたいという思いがあり、それに向かってまとまってやっている。主力も練習をしっかりこなしている。(今後の課題は)今の1年生や2年生がレベルアップしないと層が厚くなってこない。(全日本へ)やはり青学大の選手は層が厚いので、最後の最後まで競りたい」

◆宮下紘一
「(今日のレースは)4年生は試合の数が減ってきているので積極的にレースを作ることを意識して走った。(監督やコーチからは)積極的に前の方に出て、ラスト5キロが大事だと言われていた。(現在のチームの雰囲気は)出雲駅伝で青学大と山学大に負けてしまったがチームとしては全日本や箱根の優勝を目指してやっているので雰囲気としては非常に良いチームだと思う。(今後の課題は)ラスト5キロで川内選手に仕掛けられた時に反応しきれない部分があり、結果として負けたことにつながったので、最後のスタミナを今シーズンで鍛えていきたい」

◆井上拳太朗
「(レースとしては)今日の長い距離のレースは箱根に繋がると思う。全体のペースが遅かったので、タイムよりも順位狙いに切り替えた。タイムは最低限の結果が出たと思う。(監督からは)昨日の箱根の予選会では日本人の60分台が多く出ていたので、そのくらいのタイムが出なければ他に負けると言われていた。条件は違かったが、そのタイムは意識していたので出せなかった点は課題。(チームとしては)出雲で負けた悔しさはそれぞれが持ちながら、出雲を走った人も走ってない人も全日本で走れるようにといい雰囲気で練習ができている。(個人として今後は)11月にハーフマラソンがあって箱根になるので、いい流れをつないでいきたい」

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